1. 履修登録とは
履修登録とは、各年度当初の定められた時に、その年度に履修しようとする科目を登録するものです。履修登録は、すべて登録者本人の責任で行います。登録事項に間違いがあった場合、本人がその責を負います。また、登録していない科目の受講はできません。
2. 科目の種類
科目の種類や性格によって、さまざまな呼び方があります。登録のガイダンスや大学からの連絡時にも使用されるので、理解しておくようにしましょう。
(1)カリキュラム上の種類
- ① 必修科目
- 必ず修得しなければならない科目です。あらかじめ登録されています。
- ※ 一度不合格となり、次年度再履修する場合は、自身で登録する必要があります。
- ② 選択必修科目
- 決められた科目の中から、規定以上の単位を修得することが必修とされている科目です。自分の興味関心のある科目はもちろん、幅広い知識を身につけることを念頭に置きながら計画的な履修を心がけてください。
- ③ 自由科目
- 必要または興味に応じて自由に選択することのできる科目です。卒業要件単位には数えません。
(2)履修登録上の種類
- ① 履修指定科目
- 必修科目ではありませんが、所属学科の方針や将来のキャリアデザインのために履修が強く推奨されている科目です。原則として削除することはできません。
- ② クラス指定科目
- 必修科目や履修指定科目であらかじめクラスが指定されている場合は、原則的にクラスの変更はできません。
- ③ 抽選実施科目
- 登録申請者が定員を超えた場合はアカデミックセンターで抽選を行い、履修者を決定します。抽選にもれた場合は登録が削除されますので、必要に応じて履修登録訂正期間に訂正を行ってください。また、当選した科目の登録を削除(辞退)することはできません。なお、先の履修登録期間に定員に達さず、追加登録を受け付けた科目の申請者が定員を超えた場合は、追加申請者を対象にあらためて抽選を実施します。
- ④ 定員到達科目
- 定員に到達した科目は、訂正期間中に追加で登録することができません。アカデミックセンターからの連絡をよく確認するようにしてください。
3. 履修登録スケジュール
登録に関する年間のスケジュールは以下のとおりです。詳細な日にちについては、毎年度、事前に通知されます。アカデミックセンターからの連絡は、必ず確認するようにしてください。
3月上旬 | 上回生 履修登録期間 |
---|---|
3月中旬 | 抽選結果ポータルサイト配信・掲示 |
4月初旬 | 新入生 履修登録期間 |
4月上旬 | 前期授業開始 |
4月中旬 | 履修登録訂正期間 |
4月下旬 | 定員到達講義・抽選実施講義結果発表 「学生時間割表」確認期間 |
9月中旬 | 後期履修登録訂正期間 |
9月下旬 | 後期授業開始 |
10月上旬 | 定員到達講義・抽選実施講義結果発表 「学生時間割表」確認期間 |
4. 履修登録の流れ
(1)履修計画の立てかた
履修計画は、この『履修の手引き』をよく読んで、ポータルサイトから配信される各年度のシラバスや時間割を参考にしながら、慎重に行ってください。同時に、クラスアドバイザーや各学科教務担当の教員、アカデミックセンターの職員による履修指導も参考にしてください。
※ シラバスとは授業計画書のことで、みなさんがその授業について知り、理解をするためのものです。シラバスを見て自分が何のために、何をどのように学び、何ができるようになるのかを明確化し、具体的にイメージしてみてください。その授業を履修するかどうかを判断しやすくなります。なお、シラバスは、ポータルサイトから閲覧できます。
(2)履修登録期間
履修登録は以下の手続きで行いますが、「指定された期間に登録・訂正・確認ができなか った」などの責任は、全て学生自身の責任となります。この『履修の手引き』や学年暦、掲示や配布物による登録関係の連絡事項に十分注意して、間違いのないように行ってください。
- ① 登録期間・登録訂正期間(前期)
- 在学生の登録期間は3月上旬、新入生は4月初旬です。後期科目についても登録期間に一括して登録しなければいけません。登録期間後に登録訂正期間を設けていますので、科目の追加や削除ができます。ただし、後期の科目を後期登録訂正期間の時に登録しようとしても、定員到達や抽選のため、登録できないことがあります。年間の履修計画を登録期間にしっかり立てるようにしましょう。
- ② 登録訂正期間(後期)
- 前期に行った登録のうち、後期科目の追加・削除ができますが、通年科目や秋期集中科目の追加・削除はできません。
(3)登録申請
登録はWeb上のポータルサイトから行いますが、登録期間以外は登録画面に入ることができません。また、ポータルサイト上にある「履修登録マニュアル」を確認してから履修登録を行うようにしてください。
(4)登録申請科目の確認
前期・後期ともに、登録期間終了後に時間割確認期間を設けています。これは、自身がどのような科目を登録したかを確認するための期間です。履修登録期間に登録した内容は、ポータルサイト「学生時間割表」画面に随時反映されますが、抽選対象となる科目もあり、最終確定版ではありませんので注意してください。
5. 履修登録上限
学修すべき科目を精選することで十分な学修時間を確保し、授業内容を深く身につけることを目的として、各回生で登録できる単位数の上限を設けています。登録の際は、この上限単位数を超えて登録することはできません。また、本学以外で修得した単位等で申請により認定された単位は、上限の対象外とします。なお、看護学部については、下表の科目にかぎり、履修登録上限単位数に含みません。
要卒単位・資格関係科目 | 1回生 | 2回生 | 3回生 | 4回生 |
---|---|---|---|---|
文学部 | 48 | 48 | 48 | 48 |
国際英語学部(2024年度以前入学生) | 40 | 30 | 48 | 48 |
国際英語学部(2025年度以降入学生) | 40 | 32 | 48 | 48 |
発達教育学部 | 49 | 49 | 49 | 49 |
総合心理学部 | 48 | 48 | 48 | 48 |
現代ビジネス学部 | 48 | 48 | 48 | 48 |
経済学部 | 48 | 48 | 48 | 48 |
経営学部 | 48 | 48 | 48 | 48 |
工学部 | 48 | 48 | 48 | 48 |
看護学部 | 48 | 48 | 48 | 48 |
健康科学部 | 48 | 48 | 48 | 48 |
- 年間履修登録制限より除外する科目【看護学部対象】
-
区分 科目名 教育の基礎的理解に関する科目 教育原論、教職入門、教育制度論、教育心理学、特別支援教育論、教育課程論 道徳、総合的な学習の時間等の内容及び
生徒指導、教育相談等に関する科目道徳教育の理論と方法、総合的な学習の時間の指導法、特別活動論、教育方法論、生徒指導論、教育相談 教育実践に関する科目 養護実習、教職実践演習 養護に関する科目 学校保健、養護概説、精神保健 教育職員免許法施行規則
第66条の6に定める科目日本国憲法
6. 注意事項
(1)配当回生
各科目には履修できる回生が決められており、履修するには自身の回生が配当回生に達している必要があります。例えば、3回生の学生が1回生配当の科目を履修することはできますが、1回生の学生が3回生配当の科目を履修することはできません。
(2)重複履修
すでに単位を修得済みの科目を、もう一度登録することはできません。また、同一学期の同一講時に、2つ以上の科目を重複して登録することはできません。集中講義を複数登録する際は、授業日程に重複がないか、自身でよく確認を行ってください。
※ アカデミックセンターでの日程重複のチェックは行いません。重複する科目の履修登録を行った場合、一方の科目に出席できなくなり、単位を修得できません。
(3)他学部・他学科科目の履修
資格取得などの関係により、所属する学部以外の科目を、一部の科目を除いて随意科目(要卒単位外)として履修できることがあります。希望する場合は、履修登録期間中にアカデミックセンターへ申し出てください。
(4)秋期集中科目、通年集中科目の登録・削除
8月下旬~9月中旬の間に行われる「秋期集中科目」と、前後期通して不定期に行われる「通年集中科目」は、9月の後期登録訂正期間での登録・削除を認めていません。前期の登録訂正期間までに登録・削除をおこなってください。
(5)前提科目の合否と履修制限
科目によっては、「A科目の単位を修得済みでないとB科目を履修登録できない」などの制限がある場合があります。『履修の手引き』、『シラバス』でよく確認してください。
(6)遠隔授業の履修
大学設置基準に基づき、2024年度から卒業要件に含めることができる遠隔授業の単位数は60単位を上限とします。詳細は【第2章 単位】の【4. 遠隔授業の単位修得について】をご確認ください。
(7)登録に関する質問
『履修の手引き』『履修登録の注意事項』『履修ガイダンス等での配布資料』を読んでも、分からなかった場合の質問は、Microsoft
Teamsのチャットボットアプリ「たちばなQ&A」にて受け付けます。よくある質問にはチャットボットが自動回答します。回答が見当たらない場合は、アカデミックセンターおよびスチューデントセンターの各事務課(有人)につなぐことができます。
なお、履修登録期間の終了後の質問に対する回答は行われますが、要望に対する履修登録の変更はできません。
各事務課(有人)からの回答について、以下の事項にご注意ください。
- ● 窓口受付時間外の質問への回答は、翌営業日以降となります。
- ● 回答に時間を要することがあります。
チャットボットアプリ「たちばなQ&A」
Microsoft TeamsのTOP画面にて「たちばなQ&A」を選択し、チャットで質問してください。

7. 履修辞退
登録した科目の履修ができない、また、履修を継続できない特別の理由が生じた場合、下記の条件で履修辞退を認めることがあります。許可された場合は、その科目の成績評価はGPAの計算対象外となり、「成績通知書」には履修辞退を表す「W」が表示されます。また、履修辞退が許可された場合、辞退した科目の単位数分の科目を履修登録訂正期間に追加登録することができます。「履修辞退」の申請要領は、下記のとおりです。
(1)申請理由[以下の理由により、履修が困難となる場合を原則とします。]
- ① 病気・事故による入院または加療
- ② 日時を指定された通院
- ③ 実習・介護等体験・インターンシップと集中講義との日程重複
(2)申請期間
各セメスター、学年暦上の授業終了日まで
- ※ 集中講義については、各集中講義期間の最終日まで申請を受け付けます。
- ※ 「学年暦」はポータルサイトから確認することができます。ログイン後、トップページにある「リンク集」からご確認ください。
(3)受付時間
アカデミックセンター窓口時間
(4)提出先
アカデミックセンターのカウンターで申し出てください。
(5)申請書類
以下の書類を一式として申請時に提出してください。
- ① 所定の申請書
- ② 学生時間割表(ポータルサイトの「学生時間割表」機能からダウンロード)
- ③ 辞退理由を証明する書類
※ 病気等が辞退理由の場合は診断書、公募型インターンシップの場合は「理由書」が別途必要です。