【 第9章 2023年度生用 教育課程(学部別)】
文学部 日本語日本文学科
書道コース

1. コースの特徴

書道コースは、1回生時では「研究入門ゼミ」をはじめとする基礎力アップのための科目を中心に据え、その基盤の上に自由な展開を図るべく、充実したカリキュラムが組まれているのが特徴です。2回生からは、多様な漢字・かな古典を研究するとともに書道史等を通して幅広く書の魅力を探ります。3・4回生では、実習と書論の両面から基礎を固め、応用力を修得し、卒業研究につなげます。また、日本語日本文学科としての専門科目の履修によって、心豊かな人間としての総合的な力が身につくように配慮されています。

2. 各回生の到達目標

下の表は、各学科・コース別に、専門教育科目の獲得目標を一覧化したものです。その後に続く、学科・コースのカリキュラム表と併せ、受講登録はもちろん、4年間でどのような学力を身につけ卒業に向かうのか、計画を立てる際に参考にしてください。

ディプロマ・ポリシー(DP)

  • ① 日本語の特質を理解し、豊かなコミュニケーション能力を身につけている。
  • ② 各時代の文学を読解するための、基礎的な語彙力や表現力を身につけている。
  • ③ 作品や文章を通して、人間や社会に関する課題を発見し、考察する力を身につけている。
  • ④ 日本文化に関する総合的な理解を深めていくことで、国際化が進行する社会にふさわしい知性やコミュニケーション力を身につけている。
  • ⑤ 書の制作や書学研究を深めることにより、自身の感性を磨き、豊かな創造力と表現力を身につけている。
1回生

基礎力アップのために、「研究入門ゼミ」を中心とする科目を置き、それをふまえて自由な展開を図るべくカリキュラム編成をしています。しっかり基盤を固めてください。

2回生

2回生からは、多様な漢字・かな古典を研究するとともに、書道史を学ぶことを通して幅広く書の魅力を探ります。古典を学ぶことで、書に関する表現技術を学ぶとともに、過去と現代、中国と日本を同時に収める視野を獲得していきます。

3回生

2回生までの成果をふまえ、実習と書論の両面を深めて卒業制作・卒業研究につなげます。書のあらゆる表現分野に関心を持ち、それぞれの表現力を身につけ、さらに社会と書の関係についても考えを深めていきます。

4回生

4年間の集大成としての卒業制作展が京都文化博物館(予定)で一般公開され、卒業制作集としても発行されます。論文で制作に替えることもできます。いずれにしても全力投球してください。書の活動を総合的に行うことで、書を社会に活かすための実践力を身につけていきます。

ディプロマ・ポリシー(DP)

ポータルサイト配信の確認を習慣に

学生のみなさんに対する連絡は、ポータルサイトへの配信によって行います。
配信されたものについては各自確認されたものとして取り扱いますので、毎日の習慣として必ず内容を確認するようにしてください。

【ポータルサイトの利用方法】
『 在学生の方へ 』のページからポータル(ユニパ)をご確認ください。