ポータルサイト配信の確認を習慣に
学生のみなさんに対する連絡は、ポータルサイトへの配信によって行います。
配信されたものについては各自確認されたものとして取り扱いますので、毎日の習慣として必ず内容を確認するようにしてください。
- 【ポータルサイトの利用方法】
- 『 在学生の方へ 』のページからポータル(ユニパ)をご確認ください。
卒業要件
124
単位
10単位
単位 | 回生 | |
---|---|---|
知へのマインドセット | 2 | 1〜 |
英語 Ⅰ A | 1 | 1〜 |
英語 Ⅰ B | 1 | 1〜 |
英語 Ⅱ A | 1 | 1〜 |
英語 Ⅱ B | 1 | 1〜 |
ITリテラシー | 1 | 1〜 |
データサイエンス基礎 | 1 | 1〜 |
単位 | 回生 | |
---|---|---|
医療と生命の倫理 | 2 | 1〜 |
21単位
※の各領域からは所定の単位数以上の修得必須
※2単位以上
[ 分野 ]現代の思想
単位 | 回生 | |
---|---|---|
哲学概論 | 2 | 1〜 |
倫理学概論 | 2 | 1〜 |
ジェンダーとダイバーシティ | 2 | 1〜 |
心理学概論 | 2 | 2〜 |
宗教学概論 | 2 | 2〜 |
[ 分野 ]メディアと情報
単位 | 回生 | |
---|---|---|
言語コミュニケーション論 | 2 | 1〜 |
現代のメディアと表現 | 2 | 1〜 |
数学演習 Ⅰ | 2 | 1〜 |
数学演習 Ⅱ | 2 | 1〜 |
情報社会論 | 2 | 1〜 |
AIリテラシー | 2 | 2〜 |
※2単位以上
[ 分野 ]外国語と文化理解
単位 | 回生 | |
---|---|---|
比較文化論 | 2 | 1〜 |
芸術と文化 | 2 | 1〜 |
異文化コミュニケーション論 | 2 | 1〜 |
文化人類学 | 2 | 1〜 |
中国語 Ⅰ | 2 | 1〜 |
中国語 Ⅱ | 2 | 1〜 |
中国語 Ⅲ | 2 | 1〜 |
中国語 Ⅳ | 2 | 1〜 |
韓国語 Ⅰ | 2 | 1〜 |
韓国語 Ⅱ | 2 | 1〜 |
韓国語 Ⅲ | 2 | 1〜 |
韓国語 Ⅳ | 2 | 1〜 |
[ 分野 ]歴史・文化
単位 | 回生 | |
---|---|---|
歴史から学ぶ | 2 | 1〜 |
京都の歴史・文化 Ⅰ | 2 | 1〜 |
※2単位以上
※2単位以上
単位 | 回生 | |
---|---|---|
こころとからだの健康科学 Ⅰ | 2 | 1〜 |
こころとからだの健康科学 Ⅱ | 2 | 1〜 |
医学概論 | 2 | 1〜 |
統計学基礎論 | 2 | 1〜 |
臨床心理学 | 2 | 2〜 |
健康心理学 | 2 | 3〜 |
みなさんの就職のために非常に重要な科目ですので、卒業するための単位を計画的に修得していきながら、キャリア関連科目を受講していってください。
※ これらの科目は要卒科目には含まれていませんので、卒業に必要な124単位には加算されません。
単位 | 回生 | |
---|---|---|
キャリア開発基礎講座 | 2 | 1〜 |
医療事務研究 Ⅰ | 2 | 1〜 |
医療事務研究 Ⅱ | 2 | 1〜 |
単位 | 回生 | |
---|---|---|
キャリアコミュニケーション Ⅰ | 2 | 2〜 |
キャリアコミュニケーション Ⅱ | 2 | 2〜 |
単位 | 回生 | |
---|---|---|
救急救命将来講座 Ⅰ | 1 | 2〜 |
救急救命将来講座 Ⅱ | 1 | 2〜 |
※ キャリア関連科目はこの他にもあります。毎年度の開講科目と内容をシラバス等で確認しながら、受講してください。
82単位
単位 | 開講期 | |
---|---|---|
人体の構造と機能演習 Ⅰ(形態と構造) | 2 | 前 |
人体の構造と機能演習 Ⅱ(生体の諸器官の働き) | 2 | 後 |
病理学 | 2 | 後 |
公衆衛生 | 2 | 後 |
救急救命学総論 Ⅰ(救急救命士の使命) | 2 | 前 |
救急救命関係法規 | 2 | 前 |
救急救命見学実習 | 1 | 通 |
救急救命実習 Ⅰ | 5 | 通 |
アカデミックスキルズ Ⅰ | 1 | 前 |
救急救命キャリア開発演習 Ⅰ | 1 | 後 |
単位 | 開講期 | |
---|---|---|
生化学・微生物学 | 2 | 前 |
救急疾病 Ⅰ(循環系、呼吸系等) | 2 | 前 |
救急疾病 Ⅱ(神経系、消化系等) | 2 | 後 |
救急病態生理学 Ⅰ(循環系、呼吸系等) | 2 | 前 |
救急病態生理学 Ⅱ(神経系、各種ショック等) | 2 | 後 |
救急外傷医学 Ⅰ(外傷総論、頭部・体幹外傷) | 2 | 前 |
救急外傷医学 Ⅱ(運動器外傷、熱傷等) | 2 | 後 |
救急救命学総論 Ⅱ(病院前医療) | 2 | 後 |
救急処置各論 Ⅰ(傷病者観察) | 2 | 後 |
救急救命実習 Ⅱ | 5 | 通 |
アカデミックスキルズ Ⅱ | 1 | 後 |
救急救命キャリア開発演習 Ⅱ | 1 | 前 |
単位 | 開講期 | |
---|---|---|
救急処置各論 Ⅱ(薬物と検査) | 2 | 前 |
臨床病態学 | 2 | 前 |
救急症候学 Ⅰ(胸部疾患、腹部疾患等) | 2 | 前 |
救急症候学 Ⅱ(神経疾患、呼吸器疾患等) | 2 | 前 |
救急疾病 Ⅲ(筋・骨格系、泌尿・生殖系等) | 2 | 前 |
急性中毒学・環境障害 | 2 | 後 |
小児科学 | 1 | 後 |
精神医学 | 1 | 後 |
産婦人科学 | 1 | 後 |
救急救命災害演習 | 2 | 後 |
救急救命同乗実習 | 1 | 通 |
救急救命病院実習 | 5 | 通 |
救急救命実習 Ⅲ | 4 | 通 |
救急救命キャリア開発演習 Ⅲ | 1 | 前 |
救急救命キャリア開発演習 Ⅳ | 1 | 後 |
救急救命キャリア開発演習 Ⅴ | 1 | 後 |
単位 | 開講期 | |
---|---|---|
救急救命実習 Ⅳ | 4 | 通 |
救急救命総合演習 | 2 | 後 |
救急救命キャリア開発演習 Ⅵ | 1 | 前 |
クリティカルシンキング
正しく課題を認識し、適切な判断・分析・統合をすることで最適解を導くための思考方法(クリティカルシンキング)を学ぶ。このことにより、他者の意見を批判的・分析的に検証する力、他者の意見に含まれる問題点を合理的な方法で指摘できる力、自らの意見に対する批判に対して合理的に回答する力、議論に含まれる問題を出発点として、よりよい解決策や代替案を提案する力などの獲得をめざす。
閉じる数学的思考を身につける
日常生活や仕事でさまざまな問題、さらに環境などの社会的課題を考えるうえで、数学は欠かせない。この科目では、将来、市民として的確な判断を下すために役に立つ数学的考え方や概念を、現実の課題を考えるなかで学習する。扱うのは、経済や環境を考えるうえで重要な指数・対数、刻々と変化する様子から全体を知るための差分や微積分、社会の集団現象を分析するための統計や確率などである。授業では、これらの数学の必要性を理解することを目標とする。
閉じる哲学概論
市民や社会人として必要とされる倫理観や人間性の養成、異なる考え方や異なる文化を持つ人々を理解する能力の養成を目的とする。哲学は何を問題にしてきたのか、またそれにどのように取り組んできたか、そしてその問いは私たちにとってどんな意味をもつのかについて、さまざまな哲学者の著作を通して考える。
閉じる倫理学概論
倫理学とは何か、倫理学にどのような意義があるのかを理解し、倫理学的な考え方を身につけることを目標とする。社会正義を考えるをテーマとして学びを進め、近代以降の倫理学の学説を中心に、倫理学的な考え方の基礎を歴史的背景を含めて理解し、現代社会の諸問題を考えるうえで倫理学的な思考法の意義と重要性を知る。
閉じるライティング基礎
大学でのスタディ・スキルとして必要とされる読解力や基本的な文章作成能力の獲得をめざす。演習を通して文章を読む力を養成しながら、添削指導等により、論理的な論説文を書くために必要な文章構成力や推敲の能力を獲得する。
閉じるアカデミックライティング
大学での学修で求められる学術的文章を書く技術を、演習を通じて獲得する。大学における学術的文章には、授業で課されるレポート、実習レポート、卒業論文等が含まれる。本科目により、内容が正確に伝わるわかりやすい文章、かつ客観的な評価に耐えうる文章を書く力の獲得をめざす。
閉じるアカデミックライティング
大学での学修活動に必要なアカデミック・スキルとしての読解力や文書作成能力などの日本語運用能力の獲得をめざす。原稿用紙の使い方など大学生活で役立つ実用的な「書く」能力を身につけさせることからはじめ、高度な文章を読む力を養成しながら、添削指導により、論理的な論説文を書くための文章構成や推敲の能力を高める。
閉じるITリテラシー
現代の情報化社会に必須であるコンピュータやネットワークに関する基礎的知識の理解と、文書作成、表計算、プレゼンテーションのソフトウェアを活用する技能を、演習を通して習得する。具体的には、Officeソフトを通じ、身近な素材を元に文書ソフトではレポート作成、表計算ソフトではグラフ作成や数値分析、プレゼンテーションソフトではスライド作成といった実践力と応用力を養うとともに、情報社会におけるさまざまな危険を防ぐための知識、情報を扱ううえでのマナーを身につける。
閉じるデータサイエンス基礎
社会全般の情報化が進み、道具であるパソコンがより便利に使いやすく進歩していくなかで、使い手である我々には、それらに関する知識だけでなく、情報そのものを使いこなすことが求められている。本科目では、社会で求められている情報活用の基礎力を体系化し、どうやって効果的に情報を活用するかを演習を通して学習する。具体的には、一連の情報プロセス(収集、分析、整理・保管、表現、運用)の意味を理解し、データや情報を適切に処理・活用できる力を身につける。
閉じるAIリテラシー
実社会において人工知能(AI)が活用される機会は大きくなってきている。日常生活のなかで、あるいは職業生活のなかでAIを活用するにあたり、その仕組みやAIを使ってできることとその限界を学び、AIをツールとして使いこなせる力(AIリテラシー)を獲得する。
閉じる情報社会論
情報通信技術が現代社会をどのように支えているのか、また、現在どのような課題があり、今後社会をどのように変えていくのかを学ぶ。テキストを中心に、適宜スライドや配布資料、政府や団体の公開資料等を用いる。理解の深化と確認のため、レポート提出や複数回の理解度テストを実施する場合がある。
閉じる情報社会論
情報通信技術が現代社会をどのように支えているのか、また、現在どのような課題があり、今後社会をどのように変えていくのかを学ぶ。テキストを中心に、適宜スライドや配布資料、政府や団体の公開資料等を用いる。
閉じる情報処理演習 Ⅰ
現代の情報化社会に必須であるコンピュータやネットワークに関する基礎的知識の理解と、文書作成、表計算、プレゼンテーションのソフトウェアを活用する技能を習得する。具体的には、Officeソフトを通じ、身近な素材を元に文書ソフトではレポート作成、表計算ソフトではグラフ作成や数値分析、プレゼンテーションソフトではスライド作成といった実践力と応用力を養い、情報社会におけるさまざまな危険を防ぐための知識、情報を扱う上でのマナーを身につける。
閉じる情報処理演習 Ⅱ
社会全般の情報化が進み、道具であるパソコンがより便利に使いやすく進歩していくなかで、使い手である我々には、それらに関する知識だけでなく、情報そのものを使いこなすことが求められている。本講義では、社会で求められている情報活用の基礎力を体系化し、どうやって効果的に情報を活用するかを学習する。具体的には、一連の情報プロセス(収集、分析、整理・保管、表現、運用)の意味を理解し、データや情報を適切に処理・活用できる力を身につける。
閉じる情報処理演習 Ⅲ
企業の実務において、PCを使用したデータの集計処理能力、業務データのグラフ分析やデータベース分析能力、またネットワークの利活用による情報収集や情報発信の実務能力を養成するため、表計算ソフト「Microsoft Excel」を使用し、簡潔で説得力のある質の高いビジネス文書や業務目的に応じた適切な資料作成の修得を図り、企業実務で通用する実践的な能力を身につける。
閉じる情報処理演習 Ⅳ
企業の実務において、PCを使用したビジネス文書作成能力やネットワークの利活用による事務能力や情報収集、発信能力が大変重要な能力として求められており、この授業では、現在、ワープロソフト「Microsoft Word」を使用し、簡潔で説得力のある質の高いビジネス文書や業務目的に応じた適切な資料作成の修得を図り、企業実務で通用する実践的な能力を身につける。
閉じる情報処理演習 Ⅴ
ホームページにおける動的なデータ処理やアニメーション表現などにJavaScriptやFlashのActionScriptによるプログラムが使われている。これらによるプログラミングは、現在のWeb技術には欠くことのできない技術になっており、WebデザイナーやWebプログラマーの基礎技術にもなっている。授業では、画像や図形のアニメーションを使うプログラミングの初歩と基本的な処理パターンを修得する。また、それを通してプログラミングによるアニメーション表現の可能性を考える。
閉じる情報処理演習 Ⅵ
授業では、まずPowerPointを活用したプレゼンテーション資料の作成技術を習得する。また、コンピュータ上での静止画像のマルチメディア表現の技術として、フォトレタッチ(画像の編集・合成)、アニメーション動画素材の作成技術としてFlashアニメーション、三次元マルチメディア素材の作成技術として3Dグラフィックス作成の基礎技術を修得する。また、それを通して、FlashアニメーションやFlashロゴデザインによる表現の可能性を考える。
閉じる知へのマインドセット
本科目は、本学の教養教育課程全体の基盤的科目のひとつであり、本科目で学んだ基礎の上に、その後の教養教育課程に設定する多様な科目の学びを重ねることにより、「社会を構成する知的市民としてのマインドセット」の獲得をめざすものである。また、本科目を受講することにより、本学の教学理念を理解したうえでその後の学びを進められるようにするための科目としても位置付ける。そのため、まずは本学の教学理念を学んだうえで、本学に設置する多様な学部から、それぞれの学問領域の基礎を学び、各学問領域を学ぶ意義を理解する。
(オムニバス方式/全14回)
知へのマインドセット
本科目は、本学の教養教育課程全体の基盤的科目のひとつであり、本科目で学んだ基礎の上に、その後の教養教育課程に設定する多様な科目の学びを重ねることにより、「社会を構成する知的市民としてのマインドセット」の獲得をめざすものである。また、本科目を受講することにより、本学の教学理念を理解したうえでその後の学びを進められるようにするための科目としても位置付ける。そのため、まずは本学の教学理念を学んだうえで、本学に設置する多様な学部から、それぞれの学問領域の基礎を学び、各学問領域を学ぶ意義を理解する。
閉じるジェンダーとダイバーシティ
ジェンダーは人種・民族・階級とともに、人間の歴史的経験を作り上げる最も基本的な要素である。この科目では社会・文化・政治・宗教・教育において、ジェンダーがどのように作用してきたかを考察する。また、人間の差異によって作りだされる支配関係を明らかにするジェンダーの視点を用いて今日的な課題を考える。
閉じるジェンダー研究
ジェンダーは人種・民族・階級とともに、人間の歴史的経験を作り上げる最も基本的な要素である。この授業では社会・文化・政治・宗教・教育において、ジェンダーがどのように作用してきたかを考察する。また、人間の差異によって作りだされる支配関係を明らかにするジェンダーの視点を用いて今日的な課題を考える。この講義により、ジェンダーに関する基本的な概念を理解するとともに、ジェンダーの視点を用いて歴史・文化・社会を理解する力を養うことを目標とする。
閉じる宗教学概論
宗教とはいったい何なのか、そして人はなぜ宗教を求めるのか、といった問題を考えることを通じて、私たちは宗教とどのように向き合っていくのがもっとも適切なのかについて、自分なりの考えを形成する。具体的には、客観的で科学的な立場から、宗教の歴史を概観し、有神論と無神論、創唱宗教と自然宗教といった分類のしかたなどを考察する。
閉じる宗教学概論
宗教を正しく理解するための必要な基礎知識を習得しながら、人間社会にとって宗教が果たす重要な役割とその意義について考える。具体的には、客観的で科学的な立場にたって、宗教の歴史を概観し、有神論と無神論、創唱宗教と自然宗教といった分類のしかたなどを考察する。
閉じる心理学概論
「こころ」は誰もが毎日働かせているものであり、対人関係や社会生活について考えるうえでも「こころ」を抜きにすることはできない。こうした身近な存在であるがゆえに、関心を持つ人は多いが、誤解されることや表層的な理解にとどまることも多いと考えられる。そこでこの科目では、自然科学の一種としての心理学の全体像を概観する。そのことで、受講者の持っていた興味や関心が正確な知識とつながり、さらに自らで考えることができるようになるための基礎づくりを目標とする。授業では、生理、知覚、認知、社会、教育、発達、人格、臨床といった心理学の諸分野にわたって広く概説し、心理学の基礎的な知識や、その考え方を身につけられるように進めていく。
閉じる言語コミュニケーション論
日常あらゆる人が行うコミュニケーションにおいて、言語がどのような役割を担っているのかを知る。言語を客観的に捉える姿勢を身につける。言語学の諸分野について講義を行い、そのなかでコミュニケーション上の言語の役割について説明していく。
閉じる現代のメディアと表現
今日、日本のメディア・コンテンツは世界的な文化として高く評価されつつある。その理由はいくつかあるが、もっとも重要なのは、単なるサブ・カルチャーの域を出て、現代文明に対する警鐘を鳴らすような、知的水準の高い創作活動を実現していることがあげられる。その意味では、かつての純文学とよく似た役割を、日本の映像メディアは今や担っている。こうした観点に立って、日本の映像文化について考える。
閉じる文化人類学
我々人類は、多様な生活習慣をもち、さまざまな文化を形成している。文化人類学は人間の科学といわれ、個別文化の調査・分析から文化の普遍的な法則を見つけ出し、そこに表れる人間行動の諸相を明らかにすることを目的としている。本科目では、まず、文化人類学がどのような学問なのかを理解することから始め、その研究史、研究視角、調査方法について解説し、さらに具体的な研究事例も取り上げる。
閉じる芸術と文化
芸術と文化の関わりなどについて、芸術の歴史や哲学、美術、音楽など総合芸術をテーマとして学ぶ。また、美術や音楽、映像などの芸術を鑑賞し、現在さまざまに試みられている芸術表現などを取り上げ、芸術による文化発展の可能性や問題について考察する。
閉じる歴史から学ぶ
概要:歴史学の学問としての方法論を知るとともに、多様な視点から事象を理解する姿勢を身につける。世界史と日本史分野の教員が担当し、歴史学を学ぶうえで必要な学問的方法論についての理解を深める。授業においては特に日本と異文化の接触・交流の視点や、文献史学以外の学問研究の視点に留意するとともに、史料を的確に読む重要性について徹底的に講義する。
閉じる京都の歴史・文化 Ⅰ
京都の複合する遺跡から京都の歴史と文化を探る。考古資料をもとに京都の地下の文化財に触れ、京文化の根源を学び、探り、理解し、考えてみる。そして京都の遺跡からわかる歴史と文化の表現方法の取得に向う。平安京以前からの、京都の遺跡を学習する。適宜、歩き探る京都を紹介する。
閉じる京都の歴史・文化 Ⅱ
本科目は、京都橘大学と総本山醍醐寺の学術交流協定に基づく科目である。京都に伝わる文化財が、いかにして伝承されてきたかを学ぶ。同時に文化財を生み出した京都の文化とその将来を考える。現代まで受け継がれてきたさまざまな文化について講義する。さらに醍醐寺に残る文化財、信仰行事に接する機会を設け、日本文化について考察を進める。
閉じる文学と京都
古典から近現代文学まで、京都が小説でどのように描かれ、そのなかでどのような物語が生成されてきたかを考える。21世紀の作家の小説のなかで、京都を舞台とし、学生(主に大学生)が登場する作品を読み、近代の名作との共通点と相違点を考える。
閉じる経済学概論 Ⅰ
現代日本経済における諸問題を学ぶことによって、経済学への導入を図る。具体的には、まずバブル経済とその崩壊による平成不況の深刻化の課程を「不良債権処理の10年」として概観する。次に、ケーススタディとして、日本長期信用銀行の破綻、山一証券の自主廃業について検討する。そして、女性労働として雇用機会均等法と育児支援を取り上げるとともに、労働問題として過労死・過労自殺、ホームレス、派遣労働、ネットカフェ難民、派遣村などを取り上げる。これらの諸問題を、映像資料を活用してイメージ豊かに学ぶ。
閉じる経済学概論 Ⅱ
戦後日本経済の歩みについて講義する。敗戦直後から、高度経済成長を経て、低成長経済に移行し、1980年代後半にバブル経済に突入するまでを、映像資料を活用してイメージ豊かに学ぶ。具体的には、特需景気、もはや戦後ではない、金の卵、エネルギー革命、所得倍増計画、公害、列島改造、ドルショックと石油ショック、日米経済摩擦、分割民営、バブル経済、プラザ合意、外国人労働者などを取り上げる。
閉じる日本国憲法
日常生活のなかで見え隠れするさまざまな社会的な問題を考え、対処をするために必要な、日本国憲法に表された基本的な思考を身につける。また、これを理解するために必要な基本的知識を身につけることを目標とし、基本的な事柄をできる限り分かりやすく解説していく。
閉じる私たちのくらしと行政
国と自治体の行政活動と社会問題の繋がりについて説明できるようになる、行政に関する制度について市民社会との関係のなかで理解し説明できるようになる、公共政策の実際について分析し説明できるようになることを目標とする。行政は変化し続ける社会への対応を迫られており、その果たすべき役割は、社会との関係のなかで問われている。そのため、行政と外部との関係に着目しながら学んでいく。
閉じるくらしと経済
わたしたちのくらしの物質的な基盤となるのが経済である。この経済のくらしへの影響は時とともにますます大きくなっている。したがって、経済を理解することは現代社会に暮らすすべての人間にとって必要なことである。この科目では、市場と価格メカニズム、政府の役割、経済成長、経済発展、金融システム、雇用システム、国際収支、為替相場などの、経済を理解するための基本概念を、身近な事例を用いて説明し、わたしたちの日常のくらしをとりまく経済現象について学ぶ。
閉じるくらしと経済
わたしたちのくらしの物質的な基盤となるのが経済である。この経済のくらしへの影響は時とともにますます大きくなっている。したがって、経済を理解することは現代社会に暮らすすべての人間にとって必要なことである。この科目では、市場と価格メカニズム、政府の役割、経済成長、経済発展、金融システム、雇用システム、国際収支、為替相場などの、経済を理解するための基本概念を、身近な事例を用いて説明することによって、わたしたちの日常のくらしをとりまく経済現象について学ばせる。
閉じる健康に生きる
「健康」「生きる」「健康に生きる」について、政治、経済、文化、社会、教育、保健医療システム等、さまざまな視点から現象をとらえ、自分自身の健康に生きるについて考えることはもちろん、家族、コミュニティ、日本国内、世界の健康に生きるについても考える。
閉じる健康に生きる Ⅱ
健康を食生活の視点から学び、食生活の自己管理能力を高める。健康と栄養の関連を理解するとともに、食の安全性を理解し、健康増進に役立て、健康的な食生活を志向する。講義では、糖質、脂肪、アミノ酸、ミネラル、ビタミンといった栄養素と、人の健康との関係について解説する。また、健康と食生活をテーマに、ダイエット、運動、ストレスなどについて講義する。講義のなかでは、健康と食に関するトピックを適宜紹介する。
閉じる健康に生きる Ⅲ
個人の「健康」について精神的な側面(メンタルヘルス)を中心に学ぶ。心理学や医療行動科学の分野で研究されているさまざまなメンタルヘルスの理論や、その歴史的な発展について講義し、現代人が健康に生活する上でのメンタルヘルスの重要性の理解を促す。健康に関する精神的側面を主軸としながら、個人の心理社会生物学的な健康を包括的に理解する。さらに、メンタルヘルスの維持増進や予防に役立つとされるさまざまな理論・技法についても概観する。また、メンタルヘルスが個人の全般的な健康に資する役割についても言及する。
閉じるスポーツコース Ⅰ
ソフトバレーボールと6人制バレーボールを教材として基礎体力と技術のスキルアップを図り、またスポーツの必要性を学び、自己の健康管理や怪我なく楽しく運動するために最も必要なルールやマナーを身につける。同時にグループ(チーム)を通し、コミュニケーション・スキルの向上を図る。
閉じるスポーツコース Ⅱ
生涯スポーツの必要性を学び、スポーツの実践をとおして、自己の健康管理ができる基礎能力を養う。特にレクリエーションスポーツを中心に楽しく運動することができる習慣と能力を身につける。 バドミントンと卓球の基本的な技術練習とルールの理解から始め、シングルスおよびダブルスでのリーグ戦形式でのゲームを中心に行う。
閉じるスポーツコース Ⅰ
ソフトバレーボールと6人制バレーボールを教材として基礎体力と技術のスキルアップを図り、またスポーツの必要性を学び、自己の健康管理や怪我なく楽しく運動するために最も必要なルールやマナーを身につける。同時にグループ(チーム)を通し、コミュニケーション・スキルの向上を図る。
閉じるスポーツコース Ⅰ
生涯スポーツの必要性を学び、スポーツの実践を通して、自己の健康管理ができる基礎能力を養う。特にレクリエーションスポーツを中心に楽しく運動することができる習慣と能力を身につける。ソフトバレーボール、バレーボール、卓球、バドミントンなどのスポーツを行う。
閉じるスポーツコース Ⅱ
Ⅰに引き続き、ソフトバレーボールと6人制バレーボールを教材として、さらに基礎体力と技術のスキルアップを図る。またあわせて、スポーツの必要性を学び、自己の健康管理や怪我なく楽しく運動するために最も必要なルールやマナーを身につける。同時にグループ(チーム)を通し、コミュニケーション・スキルの向上を図る。
閉じるスポーツコース Ⅱ
生涯スポーツの一環として楽しく、正しい知識を身につけ、運動におけるダイエットプログラムやリラクゼーションで健康的なフィットネススポーツを学び実践する。「生活習慣病」の知識も身につけ、現在の体から将来に向けた体づくりのための運動知識の修得をめざす。
閉じるスポーツコース Ⅲ
生涯スポーツの必要性を学び、スポーツの実践をとおして、自己の健康管理ができる基礎能力を養う。特にレクリエーションスポーツを中心に楽しく運動することができる習慣と能力を身につける。バレーボール、バスケットボール両種目の基本的な技術や知識を学習するとともに、全体での基礎練習から始め、グループ単位での練習を行い、リーグ戦形式でゲームを楽しむ。
閉じるスポーツコース Ⅳ
生涯スポーツの必要性を学び、スポーツの実践をとおして、自己の健康管理ができる基礎能力を養う。特にレクリエーションスポーツを中心に楽しく運動することができる習慣と能力を身につける。バドミントンと卓球の基本的な技術練習とルールの理解から始め、シングルスおよびダブルスでのリーグ戦形式でのゲームを中心に行う。
閉じる地球の環境と自然
政策と個々人の取り組みとの両面から、環境問題の解決に向けた取り組みについて考察する。環境問題を発生させ拡大させる社会的な要因について分析し、それらへの対応策について研究する。そして、個々の生活と環境問題の関係性について学び、さらに市民、NPO、行政、企業などの多様な主体が連携して進める持続可能な社会に向けた取り組みの現状と課題について学ぶ。
閉じる生命と生態系
地球の誕生から現在に至るまでの地球と生物の歴史を学ぶ。そのなかでも特に、人類が進化・発展してきた第四紀と呼ぶ現代社会と密接に関係する時代を、人類の諸特徴とともに、氷河の消長、海水準変動、植生変遷などの古地理に係る変遷、および生物地理と人類の拡散などの事象を通して理解することを目標にする。これらは地層そのものと地層中に含まれる化石や考古遺物などの証拠に基づくものであるから、層序と地層の対比、地質学・堆積学の諸法則、化石の二面性、堆積と浸食、堆積構造と変形構造などの地層学の基礎事項の理解を図るとともに、現代生活にも係る火山噴火や地震、土石流などの地盤災害の事例と、その原因も合わせて学習する。
閉じる比較文化論
世界は「謎」に満ちている。私たちの想像や理解を超えたことが頻発している。そうした「謎」を、自分には関係ないと簡単に退けず、自分を、そして自分を形作ってきた「文化」というとらえどころのないものを理解する最良の機会と考えられるようになれたら――これがこの科目の最大の目標である。世界で起こっているさまざまな問題の背景にある文化、価値観、思考様式を知り、そうした問題と自分がどう関わるのかを考えることを通して、さまざまな文化について理解するとは、すなわち自分が変わることであることを理解する。
閉じる異文化コミュニケーション論(人文)
本科目は、異文化を実際にどのように理解すればいいのかを考える。そして、諸外国の文化や歴史を理解することの重要性と、それがまた日本を理解する鍵となることを学ぶ。年表や各種の歴史的な史料、新聞記事や写真、画像などを紹介しながら進める。
閉じる外国語臨地演習
外国語を、実際に使われている土地で学び、運用能力を高めるための科目である。中国、韓国などの協定大学で寮生活を送りながら、およそ1ヵ月のプログラムを学修する。授業は午前中で、午後に適宜見学などが配置されている。プログラム終了直前には、文化遺産見学ツアーも予定される。
閉じる国際関係入門
グローバル化の進展した今日では、ヒト・モノ・カネの移動を身近に感じ、国内のあらゆる事象が国際社会と密接につながっている。本科目を通じて、国際関係を理解するうえで基礎となるものの見方・考え方や、複雑化・多様化する現代の国際関係を的確に捉え、問題解決に向けて自ら思考し解決策を見出す力を養うことを目標とする。
閉じる日本語 Ⅰ(外国人留学生科目)
概要:週2回の授業を「読解・作文」と「理解・会話」の2つに分け、日本での生活全般および大学での学習に必要な基礎的な理解力・表現力を身につける。
(オムニバス方式/全28回)
日本語 Ⅱ(外国人留学生科目)
概要:週2回の授業を「読解・作文」と「理解・会話」の2つに分け、日本での生活全般および大学での学習に必要な基礎的な理解力、表現力をさらに高めていく。
(オムニバス方式/全28回)
日本語 Ⅲ(外国人留学生科目)
概要:週2回の授業を「読解・作文」と「理解・会話」の2つに分け、日本での生活全般および大学での学習に必要とされる高度な理解力、表現力を身につけていく。特に語彙を増やすこと、多彩な表現を身につけることに重点を置く。
(オムニバス方式/全28回)
日本語 Ⅳ(外国人留学生科目)
概要:週2回の授業を「読解・作文」と「理解・会話」の2つに分け、日本での生活全般および大学での学習に必要とされる高度な理解力、表現力を身につけていく。各自の専攻に関わる論文の読み方、書き方を学ぶことを重点とする。
(オムニバス方式/全28回)
日本語 Ⅲ
(概要)週2回の授業を「読解・作文」と「理解・会話」の2つに分け、日本での生活全般および大学での学習に必要とされる高度な理解力、表現力を身につけていく。特に語彙を増やすこと、多彩な表現を身につけることに重点を置く。
閉じる日本語 Ⅳ
(概要)週2回の授業を「読解・作文」と「理解・会話」の2つに分け、日本での生活全般および大学での学習に必要とされる高度な理解力、表現力を身につけていく。各自の専攻に関わる論文の読み方、書き方を学ぶことを重点とする。
閉じる日本語 Ⅱ
(概要)週2回の授業を「読解・作文」と「理解・会話」の2つに分け、日本での生活全般および大学での学習に必要な基礎的な理解力、表現力をさらに高めていく。
(オムニバス方式/全28回)
日本語 Ⅲ
(概要)週2回の授業を「読解・作文」と「理解・会話」の2つに分け、日本での生活全般および大学での学習に必要とされる高度な理解力、表現力を身につけていく。特に語彙を増やすこと、多彩な表現を身につけることに重点を置く。
(オムニバス方式/全28回)
日本語 Ⅳ
(概要)週2回の授業を「読解・作文」と「理解・会話」の2つに分け、日本での生活全般および大学での学習に必要とされる高度な理解力、表現力を身につけていく。各自の専攻に関わる論文の読み方、書き方を学ぶことを重点とする。
(オムニバス方式/全28回)
日本事情 Ⅰ(外国人留学生科目)
さまざまな読みものを読むことを中心に、新聞、DVDなどの副教材も活用して、現在の日本と日本人についての知識を身につける。また、発表やディスカッションを通じて、日本と日本人の今について考える。
閉じる日本事情 Ⅱ(外国人留学生科目)
さまざまな読みものを読むことを中心に、新聞、DVDなどの副教材も活用して、現在の日本と日本人について、より豊富な知識を身につけていく。また、発表やディスカッションを通じて、日本と日本人の今について考える。
閉じる日本事情 Ⅲ(外国人留学生科目)
さまざまな読みものを読むことを中心に、新聞、DVDなどの副教材も活用して、現在の日本の社会と経済についての知識を身につける。また、発表やディスカッションを通じて、日本の社会や経済への理解を深める。
閉じる日本事情 Ⅳ(外国人留学生科目)
さまざまな読みものを読むことを中心に、新聞、DVDなどの副教材も活用して、現在の日本の社会と経済について、さらに豊富な知識を身につける。また、発表やディスカッションを通じて、その理解を一層深いものにしていく。
閉じる日本事情 Ⅰ
さまざまな読みものを読むことを中心に、新聞、DVDなどの副教材も活用して、現在の日本と日本人についての知識を身につける。また、発表やディスカッションを通じて、日本と日本人の今について考える。
閉じる日本事情 Ⅱ
さまざまな読みものを読むことを中心に、新聞、DVDなどの副教材も活用して、現在の日本と日本人について、より豊富な知識を身につけていく。また、発表やディスカッションを通じて、日本と日本人の今について考える。
閉じる日本事情 Ⅲ
さまざまな読みものを読むことを中心に、新聞、DVDなどの副教材も活用して、現在の日本の社会と経済についての知識を身につける。また、発表やディスカッションを通じて、日本の社会や経済への理解を深める。
閉じる日本事情 Ⅳ
さまざまな読みものを読むことを中心に、新聞、DVDなどの副教材も活用して、現在の日本の社会と経済について、さらに豊富な知識を身につける。また、発表やディスカッションを通じて、その理解を一層深いものにしていく。
閉じる異文化交流演習 Ⅰ
外国人とコミュニケーションをとり、ともに生き、働いていくために必要となる「共生力」などについて学ぶ。海外から見た日本文化などについて、グループワークやディスカッションを行うことを通じて、これからの時代に必要な国際感覚を身につける。
閉じる異文化交流演習 Ⅱ
グローバル化が進む世界状況の中でヒト・モノ・カネの往来がますます盛んになりつつある。日本人学生と留学生が合同で実施するこの授業では、グループワークを中心に、日本とアジアの関係を学び、留学生の知恵を借りながら、「メイド・イン・ジャパン」をさらにグローバル化していく方法を考えていく。 また、アジアの中の京都という観点から京都の様々な観光地を訪れ、インバウンドやコト消費の様子を実地見学する予定である。
閉じる日本人と宗教
日本社会が伝統として培ってきた宗教の文化的土壌を理解し、そこから宗教的な見方、考え方を通して人間関係のあり方やその形成について豊かな意味を獲得していくことを理解し、実践していく態度を身につける。具体的には、日本社会に広く展開した宗教(神道、仏教、キリスト教、儒教、民俗行事など)について、その実践や文化的視点から、資料等を用いながら学ぶ。
閉じる民法
民法は、私法分野の基本法であり、市民の社会生活そのものを広範に対象とする学問である。本講義では、民法の基本構造を明らかにし、主要な法原則、法制度、法概念を理解するとともに、その基礎的知識を獲得することを目的としている。また、具体的な事例や裁判例を用いながら、民法が日常生活にどのように関連しているのかを明らかにすることで、法的な問題発見能力、問題処理能力を養い、法の生きた理解を可能にする。特に、財産法の分野の解説に重点を置くが、家族法の分野についても一通り概観しておく。
閉じる政治学概論 Ⅰ
政治学への入口として、政治についての意識形成、政治についての基礎知識、政治学を学問としてとらえる力を身につけることを目的とする。授業では、権力、デモクラシー、政治システムと政治過程、地方自治、国際政治、宗教と政治、官僚制などを概観し、基礎的知識を獲得する。そのため、テキストを活用しつつ現代日本の政治現象を身近に感じられるように、時事問題を政治学的に考察するヒントを提示するとともに、テレビを中心とするマスコミ以外によって、政治に関する情報・言説を知るソーシャルメディア利用法などにも言及する。
閉じる政治学概論 Ⅱ
具体的な政治家・政治現象の事例(例えば、「大平正芳」など)から、戦後の日本政治を政治過程論として概観し、さまざまな政治家が活躍する舞台を具象的に再現できるようにする。さらに、日本における政府の仕組み、とりわけ政党と官僚との関係を知り、政治家・政治過程の実際について自分で考え、論評できるようになることを目標とする。具体的には、新自由主義と社会民主主義、内政と外交、族議員と派閥、政権交代と派閥抗争、消費税と赤字国債などについて考察するとともに、映画で政治家はいかに描かれてきたかなどメディアと政治の関係にも言及する。
閉じる政治学概論 Ⅱ
具体的な政治家・政治現象の事例から、戦後の日本政治を政治過程論として概観し、さまざまな政治家が活躍する舞台を具象的に再現できるようにする。さらに、日本における政府の仕組み、とりわけ政党と官僚との関係を知り、政治家・政治過程の実際について自分で考え、論評できるようになることを目標とする。
閉じる法学概論 Ⅰ
法学概論Ⅰでは、国家の統治組織や作用、行政権の主体と個人との関係等について学ぶ。主に憲法を中心として進めていき、国民の権利・自由に関する基本的人権論や、権力分立・国家行政組織・地方自治といった統治機構の諸制度を範囲とするが、重要事項の理解を深めるために、関連のある諸法にも触れていく。本講義では、各講において具体的な事例を用いた設問を挙げ、そこで論点となるテーマに関する判例・学説を理解する。また、各制度のあり方について考察し、憲法の基本理念や一般理論を修得する。
閉じる法学概論 Ⅱ
法学概論Ⅱでは、私法全体の理解を目的としており、主に民法と商法を中心に進めていく。本講義では、契約、住まい、家族生活、事故の遭遇などのさまざまな場面において、私法との有機的な関連を可能な限り明らかにし、各制度の正確な位置づけを図る。各テーマの理解を深めるために、借地借家法、製造物責任法、民事訴訟法といった特別法も、適宜に範囲に含める。また、具体的な事例を提示して、その解決を念頭に置きながら重要な事項について説明することで、初歩的な応用力を身につける。
閉じる経営学概論
「会社(企業)が事業を経営する」という基本命題を分析的に理解できるようになること、言い換えると、会社(企業)・事業・経営の相互作用を立体的・構造的に把握するため、それらをめぐる社会システムを理解できるようになること、これが授業での目標である。具体的には、まず会社(企業)形態、事業の定義、経営形態等について講義する。次に会社の「戦略と組織」について、最後には、サプライ・チェーン・マネジメントやアウト・ソーシング等、最新の経営手法の具体的な事例分析に関する講義を行う。
閉じる会計学概論
目標:企業会計の基本的なシステムを学ぶとともに、あらゆる組織への会計の適用可能性を理解する。内容:企業経営のプロセスを、資金の流れとして学ぶ。さらに、付加価値の形成、市場における価値の創造、収益の分配、および、稼得利益の意義を体系的に考察することによって、企業経営の本質を理解する。また、この学習を、複式簿記のシステム(簿記一巡の手続き)の理解と連動して行う。したがって、他人資本(負債)、自己資本(純資産)、資産、費用、収益という5つのグループの経営プロセス上での役割についても、それぞれのグループ内の勘定科目のレベルにまで、一定程度深化させて理解する。簿記システムの基礎的理解をめざし、簿記一巡の手続きについて学ぶ。
閉じる会計学概論
企業会計の基本的なシステムを学ぶとともに、あらゆる組織への会計の適用可能性を理解する。内容:企業経営のプロセスを、資金の流れとして学ぶ。さらに、付加価値の形成、市場における価値の創造、収益の分配、および、稼得利益の意義を体系的に考察することによって、企業経営の本質を理解する。また、この学習を、複式簿記のシステム(簿記一巡の手続き)の理解と連動して行う。したがって、他人資本(負債)、自己資本(純資産)、資産、費用、収益という5つのグループの経営プロセス上での役割についても、それぞれのグループ内の勘定科目のレベルにまで、一定程度深化させて理解する。簿記システムの基礎的理解をめざし、簿記一巡の手続きについて学ぶ。
閉じる会計学概論
企業会計の基本的なシステムを学ぶとともに、あらゆる組織への会計の適用可能性を理解することを目標とする。企業経営のプロセスを、資金の流れとして学ぶ。さらに、付加価値の形成、市場における価値の創造、収益の分配、および、稼得利益の意義を体系的に考察することによって、企業経営の本質を理解する。また、この学習を、複式簿記のシステム(簿記一巡の手続き)の理解と連動して行う。したがって、他人資本(負債)、自己資本(純資産)、資産、費用、収益という5つのグループの経営プロセス上での役割についても、それぞれのグループ内の勘定科目のレベルにまで、一定程度深化させて理解する。簿記システムの基礎的理解をめざし、簿記一巡の手続きについて学ぶ。
閉じる社会学概論 Ⅰ
社会学概論Ⅰでは、自我、家族、コミュニティ、階級・階層、国民国家、グローバル化、情報化など社会学の基本概念の理解を通じて、現代の日常生活を社会学的に理解する方法の修得をめざす。社会学を学習する上での困難のひとつは、社会が空気のような当たり前の存在に思われがちな点にあるが、この授業では、社会の歴史的な形成を明らかにすると同時に、社会の自明性や秩序を守るために私たちには何が求められているのか、という問題意識を身につけることも目標になる。
閉じる社会学概論 Ⅱ
社会学概論Ⅱでは、社会学概論Ⅰでの基本概念の理解を踏まえ、近年社会学の研究対象として定着した中・後期親子関係、教育システム、親密性、記憶、情報技術などのテーマについて、それぞれの研究分野の第一人者によるテキストの読解を通じて、社会学的想像力の定着をめざす。
閉じる社会学概論 Ⅰ
自我、家族、コミュニティ、階級・階層、国民国家、グローバル化、情報化など社会学の基本概念の理解を通じて、現代の日常生活を社会学的に理解する方法の修得をめざす。社会学を学習する上での困難のひとつは、社会が空気のような当たり前の存在に思われがちな点にあるが、この授業では、社会の歴史的な形成を明らかにすると同時に、社会の自明性や秩序を守るために私たちには何が求められているのか、という問題意識を身につけることも目標になる。
閉じる社会学概論 Ⅱ
近年社会学の研究対象として定着した中・後期親子関係、教育システム、親密性、記憶、情報技術などのテーマについて、それぞれの研究分野の第一人者によるテキストの読解を通じて、社会学的想像力の定着をめざす。
閉じる地域課題研究
京都には臨床検査関連の試薬や分析装置を製造する会社、臨地実習では学べない特殊検査等を扱う検査センターのラボ等が多く存在する。臨床検査の仕事場は病院だけでなく、こうした企業もその一つである。この授業では京都市とその周辺にある企業を見学し、各企業の特徴や臨床検査との関係について学ぶ。特に、患者や病気が見えない検体検査における検査技師の使命感および医療の担い手として何が必要かを学び、地域に密着した課題、課題を解決するための方法と計画、課題解決の限界について考える。見学後には、学生が3グループに分かれて意見をまとめ発表することで、学びを共有するとともに、学外授業を通じて学生と教員とが接点を持つ機会とする。
閉じる地域課題研究
地域社会と大学および大学生の役割についての基本的な考え方を基礎に、地域で実践的に学び、①地域課題を発見する力、②地域課題の解決法について考える力を身につける。いわゆる京滋地区(京都・滋賀)一帯の地域在住高齢者についてどのような問題点があるのか、それらの問題点についての解決方法はどうすればよいのか、京滋地区の高齢者は何が課題と考えているのか、などをテーマにグループ学習を行う。
閉じる地域課題研究
近年、少子高齢化や人口減少が進み、地域において様々な問題が起こっている。今後、地域を活性化させ、新しいまちづくりを進めるためには若者の力が何より必要となる。本学が置かれる京滋地区(京都・滋賀)一帯についてどのような問題点があるのか、作業療法などに関連する視点から、どういった解決策が考えられるかをテーマにグループ学習を行う。これにより地域での実践的な学びを通し、①地域課題を発見する力、②地域課題の解決法について考える力を身につける。
閉じる京都講座 Ⅰ
テーマは「埋もれた京都の地下遺産を探る」である。考古学的手法を用いて、本学の足下にある京都の歴史遺産に焦点をあて、触れ、理解して、京都での学びをより深める視点を養う。条坊制に基づく平安京、平安宮の遺跡と遺物、東寺・西寺跡、羅城門と朱雀大路、平安京左京の変遷、近世以降の平安京の様子を説明し、市街地での観察方法を伝授する。
閉じる京都講座 Ⅱ
千年の古都である京都は、日本文化の源と言ってよい。しかし、学生がその魅力の源泉にふれる機会は少なく、観光企画や宣伝によって脚光を浴びた表面的な知識しか得られないのが一般である。そこで、この科目では、京都をより深く知り、文化の伝統と現代のあり方について考える機会をもつために、京都を舞台にした文学やそれを成立させた歴史的背景を学ぶ。種々の文学作品を通して、例えば葵祭の特質や往古の人々の祭りに対する心情を想像し、六道の辻がなぜ魔界とされているのかを知ることができる。そこから、観光のあり方や伝統の継承といった、現代的な問題意識も育みたい。
閉じる行政法
憲法をベースとしつつ、行政と国民の法的関係を理解して国法 における行政権のあり方を検討する。法文の基本を勉強したあと、 国家と国民との関係についての基本的論理構成に続き、行政行為 をはじめとする行政活動の諸形式ごとに、両者の法関係の内容的 検討を行い、市民生活の法とは異なる行政法の特殊性を学ぶ。そ のため、身近な事例を例示しつつ、民法や刑法などとの関係を理 解するために、もし、裁判員になったとしたらどうしたらいいか を映像を交えて学修したり、国の機関のうち、興味のある省庁を 自分で調べたりすることとする。
閉じる行政学
行政システムについて、府省庁組織や中央地方関係、政府と市場、組織と管理などのテーマから行政システムの活動とその結果の全体をとらえる。省庁再編・政策評価の導入や地方分権改革などにも触れる。
閉じる地球生命論
地球の誕生から現在に至るまでの地球と生物の歴史を学ぶ。その中でも特に、人類が進化・発展してきた第四紀と呼ぶ現代社会と密接に関係する時代を、人類の諸特徴とともに、氷河の消長、海水準変動、植生変遷などの古地理に係る変遷、および生物地理と人類の拡散などの事象を通して理解する。これらは地層そのものと地層中に含まれる化石や考古遺物などの証拠に基づくものであるから、層序と対比、地質学・堆積学の諸法則、化石の二面性、堆積と浸食、堆積構造と変形構造、土壌層位、遺構面と遺構埋土の特徴などの地層学の基礎事項の理解を図るとともに、現代生活にも係る火山噴火や地震などの地盤災害の事例と、その原因も合わせて概観する。
閉じる地球環境論
環境問題は、今や誰にとっても避けて通ることのできない重要な課題である。この授業は、環境問題を、自然科学的アプローチ、社会科学的アプローチ、哲学的アプローチを総合的に駆使しつつ考察する。環境問題の複雑さ、議論の道筋、論点などをわかりやすく講義する。
閉じるよそおいの心理学
人間の外見と心の関係を探究することをテーマとする。社会心理学・感情心理学の分野から始まった「化粧の心理的効果」の研究は、粧うことによって快感情・高揚感をもたらし、積極的な対他者行動を促すことによって、コミュニケーションを活性化することを実証し、化粧が心の健康に貢献していることを見いだした。また、この化粧の効用は、医療や福祉の現場で効果をあげており、臨床心理学的な考察も試みられている。本講義では、基礎的な研究を概説し、さらにさまざまな臨床的実践活動について紹介する。
閉じる地理学概論
地理学は大きく地誌学と系統地理学に分類されるが、ここでは系統地理学を扱う。系統地理学は、地球表面における自然現象を地域的な観点から究明する「自然地理学」と、地表上の人文現象(人口・集落・産業・交通・文化など)を地域特性の構成要素として考察する「人文地理学」に大別されており、その両方について概観する。
閉じる英語 Ⅰ A
基本的な英文の読解・表現の演習を通して、英語理解のための基礎的な知識(基本文型的分析や文法的知識・基本単語・成句など)を整理し、英語の表現方法と日本語の表現方法の違いを考えた上で、実用的に使える英語力を身につけ、英語運用能力のうち、特にリーディングとライティングの技能を発展させていく。
閉じる英語 Ⅰ B
平易な英語のリスニング・スピーキング・プレゼンテーションの演習を通して、英語理解のための基礎的な知識(基本文型的分析や文法的知識・基本単語・成句など)を整理し、英語の表現方法と日本語の表現方法の違いを考えた上で、実用的に使える英語力を身につけ、英語運用能力のうち、特にリスニングとスピーキングの技能を発展させていく。
閉じる英語 Ⅱ A
スキミング、スキャニング、主題の把握、推論など、効果的に英文を読むために欠かせないリーディングスキルの修得をめざす。また、必要なリーディングスキルを用いて、さまざまなトピックについての読み物を読み、演習問題などを通して、それらトピックに対する自分の意見を表現できるライティング能力を向上させることをめざす。
閉じる英語 Ⅱ B
効果的に英語を聞きとるために欠かせないさまざまなリスニングスキルの修得をめざす。それらのリスニングスキルを用いて、さまざまなジャンルのリスニング教材を聴き、演習問題などを通して、それらトピックに対する自分の意見をプレゼンテーションできる能力を向上させることをめざす。
閉じる英語 Ⅲ A
TOEICに出題される英文を題材にして、さまざまなトレーニング形式のアクティビティを行い、TOEICの問題を中心とした演習を進めながら英語運用能力を身につける。特に、リーディング面の英語運用能力の向上をめざして、語彙力の強化にも重点を置いた授業を展開する。
閉じる英語 Ⅲ B
TOEICに出題される英文を題材にして、通訳・リピーティング・ディクテーションなどのさまざまなトレーニング形式のアクティビティを行い、TOEICの出題形式の演習問題を行いながら英語運用能力を身につける。特に、リスニング面に重点を置いて、さまざまなジャンルの英語の聞き取り能力の向上をめざす。
閉じる英語 Ⅳ A
日常的な話題について質問・応答ができる表現力、基本的な文法・語彙を使って文章が書ける作文力の修得のため、TOEICに出題される英文を題材にして、音読・通訳・リピーティング・ディクテーションなどのさまざまなトレーニング形式のアクティビティを行っていく。
閉じる英語 Ⅳ B
さまざまなトピックについて英語でプレゼンテーションができる表現力の修得のため、さまざまなトレーニング形式のアクティビティを行っていく。さらに、プレゼンテーションに対して、適切なコメントや質問をする能力も身につくようにしたい。
閉じる中国語 Ⅲ
中国語の長い文章に慣れることを目的として、文章を読み進める練習と、一字一句の意味をきちんと確認する方法を併用しながら、易しい文章を大量に読むことによって、まず中国語に慣れることをめざす。文章の内容は、日本や中国の観光地、歴史的事件、食べ物、祝日などを題材にする。
閉じる中国語 Ⅳ
基礎的な文法を踏まえて、聞き取りの練習、自由表現の練習、対話の練習などを繰り返しながら、中国語でのコミュニケーションができることをめざす。毎回の授業で、中国の文化、習慣、生活、最新ニュースを紹介する。
閉じる韓国語 Ⅰ
初めて韓国語を学ぶ人のために、文字の仕組みから親しんで、発音法則を理解するほか、挨拶や正確な文章の読みなどを徹底的に学習する。なお、韓国文化を理解してもらうために、韓国人の生き方・歴史・社会・文化、特に食文化などにも触れる。
閉じる韓国語 Ⅱ
韓国の文字と発音をマスターした人が、次に進む段階として、ここでは文法+会話+講読に重点を置き、基礎文法と基礎会話力を固めると同時に、簡単な読み書きができるように学習する。また、韓国の文化に関わるものを講読のテキストとし、韓国の文化に親しむ。
閉じる韓国語 Ⅲ
会話+講読+聴解力+作文に重点を置く。韓国語Ⅰ・Ⅱで学んだ力を生かして、表現力を増やし、より自然な会話の習得をめざす。聴解力のアップとあわせて、場面ごとに正確な会話ができるように進め、また日常よく使う表現を作文できるように学習する。
閉じる韓国語 Ⅳ
韓国語だけで授業を行い、自由会話を中心に聴解力をつけ、韓国の中学生以上の会話運用能力をつけるために学習する。この授業では、自由会話+スピーチができることを目的とし、学生たちによるスピーチと韓国映画鑑賞によってその力を身につける。
閉じるドイツ語 Ⅰ
ドイツ語のもっとも基本的な規則(発音の仕方と文法)を一つずつ学ぶ。できるだけ多く反復練習(リーダーの講読、教科書の練習問題、その規則を含む短い作文など)をとり入れ、一つひとつの規則を確実に身につける。
閉じるドイツ語 Ⅱ
ドイツ語Ⅰで学んだ規則をもとに、新たな規則修得の段階に進む。ドイツ語Ⅰと同様に、リーダーの講読、練習問題、作文をできるだけ多くとり入れ、規則を一つひとつ確実に身につけることを主眼とする。
閉じる英語 Ⅲ A
TOEICに出題される英文を題材にして、さまざまなトレーニング形式のアクティビティを行い、TOEICの問題を中心とした演習を進めながら英語運用能力を身につける。特に、語彙力の強化にも重点を置きリーディング面の英語運用能力を向上させることをめざす。
閉じる英語 Ⅲ B
TOEICに出題される英文を題材にして、通訳・リピーティング・ディクテーションなどのさまざまなトレーニング形式のアクティビティを行い、TOEICの出題形式の演習問題を行いながら英語運用能力を身につける。特に、リスニング面に重点を置いて、さまざまなジャンルの英語の聞き取り能力の向上をめざす。
閉じる英語 Ⅳ A
TOEICに出題される英文を題材にして、音読・通訳・リピーティング・ディクテーションなどのさまざまなトレーニング形式のアクティビティを行い、日常的な話題について質問・応答ができる表現力、基本的な文法・語彙を使って文章が書ける作文力の修得をめざす。
閉じる英語 Ⅳ B
さまざまなトレーニング形式のアクティビティを行い、多様なトピックについて英語でプレゼンテーションができる表現力の修得や、プレゼンテーションに対して、適切なコメントや質問をする能力を身につけることをめざす。
閉じる中国語 Ⅳ
中国語の基礎的な文法を踏まえて、聞き取りの練習、自由表現の練習、対話の練習などを繰り返しながら、中国語でのコミュニケーションができることをめざす。毎回の授業で、中国の文化、習慣、生活、最新ニュースを紹介する。
閉じる韓国語 Ⅲ
韓国語の会話+講読+聴解力+作文に重点を置く。韓国語Ⅰ・Ⅱで学んだ力を生かして、表現力を増やし、より自然な会話の習得をめざす。聴解力のアップとあわせて、場面ごとに正確な会話ができるように進め、また日常よく使う表現を作文できるように学習する。
閉じるキャリア開発基礎講座
数学の基礎や国語の基礎に関する学修を通した「基礎学力の向上」と、グループワークを通して「チームで成果を出すためのマインドセットを理解すること」を目的とする。具体的には基礎的な公務員試験問題を題材として、授業に取り組んでいく。
閉じるキャリア開発基礎講座
大学生活でも就職採用試験でも、そして社会に出てからも必要となる一般社会常識を学ぶ。獲得目標として、コミュニケーション能力の前提となる一般社会常識を学び、就職筆記試験対策だけでなく社会に順応できる力の養成をめざす。就職活動でよく実施される筆記試験の基礎内容を丁寧な解説で修得することをめざす。
閉じるキャリア開発演習 Ⅰ
受講生が自身の大学生活を方向付ける「自律的な大学生活づくり」をテーマとする。キャリアに関する基本的な理論を理解しつつ、充実した大学生活を送る先輩の姿に学び、自身の大学生活をどのようなものにしていくかを言語化する。自ら挑戦し、挑戦を通じて自らを変えていく心的態度を持った自律的な学習者になることをめざす。
閉じるキャリア開発演習 Ⅱ
受講生が自らの将来像を具体化することができる「自律的な将来像づくり」をテーマとする。仕事(業界・業種・職種等)と働き方の多様性を知ると同時に、世の中で活躍する社会人がどのように自身のキャリアを構築してきたかを事例として学ぶことを通じて、自身のキャリア観を具体化し、大学生活の過ごし方を再考する。
閉じるキャリア開発演習 Ⅲ
受講生がインターンシップをはじめとするこれまでの経験から自身の特徴を描き出す「自律的な自分像づくり」をテーマとする。これまでの大学生活を振り返って、自身が学んできたこと、できるようになったことを言語化し、自身の強みや弱み、将来の方向性について再考する。
閉じるキャリア開発演習 Ⅳ
受講生自身が納得できる進路決定ができるよう「自律的な就職活動づくり」をテーマとする。就職活動に挑戦していくなかで、自身の将来像や特徴の言語化を円滑に行えるようにする。具体的には、就職活動計画の立案、エントリーシート作成や面接対策を行い、自らの就職活動をマネジメントしていく力を養う。
閉じる国際キャリア開発演習
国際社会の中の日本や企業のグローバル化をテーマにキャリア開発を行う。授業では、国際化・グローバル化の中で日本が抱える政治的経済的課題や、グローバル企業や東証一部上場企業などの現状とグローバル化しつつある企業や経済社会について理解を深める。
閉じるインターンシップ Ⅰ
キャリア意識醸成、業種・仕事理解の促進および、コミュニケーション能力、計画・実行力等の汎用的能力育成を主な目的とする。事前研修として、個人目標設定、ビジネスマナー・コミュニケーション研修、業界・業種研修などを実施した後に、各事業所にて、40時間以上の就業体験を行う。事後研修では、経験の振り返りののち、必要な講習を実施のうえ、報告書の作成やプレゼンテーションを行う。
閉じるインターンシップ Ⅱ
キャリア意識醸成や汎用的能力の獲得に加え、学部の学びに関連する専門的職業・職種の理解や専門能力の深化を目的とする。事前学習では、個人目標設定やビジネスマナー・コミュニケーション研修に加え、学部の学びに深く関連する業界・職種についての調査を行う。その後、各事業所にて、学部の学びに関連した40時間以上の就業体験を行う。事後研修では、経験の振り返りののち、必要な講習を実施のうえ、報告書の作成やプレゼンテーションを行う。
閉じる海外インターンシップ
国際理解、キャリア意識醸成およびコミュニケーション能力、計画・実行力等の汎用的能力獲得を主な目的とする。事前学習で個人目標設置や海外での生活・就業に向けて必要な研修を実施した後、海外に滞在し、1週間程度の語学研修および3週間程度の就業体験を行う。帰国後には、海外での滞在、就業経験を踏まえ、事後学習会や報告発表会でのプレゼンテーションなどを実施する。
閉じるクロスオーバー型課題解決プロジェクト
キャリア意識醸成やコミュニケーション能力、計画・実行力等の汎用的能力育成に加え、学部の学びに関連する専門能力の深化を目的とする。学部・学年を越えた学生が専門性を共有し、企業等からの課題に取り組む。授業では、社会人として必要な基礎知識や能力を身につける研修や、企業等・業界研究を行った後、企業等から提示された課題にチームで取り組み、プレゼンテーションを行う。
閉じるワークエクスペリエンス
キャリア意識醸成、業種・仕事理解の促進および、コミュニケーション能力、計画・実行力等の汎用的能力育成を主な目的とする。前半では、個人目標設定、ビジネスマナー・コミュニケーション研修、業界・業種研修などを実施する。後半では、必要な研修を実施のうえ、企業研究書や報告書の作成やプレゼンテーションなどを行う。履修中には、企業などが独自に募集を行うインターンシップなどへの参加を推奨する。また、必要に応じてキャリアセンター訪問を指導する。
閉じる教職入門
教育とは何か、学校とは何か、教科指導の在り方、教員の果たす役割とその意義はどこにあるかを、教員の体験や視聴覚資料から学ぶ。また、学級活動や総合的な学習の時間や特別の教科である道徳科など、最近の教育動向について学ぶ。最後に学校教育を支える教育行政の役割を中心に、教員の研修と服務について学ぶ。
閉じる教育原論
教育とは何か、何をもって教育(制度)と呼ぶのか等、まず教育に関する基本的な概念の検討を行う。続いて、西欧諸国における教育思想の発展および近代学校制度の成立と発展について、そして明治期以降のわが国における教育制度の発展について概説し、教育史に関する基本的な事項の理解をめざす。最後にまとめとして、現代日本の教育課題について総合的な観点から考察を行う。
閉じる教育心理学
子どもの指導、援助に関わるうえで必要な発達や学習、パーソナリティーなどの教育心理学の知識について学び、具体的な指導場面に即した教育心理学の知識や考え方、技術の習得をめざして授業を行う。対象である子どもの発達的特徴を絶えず念頭において、指導や援助の問題を考える。
閉じる特別支援教育論
特別支援教育の制度と対象を理解する。また、教育の場や形態の違い(通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校)によって教育課程や教育方法が異なることを知り、適切な支援を継続的に提供するために、一人ひとりのニーズに即した個別の指導計画や個別の教育支援計画が果たす役割を理解する。さらに、異なる学校間や関係機関との連携を実現するための仕組みについて考える。
閉じる総合的な学習の時間の指導法
中学校・高等学校における総合的な学習の時間の実施にあたって、その全体的な計画の立案、年間指導計画の立案、単元計画の立案、その実施、実施後の評価等のあり方について学ぶ。それらに基づいて、実際に総合的な学習の時間の授業の計画立案の具体例についても学ぶことを通じて総合的な学習の指導法について力量を獲得していく。
閉じる教育相談
教育相談は、「児童生徒それぞれの発達に即して、好ましい人間関係を育て、生活によく適応させ、自己理解を深めさせ、人格の成長への援助を図るもの」とされている。この科目では、教育相談に必要な知識について学ぶとともに、教師に求められるカウンセリングマインドの実践力を身につけることを目標とし、中等教育の現場で出会う生徒の問題についてよく知り、生徒とその保護者への支援のありかたについて考えを深め、実践力を身につけていく。
閉じる教育制度論
現代の学校教育に関する制度的事項について、基礎的な知識を身につけるとともに、それらに関連する課題を理解する。教育制度は、教育に関する法規に基づき成立し、その背景の思想が制度を歴史的・社会的に成立させる。日本における教育制度の変遷を学習するとともに、それらを構成する制度の仕組みの展開や問題を検討する。また、学校と地域との連携に関する理解および学校安全への対応に関する基礎的知識も学習する。
閉じる教育課程論
教育課程の意義、果たす役割、および、教育課程に関わる基本的な概念について理解し、教育課程編成、授業づくりに関わる基礎的知識を身につけるとともに、授業づくりやカリキュラム・マネジメントのために必要な力量の基礎を養う。
閉じる道徳教育の理論と方法
学校教育を通して、自然と社会性と道徳性をどう身につけていくのかという課題に対して、歴史的および理論的な視点から考察する。さらにそうした考察・探求を、具体的な道徳教育(授業)の実践例の分析を通じて深めていく。終盤は道徳授業の構想づくりから授業プランづくりまでできる力量を習得できるような実践的な授業になる。
閉じる道徳教育の理論と方法
学校教育を通して、自然と社会性と道徳性をどう身につけていくのかという課題に対して、歴史的および理論的な視点から考察する。さらにそうした考察・探求を、具体的な道徳教育(授業)の実践例の分析を通じて深める。また、道徳授業の構想づくりから授業プランづくりを実践を通じその力を習得することをめざす。
閉じる特別活動論
特別活動の意義や役割を理解し、その内容の具体的な活動事例(学級活動の指導、行事に関わる指導、安全指導等)を通して生徒の自主的、自律的な態度を育成する指導のあり方を学ぶ。講義のほかレポート作成、小集団討議を取り入れ、将来学校現場において役立つような具体的・実践的な内容とする。
閉じる教育方法論
80年代以降の日本の教育実践のなかから典型的な授業と教材を選び、受講生に可能な限り追体験してもらいながら、教育方法学の蓄積してきたカテゴリーシステムを活用して学習者が主体的・対話的で深い学びができる授業の要件を理解させる。
閉じる生徒・進路指導
生徒指導の意義と必要性、生徒指導の領域と内容、生徒指導の組織と計画など概念上の理解を深めたうえで、生徒指導の今日的課題に気づき学校現場での具体的な生徒指導事例を分析できることをめざす。また、キャリア教育の理念やキャリア発達の指標を理解したうえで、中等教育段階でのキャリア教育のあり方を学ぶ。
閉じる生徒・進路指導
生徒指導の意義と必要性、生徒指導の領域と内容、生徒指導の組織と年間計画など概念上の理解を深めた上で、生徒指導の今日的課題に気づき学校現場での具体的な生徒指導事例を分析できるようになる。また、キャリア教育の理念やキャリア発達の指標を理解した上で、中等教育段階でのキャリア教育のあり方を具体的に説明できるようになる。
閉じる教育実習指導
教育実習は、大学での教職科目および専門科目等で身につけた教育に対する知見を、実際の教育現場で実証する意義ある機会である。授業実践のみならず生徒への影響の重大さを認識し、教育実習に対する基本的な心構えや技能を身につけ、実習後の反省と総括から、今後に向けての展望がもてるようにする。
閉じる教職実践演習(中等)
4年間の学びをまとめ、大学での学習と教育現場での体験を振り返る。具体的な振り返りの視点は、次の5点である。(1)子ども理解(①子どもの発達、②子どもを取り巻く社会と環境)、(2)各教科の指導、(3)実践的な知識と技能(①学級経営、②生徒指導)、(4)コミュニケーション(①学校における個人の役割、②地域・保護者との関係)、(5)教育的愛情。以上の視点に基づいて、4年間の学びを振り返り、到達状況を確認し、そのうえで、必要な知識と技能について補完する。そして、今後、どのような知識と技能を習得することが必要なのかを明確にする。
閉じる教育実習 Ⅰ
中学校・高等学校における教育実習。学校現場での実習を通して、学校教育についての正しい理解を深め、教員の役割や指導についての適切な認識と技術を身につけ、教員としての人間性を高めることをめざす。そのために、以下の点を目標とする。①実習校での学校づくりの内容を具体的に知り、そこにこめた願いをつかむこと、②大学で学んでいることがらを、教育現場の具体的な取り組みを通して検討し、さらに深めること、③教員として、社会人として自らを成長させていくうえでの課題をつかむこと。
閉じる教育実習 Ⅱ
中学校・高等学校における教育実習。学校現場での実習を通して、学校教育についての正しい理解を深め、教員の役割や指導についての適切な認識と技術を身につけ、教員としての人間性を高めることをめざす。そのため教育実習 Ⅰと同様に、以下の点を目標として実習に取り組む。①実習校での学校づくりの内容を具体的に知り、そこにこめた願いをつかむこと、②大学で学んでいることがらを、教育現場の具体的な取り組みを通して検討し、さらに深めること、③教員として、社会人として自らを成長させていくうえでの課題をつかむこと。
閉じる教育実習 Ⅱ
高等学校における教育実習。学校現場での実習を通して、学校教育についての正しい理解を深め、教員の役割や指導についての適切な認識と技術を身につけ、教員としての人間性を高めることをめざす。そのため、以下の点を目標として実習に取り組む。①実習校での学校づくりの内容を具体的に知り、そこにこめた願いをつかむこと、②大学で学んでいることがらを、教育現場の具体的な取り組みを通して検討し、さらに深めること、③教員として、社会人として自らを成長させていくうえでの課題をつかむこと。
閉じる学校等体験活動
前半は、学校等体験活動について概略を学ぶ。その際、学校と教育をめぐる諸課題について討議し、学校への理解を深める。後半は、学校等体験活動経験を総括し、発表や互いに交流するなかで、その後の大学での学修課題を明確化する。
閉じる体育理論
体育科教育の概要とスポーツ文化の継承・発展を考えるため、体育科教育の概要を理解するとともに、体育やスポーツについて、文化的、社会的、歴史的側面の理解を深める。これらを踏まえ、体育やスポーツについて理解する力、仲間ととも考える力、創造する力を身につけることを目標とする。授業では、近代スポーツの成立と変遷を、文化的・社会的背景を視野に入れて講義する。
閉じる福祉とボランティア
社会学の一分野としての社会福祉とその歴史を学習してから、住民参加やボランティアの諸形態とその意義・限界を理解する。 社会学の一分野としての「福祉」と「ボランティア」について、基本的な考え方と知識を学び、福祉制度への理解を深めるなかで、一人ひとりがどのように共生社会づくりに関われるかを考える。また、教育の基本である「人間の尊厳」への気づきと理解を深める。
閉じる人権と教育
今日、同和問題、子どもや女性、障害者問題など、多様な人権問題が指摘されているが、相互の関係性も含めてそもそも人権問題とは何か、その基本的認識についての理解をはかり、これからの人権教育のあり方について考える。
閉じる教職・保育職教養講義 Ⅰ
これからの教職を志す者は、今日の学校教育における、具体的な課題を主体的に考察し、認識を深める資質・能力を身につける必要がある。そのために、この科目では、現在の学校教育をめぐる基本的課題を取り上げ、多角的・複眼的に考察し、学校教育の現状についての認識・理解を深め、実践的な課題克服の方途を主体的に考える力を身につける。
閉じる教職・保育職教養講義 Ⅱ
これからの教職を志す者は、教員採用試験のために、学習指導要領の改善点を単に暗記するだけではなく、改訂の趣旨および背景(例えば、教育基本法の改正、学校教育法の改正など)も含めて理解し、教師としての実践力として身につけることが大切である。また、将来教師として採用された後も、学習指導要領をはじめ、国レベルで出される答申や通知、報告等を歴史的視点で継続的に理解し、時代の変化に対応できる資質・能力を身につけることを目標とする。
閉じる教職・保育職教養講義 Ⅲ
中央教育審議会答申は、教育の専門家としての確かな力量として具体的に「子ども理解力」「児童・生徒指導力」「集団指導の力」「学級づくりの力」「学習指導・授業づくりの力」「教材解釈の力」などを掲げている。この科目では、これらの知識や技能を身につけることはもちろんのこと、これらに加えて客観的論理に基づいた自己の考え方や、その論理から導き出された具体的な教育実践について、発信できる資質や能力を身につけることを目標とする。
閉じる教職・保育職教養講義 Ⅳ
学校の教育活動は、PDCAという教育サイクルがスパイラルに繰り返されながら、生徒のよりよい成長を願った指導が展開される。授業は、生徒の実態を踏まえ、学習指導要領に示される基本方針や授業時間数、各教科等の目標・内容等を計画的に実施されることについて理解する。また、各教科等の内容・目標等および教科等の系統性を理解し、学習指導案作成の基礎を身につける。一方、教育評価の結果によって今後の指導を改善し、さらに新しい指導の成果を再度評価するという、指導に生かす教育評価の基礎的・基本的な知識・技能を身につける。
閉じる生涯学習概論 Ⅰ
生涯学習および社会教育の本質について理解をはかる。生涯学習という考え方が現代社会に生まれるにいたった経過を理解し、法制や施設などその具体的内容を知ることを目標とする。わが国における生涯学習・社会教育の歴史的特質の理解を基礎に、社会教育・生涯学習の法制と行政、施設論、地域住民の諸階層の生活課題と学習課題、学校教育、福祉と連携協力などの課題について学び、学習活動への支援などについての理解に関する基礎的能力を身につける。
閉じる生涯学習概論 Ⅱ
生涯学習を世界史的視野からとらえ、共通する現代的課題の国際的動向を把握する。具体的には、ハンブルク宣言、イギリスやドイツの大学と生涯学習、アジア諸国、特に中国・韓国の生涯学習などについて学ぶ。
閉じる情報サービス論
図書館における「情報サービス」とは何か、その意義や利用者のニーズへの理解、情報サービスを支える情報源の種類や評価などについて理解することを目標とする。図書館における情報サービスの意義を明らかにし、レファレンスサービス、情報検索サービス等のサービス方法、参考図書・データベース等の情報源、図書館利用教育、発信型情報サービス等の新しいサービスについて学ぶ。
閉じる児童サービス論
公共図書館や学校図書館における児童サービスの意義を理解し、児童・生徒を「本好き」にするための方策について知識を深め、その技術を理解することをめざす。児童(乳幼児からヤングアダルトまで)を対象に、発達と学習における読書の役割、年齢層別サービス、絵本・物語等の資料、読み聞かせやブックトークなどの技術、学校や地域との協力等について学ぶ。
閉じる情報サービス演習 Ⅰ
情報サービスの設計から評価に至る各種の業務、特にレファレンスサービスにおける情報資源の選択を中心に、積極的な発信型情報サービス(パスファインダーの作成)などの演習を行い、情報サービスを実践できる能力を身につける。
閉じる情報サービス演習 Ⅱ
メディアの多様化、情報通信手段の発展により情報探索法も多様化している。大量・多様な情報のなかから要求に応じた情報を探し出すには、情報検索の基礎的な知識を基盤に、情報要求を正確に把握して、適切な情報源を選択し的確な検索戦略を立て実行する実践力が必要とされる。この科目では、情報検索の基礎的理論についての理解を深めるとともに、実際の質問例に対する回答処理を演習して、主としてデジタル情報源を用いた情報探索の技術・実践的能力を身につける。
閉じる情報資源組織演習 Ⅰ
情報資源組織業務について実践的な能力を演習形式で身につける。主に単行資料書誌データを作成することにより、継続資料や電子資料等多様な情報資源の書誌データを作成する能力を養い、集中化・共同化による書誌データの作成や、ネットワーク情報資源のメタデータの作成も実践する。
閉じる情報資源組織演習 Ⅱ
多様な情報資源に関する書誌データの作成、主題分析、分類作業、統制語彙の適用、メタデータの作成等の演習を通して、情報資源組織業務について実践的な能力を身につける。この科目では、上記のうち、主題分析、分類作業、統制語彙の適用の演習を行う。
閉じる日本語教授法 Ⅰ
日本語教育を理解するうえで必要な基礎知識を身につけることを目標とする。日本語教育の現状、日本語教育の歴史、外国語教授法、日本語教育の内容、言語の習得に関する内容を主に扱う。授業で扱う内容によっては、課題発表を行うこともある。
閉じる日本語教授法 Ⅱ
日本語教育の現場で必要となる、基礎知識を身につけることを目標とする。コースデザイン、ニーズ分析、カリキュラムデザイン、教材の種類、特徴および構成、日本語指導の方法、指導内容、評価法、異文化理解と日本事情などを主に扱う。授業の内容によっては、課題発表を行うこともある。
閉じる日本語教授法 Ⅲ
「日本語教授法 Ⅰ」「日本語教授法 Ⅱ」において学んだ日本語教育の基礎技術を応用し、英語などの媒介語を使用しない直接法で初級レベルの授業が行えるようになることを目標とする。初級レベル(主に初級前期)の授業を想定し、実際に指導するための基礎的な技術を学ぶ。
閉じる日本語教授法 Ⅳ
これまで学んだ日本語教育の基礎技術を応用し、初級後期・初中級レベルの授業が行えるようになることを目標とする。初級レベル(主に初級後期)の授業を想定し、実際に指導するための基礎的な技術を学ぶ。
閉じる日本語教材研究
日本語教育の様々な教材を分析し、学習レベルや学習目的による教材の特徴や違いを学ぶ。初級教材、中上級教材を分析し、初級と中上級との相違点や扱われる内容の違いを理解する。年代の異なる教材を分析し、年代による変化をつかむ。
閉じる日本語教育実習
日本語教育の学習には、実際に生徒を教える経験が必要となる。留学生を相手にした日本国内での実習のほかに、海外の協定大学等での実習を行う場合もある。実習の前後には、事前、事後学習を行う。
閉じる日本語学概説 Ⅰ
日本語学の基本的な概念や用語について理解する。特に、「音声・音韻」・「文字・表記」について、それぞれの研究内容や研究方法および用語について理解し、今後、日本語研究を進めるための基礎的・基本的知識を習得する。
閉じる日本語学概説 Ⅱ
日本語学の基本的な概念や用語について理解する。特に、「語彙」・「文法」・「現代生活と日本語(待遇表現、位相語、文章と文体、他)」について、その研究内容や研究方法および用語について理解し、今後、日本語研究を進めるための基礎的・基本的知識を習得する。
閉じる日本語学概説 Ⅰ
日本語学の基本的な概念や用語について理解する。特に、「音声・音韻」・「文字・表記」について、それぞれの研究内容や研究方法及び用語について理解し、今後、日本語研究を進めるための基礎的・基本的知識を習得する。
閉じる日本語学概説 Ⅱ
日本語学の基本的な概念や用語について理解する。特に、「語彙」・「文法」・「現代生活と日本語(待遇表現、位相語、文章と文体、他)」について、その研究内容や研究方法及び用語について理解し、今後、日本語研究を進めるための基礎的・基本的知識を習得する。
閉じる日本文学史 Ⅰ
日本の古典文学に対する基礎知識と教養を身につける。諸作品に触れることで、日本古来の文化に興味を抱き、その豊かさについて学び、時代にそって、日本文学の歴史と表現の特質を学ぶ。文学史の概要を学び、教科書で作品を講読し、さらに周辺作品についても学ぶ。
閉じる日本文学史 Ⅱ
日本の近代文学に対する基礎知識と教養を身につける。主要作家・作品についての知識を得て、おおよその流れを理解し、日本の近代文学を研究する際の問題意識を養う。小説作品を分析的・批評的に読む読解力を養い、作品についての自分の感想や意見を発表する発信力を養う。
閉じる日本語学講義 Ⅰ(日本語文法)
日本語のさまざまなルールについて概説し、日本語学という学問で考察の対象となっているトピックについて考える。授業のなかでグループディスカッションを行い、日本語の法則性を議論し、また、例文を作成する。
閉じる日本語学講義 Ⅱ(日本語文法)
「本当の日本語の姿」を知るためには、コーパスと呼ばれる電子的な言語資料を用いて、数的調査を行うという方法が考えられる。この科目ではコーパスを用いて、表記・語形・コロケーション・よく使われる形などについて研究を行い、それを発表する。
閉じる日本語学講義 Ⅳ(日本語史)
日本語史の総説と音韻史および文字史、文法史について学ぶ。古代語に区分される、上代・中古および中世前半(鎌倉時代・南北朝時代)の状況について学び、それぞれの時代の文献や基本的な学説を理解し、どのような手順で、国語の歴史を構築し論考しているかといった方法論を学ぶ。
閉じる近現代文学講義 Ⅰ
小説を分析的に鑑賞・読解するための鑑賞眼や批評意識、他者の鑑賞や理解を柔軟に受け入れる理解力を養う。作品に基づいて、論理的で説得性のある論を組み立てる力、自分の意見や疑問点などを他者に発信する能力を養う。近代文学から名作小説を五作品取り上げ、読解と鑑賞を行い、グループワークとその成果の発表、相互の質疑応答を授業の中心とする。
閉じる近現代文学講義 Ⅱ
小説を分析的に鑑賞・読解するための鑑賞眼や批評意識、他者の鑑賞や理解を柔軟に受け入れる理解力を養う。作品に基づいて、論理的で説得性のある論を組み立てる力、自分の意見や疑問点などを他者に発信する力を養う。明治時代の近代文学作品を通じて、文学作品を読むだけでなく、同時に文学以外の領域にまで視野を広げながら作家の表現の多面的な魅力を味わうことのできる力を身につける。
閉じる近現代文学講義 Ⅲ
小説を分析的に鑑賞・読解するための鑑賞眼や問題意識、他者の鑑賞や読解を柔軟に受け入れる理解力を養う。作品に基づいて、論理的で説得性のある論を組み立てる力、自分の意見や疑問点などを他者に発信する能力を養う。大正から昭和前期にかけて発表された文学作品を教材として、現代の日本人の心性が形成されていくにいたる道筋を確認するという観点から文学作品を読解する。
閉じる近現代文学講義 Ⅳ
小説を分析的に鑑賞・読解するための鑑賞眼や問題意識、他者の鑑賞や読解を柔軟に受け入れる理解力を養う。作品に基づいて、論理的で説得性のある論を組み立てる力、自分の意見や疑問点などを他者に発信する能力を養う。近現代の文学作品のなかから、テーマを設定し、そのテーマに焦点を当てた作品を取り上げ、読解と鑑賞を行い、グループワークとその成果の発表等を行う。
閉じるアナウンス技術演習 Ⅰ
社会で求められる表現力やコミュニケーション力を学ぶ。また、考える、書く、ディスカッション、発表を繰り返し行うことで表現することに習熟する。アナウンス技術(プレゼン力)の向上はもちろんのこと、印象・聴き方・話し方などの基礎を身につける。
閉じるアナウンス技術演習 Ⅱ
伝えるではなく、伝わる話にするために必要な要素を学ぶとともに、自分の意見を効果的に伝えることの重要性を体感する。また、他者の発表をフィードバックすることで、プレゼンに必要なポイントを客観的に学び、さらに、語彙や表現力を豊かにするためのさまざまなトレーニング方法を学ぶなど、総合的なアナウンス力(プレゼン力)を身につける。
閉じる時事問題研究
受講生が問題意識をもち、リサーチし、発表し、討議するという方式で行う。担当教員による講義、説明もあるが、基本は受講生の問題意識に基づく集団的討議により授業が進められる。時事問題への深い理解が得られることが授業の主たる目標だが、同時にリサーチの方法、プレゼンテーションの方法を身につけることもまた大切な目標とする。
閉じる社会学概論 Ⅰ
社会学概論Ⅰでは、自我、家族、コミュニティ、階級・階層、国民国家、グローバル化、情報化など社会学の基本概念の理解を通じて、現代の日常生活を社会学的に理解する方法の修得をめざす。社会学を学習する上での困難のひとつは、社会が空気のような当たり前の存在に思われがちな点にあるが、この授業では、社会の歴史的な形成を明らかにすると同時に、社会の自明性や秩序を守るために私たちには何が求められているのか、という問題意識を身につけることも目標になる。
閉じる社会学概論 Ⅱ
社会学概論Ⅱでは、社会学概論Ⅰでの基本概念の理解を踏まえ、近年社会学の研究対象として定着した中・後期親子関係、教育システム、親密性、記憶、情報技術などのテーマについて、それぞれの研究分野の第一人者によるテキストの読解を通じて、社会学的想像力の定着をめざす。
閉じる児童英語教育研究
小学校への外国語活動導入が必修化された今、なぜ英語教育が児童に必要なのか、また、どのように教えたらよいのかを異文化理解と英語教育のあり方について、実践と理論の両側面から考察する。児童英語教育の現状をふまえ、児童英語の意義と歴史、環境づくり、教材の選び方、小学生低学年・高学年に対する英語教育を、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの内容別指導などを学ぶ。また、実際に幼稚園児や小学生に教える場合に役立つ歌、ライム、ゲームを始めとして、言語習得理論に基づいた指導法などを紹介し、学習した後、発表する。
閉じる児童英語教材研究
小学校への外国語活動導入が必修化された今、なぜ英語教育が児童に必要なのか、また、どのように教えたらよいのかを異文化理解と英語教育のあり方について、実践と理論の両側面から考察する。そして、児童に英語を教えるために必要となる教材とその活用法について学習する。児童英語の到達目標にそくした言語材料、カリキュラム作成を学んだ上で、具体的に歌、ライム、チャンツ、アクティビティの指導法、小道具制作などを扱う。期末の課題としてオリジナル絵本を製作する。
閉じる児童英語指導演習 Ⅰ
児童に英語を楽しく身につけさせるための指導法を学ぶ。レッスンの組み立て方、歌、フォニックス、ライム、チャンツ、GDM(Graded Direct Method)やTPR(Total Physical Response)など、児童への英語教授に有効なさまざまな指導法を説明し、その後、学生は発表や演習を行う。模擬授業は主として学内で行うが、数回近隣の公立小学校を訪問し学校現場での英語学習の観察実習を行う。本科目の履修は児童英語教育研究と児童英語教材研究が修得済みであることが条件となる。
閉じる児童英語指導演習 Ⅱ
英語教育を行っている公立小学校での英語学習、私立幼稚園での英語あそびについて、観察実習を行う。また、観察実習の事前および事後学習を通して、観察実習で学んだことを実際の教育現場に生かすため、学内では模擬授業を多く実施し実践力を培う。最終的には英語活動を行うのに必要なカリキュラムの考察および作成、授業実践ができることを到達目標とする。本科目の履修は児童英語指導演習 Ⅰが修得済みであることが条件となる。
閉じる産業心理学
高度に発達し複雑化・巨大化した現代の産業社会を構成している基本単位はいうまでもなく「個々の人間」であり、産業活動の効率化や、そこで生じるさまざまな問題の解決をはかるためには、人間の行動や心理についての中立的で客観的な理解が欠かせない。心理学の応用分野である産業心理学はこのような課題を達成するための研究分野である。産業場面に関わる人間の行動を「生産者としての行動」と「消費者としての行動」という2つの側面からとらえたうえで考察を行う。
閉じる広告と消費の心理学
消費者行動とは、消費者が購買し、使用・維持を経て廃棄に至るすべての行動プロセスを含んだものであり、その行動は、消費者の個人内要因や環境からの外的要因など、多様な要因から影響を受けている。本科目では、消費者のブランド選択に関する意思決定や情報処理、価格判断など、幅広くトピックを取り上げ、消費者を取り巻く問題を論考していく。
閉じる社会科教育法 Ⅰ
中学校社会科の歴史、目標、内容、方法を学び、授業プランづくり、模擬授業を通じて社会科教育への基本的な理解を深める。社会科について戦後社会科の誕生(前史を含む)から現在までの歴史、学習指導要領の変遷、社会科教育実践のあゆみ、中学校教科書論、教材論、授業論を深める。
閉じる社会科教育法 Ⅱ
教育実習での研究授業を念頭において、①「学習指導案(細案)」を作成することができる。②授業実践の模擬体験を通して、授業技術の基礎を身につける。③授業実践および相互批評を行うことを通して、授業研究や授業改善の方法を知ることを目的とする。前半は、社会科の教科書研究、教材教具づくり、授業方法、学習指導案について概略を学ぶ。後半は小集団または個人によって教材を開発し、学習指導案を作成し、模擬授業実践から相互批評を行い、授業力向上のための授業研究方法までを学ぶ。
閉じる社会科教育法 Ⅲ
中学校の社会科の歴史とすぐれた社会科実践の分析を行うなかで、教材づくりの視点と方法を学ぶ。個人または小集団学習を取り入れ、主体的で対話的な深い学びの実現のために、さまざまな授業方法や体験活動、ICT機器の活用ができるようになる。
閉じる社会科教育法 Ⅳ
中学校の社会科の地理分野を中心に、中学校学習指導要領(地理的分野の目標、内容)、中学校の地理的分野の教科書構成を検討し、学問領域との関係を理解するとともに、生徒の興味・関心を引き出しながら、発展的な学習内容を意識しつつ、地理的な見方や考え方を培うための地理的分野の教材開発と授業づくりの方法を学ぶ。
閉じる公民科教育法 Ⅰ
多様化する現代社会について理解を深め、民主的で平和的な国家・社会の有為な形成者として必要な公民としての資質を養うために、高校公民科教育の意義や内容についての理解を深める。特に、高校での公民科の授業を追体験することで、カリキュラム作成、教材開発、授業評価の実際を学ぶ。
閉じる社会教育経営論 Ⅰ
多様な主体と連携・協働を図りながら、学習成果を地域課題解決や地域学校協働活動等につなげていくための知識および技術の習得をめざす。社会教育行政と地域活性化、社会教育行政の経営戦略、学習課題の把握と広報戦略、社会教育における地域人材の育成等について学ぶ。
閉じる社会教育経営論 Ⅱ
多様な主体と連携・協働を図りながら、学習成果を地域課題解決や地域学校協働活動等につなげていくための知識および技術の習得をめざす。学習成果の評価と活用の実際、社会教育を推進する地域ネットワークの形成、社会教育施設の経営戦略等について学ぶ。
閉じる社会教育経営論 Ⅰ
多様な主体と連携・協働を図りながら、学習成果を地域課題解決や地域学校協働活動等につなげていくための知識および技術の習得をめざす。社会教育行政と地域活性化、社会教育行政の経営戦略、学習課題の把握と広報戦略、社会教育における地域人材の育成等について学ぶ。
閉じる社会教育経営論 Ⅱ
多様な主体と連携・協働を図りながら、学習成果を地域課題解決や地域学校協働活動等につなげていくための知識および技術の習得をめざす。学習成果の評価と活用の実際、社会教育を推進する地域ネットワークの形成、社会教育施設の経営戦略等について学ぶ。
閉じる社会教育演習
社会教育主事の職務を遂行するために必要な資質および能力の総合的かつ実践的な定着をめざす。具体的な地域課題等を題材とした社会教育事業について、さまざまな学習方法を用いた内容で企画・立案し、模擬実践を通じて、コーディネイト能力、プレゼンテーション能力等の基礎の習得をめざす。
閉じる社会教育演習
専門的な知見を踏まえた実践的な能力の向上および学習者とのコミュニケーション能力の向上をはかる。受講生の関心にもとづいたテーマを設定し、グループワークやアクティビティによる学習プログラムを共同で構築する訓練を行う。
閉じる社会教育課題研究
社会教育は、地域を基盤に展開されてきた。人々の学習は、取り巻く社会との関係を抜きに語ることはできない。社会の変化が学習に影響し、人々は学習を通して社会とつながるといえる。この授業では、社会教育計画策定の前提として、地域に根ざす学びとはどのようなものか検討する。そのためには、現在の社会教育をめぐる状況だけでなく、日本の社会教育の歴史についても理解を深める。受講生には、対象地域の教育計画や社会教育施設等における具体的事例を調べて、発表してもらう予定である。
閉じる社会教育実習
社会教育・生涯学習の現場における経験を通して、地域における人々の学び合いの展開とそれを支える職員・学習支援者の役割について理解を深めるとともに、社会教育主事の職務遂行に求められる実践的な能力を身につけることをめざす。
閉じる社会教育実習
社会教育・生涯学習の現場における経験を通して、地域における人々の学び合いの展開とそれを支える職員・学習支援者の役割について理解を深めるとともに、社会教育主事の職務遂行に求められる実践的な能力を身につけることをめざす。
閉じる日本史概説 Ⅰ
中世以前の日本史について、より深く、かつ多面的な理解を獲得する。原始時代から戦国時代まで、日本史の流れを概観しつつ、各時代ごとに政治・社会・文化などさまざまな分野のトピックを取り上げていく。また、近年の研究動向についても、できるだけ言及し、歴史イメージを相対化する視点を提供していく。
閉じる日本史概説 Ⅱ
政治・社会・経済・文化などさまざまな角度から、中近世を中心に日本の歴史を概観する。時間の流れを追いながら、歴史上の事象について具体的に紹介するなかで、日本史の基礎的な知識を確認し、歴史の現れ方、見方を考えていく。
閉じる東洋史概説 Ⅰ
一次史料を紹介しつつ、先秦時代から明清時代までの中国の歴史を概観する。授業では、各回それぞれの時代に特徴的な人物・集団などを取り上げ、それらを掘り下げながら、その時代の特徴を論じる。
閉じる多文化コミュニケーション論
多文化コミュニケーションの諸相を理解するために必要な基礎知識を紹介し、とりわけ、日本語によるコミュニケーションと英語によるコミュニケーションとの比較を通して、それぞれのコミュニケーション方法の特徴を学ぶ。その背景にある社会的ルール、考え方、宗教やモラル、文化的価値観、文化的しつけ、言語の社会的側面などをテーマにし、毎回そのテーマに関するトピックをピックアップし、講義とディスカッションを行う。ステレオタイプやcultural biasの観点から、自らと異なる文化において、より客観的に物事を判断できるようになることをめざす。
閉じる英語教育論
英語教育に関する理論の到達点を学びつつ、学校英語教育、小学校での英語教育を含む児童英語教育、国際理解教育と英語教育の関連などに焦点をあてて、理論的・実践的探求を行う。学習理論、指導理論、日本における英語教育施策、母語習得と第二言語習得との比較などについてもとりあげて、日本における英語教育全般についての理解を深める手助けをする。
閉じるEnglish Language Literatures
英語圏文学は世界の文学のなかで大きな位置を占めてきた。この科目では、イギリス文学を中心に、基礎知識を身につけるとともに、外国の文学を楽しめる技術を身につけることを目標にする。歴史的な変化を概観しつつ、中世から現代までの英語圏の代表的な作家を幅広く取りあげ、その作品を原文で読んで、そのおもしろさを味わいながら、文学の側面から英語圏文化に迫る。授業は、学生の朗読、群読、歌、演出、発表によるactive learningを取り入れ、詩、演劇、小説、自伝、日記、映画シナリオなど、さまざまなジャンルを教材にする。
閉じるFoundation Translation
現在のグローバル社会において、翻訳の「必要性」ならびに「役割」を考え、翻訳にあたって必要となるさまざまな知識や戦略を学習する。とりわけ、文法規則に添った戦略だけではなく、Newmarkが示すような「内容問題別」戦略を紹介し、異文化接触の最前線としての翻訳実践をしていく。英日翻訳に必要な理論や基礎技術を学習し、さまざまな種類の英文の翻訳を行う。直訳ではなく、文化背景や作者の意図を汲み取り、英文から日本語とその逆へ再構築しながらの翻訳をめざす。また、現在無視できなくなっているmachine translation(機械による自動翻訳)を紹介し、今後の「翻訳家」と急速に進む機械翻訳の技術の問題も考える。
閉じるWorld Englishes
グローバル化時代のリンガ・フランカ(lingua franca)とも言われる英語は、英語圏の文化的背景をもちつつも、アジア、アフリカなど地球上のさまざまな場所における使用においては、使用する人々のアイデンティティを反映したものとなっていて、さまざまな変種(varieties)が見られ、まさに、世界の諸英語(World Englishes)と呼ぶにふさわしい様相を呈している。この科目では、世界の英語の現実の姿を見ていきながら、英語の過去から現在、未来までを考えてみたい。さらに、グローバル化時代の英語の役割とグローバルコミュニケーションにおいて求められる英語能力について再検討していく。
閉じるJapanese-English Comparative Literatures
まず、日本の古典と英語の古典についてどのような作品類が残っているのかを知り、それらの美意識や詩学などの違いについて比較する。その後、全く接点のないなかで同じ時代に活躍した劇作家である近松とシェークスピアの作品を通して、とりわけ「悲劇」という概念について考える。最後に、近代における小説、詩、演劇を比較し、その違いおよびお互いの影響について追及する。日英翻訳を通しても作品の比較を行う。
閉じる英語学
国際的なコミュニケーションの手段として広く用いられ、地球語ともよばれる英語とはどのような言語かという問題を、さまざまな観点から考察し、英語学の基本的な知識を身につけ、英語という言語について理解を深めることを目的とする。具体的には、英語発音の仕組み、語・文の構造、語・文の意味、英語語用論などを扱う。また、英語の歴史を振り返り、さらに、社会的・地理的変種における発音・語彙の違い、さまざまな談話領域における文体の相違なども検討する。
閉じる医療概論
本科目では、診療情報管理士をはじめとする医療管理者として医療機関で働くために必要な、医学と医療の基礎的な知識を修得することをめざす。そのためにまず、医療と医学に関する歴史的変遷をたどりつつ、現代の医療に至る過程と現状を理解する。また、医療倫理や医療・社会保障制度など、医療を成立させている社会的な仕組みを学ぶとともに、病気とは何か、病気の原因、病態、診断、治療、予防など医学の基礎的な内容を理解していく。
閉じる解剖生理学
人体の基本的な仕組みと働きを知ることは、診療情報管理士として診療記録に記載される内容を理解するうえで、必要不可欠の知識である。また、さまざまな疾病の機序や病態、それらの治療方法などを理解するうえでも、人体の構造と機能を理解することは、非常に重要である。そこで、本科目では、人体の機能と仕組みのうち、特に人の細胞と組織、および器官ごとの機能と構造を学習するとともに、後半では筋骨格系の疾患について学ぶ。
閉じる診療情報管理論 Ⅰ
本科目では、まず、診療情報管理とは何か、診療情報管理と診療情報管理士の関わり、医療機関において診療情報管理士が担う役割など、診療情報管理と診療情報管理士について基礎的な知識を習得し、理解を深めることをめざす。また、診療情報管理業務を行ううえで必要なコンプライアンス(法令遵守)について、特に診療情報管理士に必要とされる診療記録および診療情報に関わる法規を中心に具体的な事例なども交えて学習を進め、理解を深める。
閉じる診療情報管理論 Ⅱ
診療情報管理士が担う業務は、病院の規模や配属される部門により、実務内容においては異なることが少なくない。そこで本科目では、診療情報管理を円滑に行うために必要な、診療情報管理の基本的な業務内容と実務を事例を交えて学習する。具体的には、診療記録の保管・管理、診療記録の回収と内容の点検、診療情報の活用、診療情報の提供、診療記録の記載方法と種類について学ぶことを通じて、診療情報管理の基本的な理解を深める。
閉じる臨床医学 Ⅰ
診療情報管理士の重要な業務である、世界保健機関(WHO)による国際疾病分類(ICD-10)のコーディングに必要な各疾病について、その原因、症状、所見、診断、治療などの基礎知識を学習し習得する。本科目では、特に感染症の原因となる細菌、ウイルスなどの知識を身につけ、各感染症の特徴、症状、所見、診断法、治療法などについて学ぶ。また、後半では、内分泌、栄養、代謝に関連する疾患についても学び、理解を深める。
閉じる臨床医学 Ⅱ
診療情報管理士の重要な業務である、世界保健機関(WHO)による国際疾病分類(ICD-10)のコーディングに必要な各疾病について、その原因、症状、所見、診断、治療などの基礎知識を学習し習得する。本科目では、特に精神および行動の障害、神経系の疾患、目・耳の感覚系の疾患について知識を身につけ、各疾患の特徴、症状、所見、診断法、治療法などについても学ぶ。また、後半では、皮膚および皮下組織の疾患についても学び、理解を深める。
閉じる臨床医学 Ⅲ
診療情報管理士の重要な業務である、世界保健機関(WHO)による国際疾病分類(ICD-10)のコーディングに必要な各疾病について、その原因、症状、所見、診断、治療などの基礎知識を習得する。本科目では、特に精神および行動の障害、神経系の疾患、目・耳の感覚系の疾患について学ぶ。また、後半においては、皮膚および皮下組織の疾患について、その原因、症状、所見、診断、治療などの基礎知識を習得し、理解を深める。
閉じる臨床医学 Ⅳ
診療情報管理士の重要な業務である、世界保健機関(WHO)による国際疾病分類(ICD-10)のコーディングに必要な各疾病について、その原因、症状、所見、診断、治療などの基礎知識を習得する。本科目では、特に生命の維持に直接関わる循環器・呼吸器系の疾病について、その特徴、症状、所見、診断法、治療法などについて学ぶ。また、後半では、主に消化器系の疾患について、その特徴、症状、所見、診断法、治療法などを学んでいく。
閉じる臨床医学 Ⅴ
診療情報管理士の重要な業務である、世界保健機関(WHO)による国際疾病分類(ICD-10)のコーディングに必要な各疾病について、その原因、症状、所見、診断、治療などの基礎知識を習得する。本科目では、前半において、泌尿器および生殖器系の疾病の特徴、症状、所見、診断法、治療法などについて学ぶ。また、後半においては、妊娠、分娩、産褥について理解するとともに、主として周産期に発生する病態について学んでいく。
閉じる臨床医学総論
本科目では、解剖生理学や臨床医学Ⅰ~Ⅴなどの一連の授業を通して学んできた人体の構造と機能、さまざまな組織や器官の疾病と診断名、原因、症状、所見、診断、治療方法などについて、診療記録を管理するために必要な専門用語をキーワードとして、医学と医療に関するこれまでの学修のまとめを行う。また、授業の前半では、先天奇形や染色体異常、および外傷、中毒についても学習し、それらの傷病の原因、症状、所見、診断、治療法について学習する。
閉じる病院実務実習
本実習科目では、病院の基本的機能、診療録管理部門が病院内で果たす役割、入院・外来診療録の管理状況、疾病統計・退院時サマリーの内容などについて、病院での実習を通して、具体的に理解することをめざす。診療録管理部門での実習では、診療録の点検、編綴、収納、検索、貸出などを経験するとともに、コーディングの補助業務をも行う。実習の前後にはオリエンテーションや実習体験の報告会などを実施し、実習をより効果的なものにしていく。
閉じる国際統計分類
国際疾病分類(International Classification of Diseases)とは、診療記録において用いられる、疾病や医療行為に関する情報を収集・解析するために利用されるコーディングのシステムであり、世界保健機関(WHO)が制定している。現在用いられているものは、その第10版(ICD-10)である。本科目では、医学系科目などで学んだ知識を活かし、ICD-10を利用した具体的な分類手法を演習形式で身につける。
閉じる診療情報総合演習 Ⅰ
本科目では、これまで学んできた診療情報管理に関連する知識の定着を図ることを目的とし、演習形式の授業を展開することを通じて、診療情報管理士資格認定試験レベルの基本的知識を確実に身につけることをめざす。また、病院実務実習を通じて経験した、病院の経営管理や医療管理、診療情報管理に関する現場での具体的な体験を振り返り、また学生同士が相互に交流することを通じて、卒業後に医療機関で働くうえで必要となる職業的な責任感や態度もあわせて育成することをめざす。
閉じる診療情報総合演習 Ⅱ
これまで学んできた診療情報管理に関連する知識の定着を図ることを目的とし、診療情報総合演習Ⅰに続けて、主に演習形式により診療情報管理士資格認定試験レベルの発展的知識を確実に身につける。また、病院研究などを通じて、診療情報に関する現場の理解をさらに深め、診療情報管理士として働くうえで必須の職業的倫理規範を学ぶとともに、がん登録やDPC、コンピュータの知識など、診療情報管理士認定試験レベルを超えた、より高度な専門知識についても広く学ぶ。
閉じる数学演習 Ⅰ
将来の仕事で必要とされる数学について基礎を学ぶ。数と計算・図形の初歩から学び、さまざまな応用問題が解けるようにする。ピタゴラスの定理と無理数、1次・連立・2次方程式、因数分解、1次・2次関数とグラフなどを主なテーマとする。
閉じる数学演習 Ⅱ
数学的思考、数理的思考を身につける。1次関数、2次関数、関数とグラフ、図形と方程式、図形の性質・面積などをテーマとして、日常生活との接点を探りつつ、基本的な概念、典型的な問題の解法、実生活への応用を教授する。
閉じる数学演習 Ⅱ
数学的思考、数理的思考を身につける。1次関数、2次関数、関数とグラフ、図形と方程式、図形の性質・面積(ヘロンの公式)などをテーマとして、日常生活との接点を探りつつ、基本的な概念、典型的な問題の解法、実生活への応用を教授する。
閉じる物理学基礎
物理学は、科学技術のベースとなる重要な分野であり、さまざまな自然現象を考えるうえで基礎的な学問となる。本科目では、力学や電磁気学、光の干渉・回折などの基本的な原理について正しい理解を得るとともに、日常的に目にする現象を物理学的に理解し説明する力を身につける。また、物理学が身近なものに応用されていることを理解し、物理学の原理とその意義について見識を深める。例えば、身近な家庭用機器や医療機器(電子レンジ、健康維持器具、AED、MRI等)などに応用されている電磁気現象の原理などを理解する。
閉じる物理学基礎
物理学は、科学技術のベースとなる重要な分野であり、さまざまな自然現象を考える上で基礎的な学問となる。本講では、力学や電磁気学、光の干渉・回折などについて学び、先端科学技術と日常的に目にする現象等を理解・説明する力を身につける。
閉じる情報科教育法 Ⅰ
高等学校教科としての情報科の目的、内容、方法、課題等について考察するとともに、情報科教員として必要な知識・技能の育成をめざす。情報科成立の背景から始めて、学習指導要領にもとづき情報科の内容を検討し、効果的な教育方法を考える。情報科教育実践の事例、情報教育の活用法、教材論、授業論を深める。
閉じる情報科教育法 Ⅱ
高等学校教科としての情報科の目的、内容、方法、課題等について考察するとともに、情報科教員として必要な知識・技能の育成をめざす。前半は、情報科の教科書研究、教材教具づくり、授業方法、学習指導案について概略を学ぶ。後半は小集団または個人によって教材を開発し、学習指導案を作成し、模擬授業実践から相互批評を行い、授業力向上のための授業研究方法までを学ぶ。
閉じる教養ゼミ
スタディ・スキルとして、最低限必要とされる読解力や文章作成能力の修得をめざす。高度な文章を読む力を養成しながら、添削指導により、論理的な論説文を書くための文章構成や推敲の能力を高める。
閉じる教養ゼミ
教養とは何か、大学で教養を学ぶ意義はどこにあるのかを考えさせる。まずは、「話す」ことを中心にコミュニケーションの基礎を学び、幅広い分野から選定したテキストを使用して、ゼミ形式で検討していく。
閉じるキャリアコミュニケーション Ⅰ
「話す・聞く」技術を磨き、よいコミュニケーションのための話しことばの修得を目的とする。話しことばに欠かせない音声表現の知識と技術、人間関係を円滑にするための敬語表現のスキル、パブリックスピーキングに必要な筋道の立った話し方、正しい日本語の運用についての知識等の修得を、講義とワーク、トレーニングにより身につける。
閉じるキャリアコミュニケーション Ⅱ
社会人基礎力(コミュニケーション能力)を体得し、社会人としての準備を行う。適切なマナーをもとに、自信を持って自己アピールできるスキル、問題発見解決型人材を念頭においた社会が求めるヒューマンスキルなどの獲得をめざす。授業では、円滑なコミュニケーションからより有益な結果が生み出されることを理解し、効果的な自己アピールの習得や基本的なビジネスマナーのスキルをベースにしたコミュニケーション能力を高めるスキルを習得する。
閉じるキャリアコミュニケーション Ⅱ
社会人基礎力(コミュニケーション能力)を体得し、社会人としての準備を行う。適切なマナーをもとに、自信を持って自己アピールできるスキル、問題発見解決型人材を念頭においた社会が求めるヒューマンスキル、などの獲得をめざす。講座では、円滑なコミュニケーションからより有益な結果が生み出されることを理解し、効果的な自己アピールの修得や基本的なビジネスマナーのスキルをベースにしたコミュニケーション能力を高めるスキルを修得する。講座形式は、座学で得た知識をもとに実習・ワークショップ・発表を中心とした構成とし、体験を通して考え抜く力、前へ踏み出す力、チームワーク力(コミュニケーション力・自己アピール力)などのヒューマンスキルを身につけることをめざす。
閉じる化学基礎
生活の中にある物質や現象を、化学的なものの見方や考え方で捉え、理解できるように基礎概念を解説する。原子の構造と結合、分子の形、物質の形態、溶液、化学反応などについて正しい理解を得るとともに、日常的に目にする物質や現象および、化学が身近に応用されていることを理解し説明する力を身につける。例えば、日常生活に関わる化学物質、例えば石油や原子力などのエネルギー源、金属やプラスチックなどの材料、薬品、医療品などについて触れ、応用されている原理とその意義を理解する。
閉じる化学基礎
化学は、科学技術のベースとなる重要な分野であり、さまざまな自然現象を考える上で基礎的な学問となる。本講では、無機化学・有機化学にわたって学び、先端科学技術と日常的に目にする現象等を理解・説明する力を身につける。
閉じる生物学基礎
生物学の中でも主にヒトに焦点を当てた生命科学、および関連する諸問題について概説する。生命現象を理解するために、細胞の構造と役割、細胞を構成する物質、エネルギー、遺伝学、DNA、発生と老化、脳の構造などから、食と健康、がん、感染と免疫などについても解説し、正しい理解を促進する。さらに、生命現象の科学的な解析、解明が急速に進展する現代において、生物学的な諸問題を正しく理解するため、遺伝子組換生物や再生医療、生態系と環境問題までの最新のトピックを交えて解説する。
閉じるプレゼンテーションスキルズ
社会人として必要となるプレゼンテーション能力、コミュニケーション能力、創造力、協調性などを養う。課題解決型のPBLに取り組み、グループワークやプレゼンテーションを通じてアウトプットを生み出すことにより、実践的な能力を身につける。
閉じるキャリアディベロップメント演習 Ⅰ
受講生が自身の大学生活を方向付ける「自律的な大学生活づくり」をテーマとする。キャリアに関する基本的な理論を理解しつつ、充実した大学生活を送る先輩の姿に学び、自身の大学生活をどのようなものにしていくかを言語化する。自ら挑戦し、挑戦を通じて自らを変えていく心的態度を持った自律的な学習者になることをめざす。
閉じるキャリアディベロップメント演習 Ⅱ
受講生が自らの将来像を具体化することができる「自律的な将来像づくり」をテーマとする。仕事(業界・業種・職種等)と働き方の多様性を知ると同時に、世の中で活躍する社会人がどのように自身のキャリアを構築してきたかを事例として学ぶことを通じて、自身のキャリア観を具体化し、大学生活の過ごし方を再考する。
閉じるキャリアディベロップメント演習 Ⅲ
受講生がインターンシップをはじめとするこれまでの経験から自身の特徴を描き出す「自律的な自分像づくり」をテーマとする。これまでの大学生活を振り返って、自身が学んできたこと、できるようになったことを言語化し、自身の強みや弱み、将来の方向性について再考する。
閉じるキャリアディベロップメント演習 Ⅳ
受講生自身が納得できる進路決定ができるよう「自律的な就職活動づくり」をテーマとする。就職活動に挑戦していくなかで、自身の将来像や特徴の言語化を円滑に行えるようにする。具体的には、就職活動計画の立案、エントリーシート作成や面接対策を行い、自らの就職活動をマネジメントしていく力を養う。
閉じるインターンシップ準備講座
職業や職場は、単にそこで働いている人々に生活の手段を提供するだけではなく、高度に分業化・多様化している経済社会では社会を構成する一単位として相互に不可欠な存在でもある。この科目では受講生が企業その他の組織や機能を実体験することで、それぞれや職業や職場の役割を理解し、社会を見る目を養うことを目的とする。具体的には、受講生自身が、主体的、能動的、積極的に与えられた課題に取り組み、問題発見能力、問題解決力をはじめ職場で不可欠な能力を修得する。
閉じる社会調査論
社会調査の意義と方法、種類など、量的調査と質的調査の両方にわたって社会調査の基本的事項を学ぶとともに、フィールドワークにおけるデータの収集から分析に至るまでのプロセスについて学習する。これらの学習を踏まえて、特定の調査目的に沿って調査方法を決めて資料やデータを収集し、分析するかたちにまでまとめ上げていく社会調査の具体的な方法を学習する。また、社会調査の具体的な事例を類型ごとに紹介して、その意義を講述するとともに、解説、検討を加える。
閉じる統計学基礎論
人間集団の健康および疾病異常の状況などを把握する手段である統計学の基本的な考え方を身につけるため、データの持つ意味、初等確率論・統計的分析方法の基礎について学ぶ。また、人口統計や国勢調査、国民生活基礎統計、医療施設統計など主な保健統計調査についても学ぶ。
閉じるキャリアゼミ Ⅰ
この科目では、大学入学前までを振り返りつつ、これからの大学生活をどのように過ごしていくか、目標立てを行う。また、1週間ごとの行動と振り返りをKT-Noteに書き込み、学習記録・行動記録をポートフォリオ化する。これら一連の活動によって、意識的に学習・行動し、主体的な学生生活を送ることができるようになることを目的とする。
閉じるキャリアゼミ Ⅱ
この科目では、PBL(Project Based Learning)と呼ばれる課題解決型学習の初級編ともいえる授業を行う。あるテーマ(課題)に対して、グループでディスカッションを行い、ひとつの答え(解決策等)を導き出していく。極力、前提知識は不要なテーマを用いるが、答えを導き出すためには、コミュニケーション力、情報分析力、論理的思考力等が必要となるので、自分なりに学習しながら、柔軟な発想をもって進めていくことが必要である。
閉じるキャリアゼミ Ⅲ
この科目では、大学生に必要な社会の仕組みや教養を幅広く身につけ、物事に対して課題意識を持つことを目標に授業を行う。講義やゲストスピーカー講演をもとにディスカッション、グループワークを行い、現代社会について理解を深め、自身がどの様に活きていくのかを考える。
閉じるキャリアゼミ Ⅳ
この科目では、インターンシップやボランティア活動、海外体験等の学外活動を経験し、これまでの学びと実社会の接点を肌で体感する。それにより、これまでの大学生活を振り返り、これからの大学生活で何が必要かを考える機会とする。
閉じるキャリアゼミ Ⅵ
この科目では、社会人としての基礎を学び、夢を実現するための実践的スキルの獲得を目的とする。具体的には、文学部各学科の専門教育過程での学びと、これまでのキャリアゼミでの学びを活用するヒントを学ぶ。
閉じる国際マーケティング論
21世紀の企業経営は国際競争を抜きに考えることができない。本講義では国際マーケティングの視点から21世紀の企業経営のあり方について考えるなかで、国際的感覚や思考能力を身につける。具体的には、国際マーケティングの基本原理の理解を踏まえ、日本企業の代表的な電機企業を中心とし、その他自動車、アパレル、食品、学習塾などの企業をケースとして取り上げ、それらの国際マーケティングの実態について説明する。
閉じる広告と消費の心理学
私たちは日々、多くの広告に接触しながら生活している。本講では、心理学や行動科学の研究成果を中心に、これら広告の心理・社会的機能を学習し、広告の送り手・受け手の双方の視点から種々のトピックについて論考していく。加えて、広告を通して人間(消費者)理解を深めることによって、さまざまなマーケティング戦略について議論していく。
閉じる学校図書館メディアの構成
学校図書館メディアの構成に関する理解および実務能力の育成と、学校図書館メディアの専門職である司書教諭としての基本的な知識を獲得することを目標とする。まず、高度情報社会における学習環境の変化に伴うメディアの教育的意義と役割について論じ、同時に各種メディアの種別と特性について説明し、理解を図る。次に、より優れたメディアの構築について、さらにメディアの組織化の意義と展開について講義する。
閉じる読書と豊かな人間性
子どもが読書することの意義、子どもに読書を薦める意義について自分なりの考えを持つ。また、学校図書館における読書教育の方策についての知識と理解を獲得する。子どもを本好きにするために何ができるか、読書教育と環境について考えることを目標とする。子どもの読書の意義について理解を深め、読書資料をジャンルごとに解説し、子どもを本好きにするためのさまざまな技術や方法についても学ぶ。
閉じる情報メディアの活用
メディア教育の在り方への考察を深めるとともに、学校図書館メディアの特性を理解し、学校図書館活動において各種メディアを活用するうえで必要な知識とスキルを身につけることを目標とする。現代社会におけるさまざまなメディアの特性を理解し、学校教育への活用について確認する。メディアの利用に関わる情報活用能力・メディアリテラシーや著作権の問題についても考える。
閉じる学校経営と学校図書館
本科目が学校図書館司書教諭課程全体の総論的な位置づけであることを踏まえ、まず学校教育における学校図書館の果たす役割等、学校図書館全般について論じ、基本的理解を図る。次に、学校図書館経営の責任者としての司書教諭の任務と職務を明確にし、校内の協力体制づくり、司書教諭としての研修の重要性にふれる。さらに、学校図書館メディア・学校図書館活動・他の館種を含めた図書館ネットワーク等についての基本的理解を図る。
閉じる学習指導と学校図書館
学習指導の基盤となる教育の理論を理解したうえで、学校図書館メディアの活用方法を実践例を見ながら考察する。教科学習における担当教諭と司書教諭のコラボレーション、学習情報センターとしての学校図書館利用指導などについて事例を研究し、実際に自分で指導計画を作成する。情報リテラシー育成の一端を担う学校図書館活用の理論と実践のつながりを理解する。
閉じる図書館概論
司書課程の導入科目として、わが国の公立図書館を中心に学校図書館、大学図書館、国立国会図書館、専門図書館等の制度、機能、現状や課題を理解する。図書館の機能や社会における意義や役割について理解を図り、図書館の歴史と現状、館種別図書館と利用者ニーズ、図書館職員の役割と資格、類縁機関との関係、今後の課題と展望等の基本について学ぶ。
閉じる図書館情報技術論
図書館現場に即した実践的な知識・技術を身につけることを目標とする。情報技術と図書館サービスをテーマに、図書館業務における情報機器・情報技術の機能や利用、電子資料・デジタル情報源等について解説する。図書館業務に必要な基礎的な情報技術への理解を深め、情報の流通・管理等に関する知識の修得を図る。
閉じる図書館サービス概論
「図書館サービスとは何か」を、さまざまな館種における現実の図書館サービスに根ざしながら、実証的に理解することをめざす。館種ごとの図書館サービスを知り、その基盤となる考え方や、図書館機能とその構造を理解することを図る。具体的には、閲覧、資料提供、情報提供、予約、リクエスト、読書案内、レファレンス、問題解決支援などの働き、さらに児童・ヤングサービス、障害者、高齢者、多文化サービスなど、各種のサービスを扱い、それに関わる著作権や接遇の基本について学ぶ。
閉じる図書館情報資源概論
本科目では、伝統的な印刷メディアと先端的な電子メディアを紹介しながら、市民の要求に応えてどのように蔵書を形成し、提供するかを知る。また、出版流通に関する基礎的知識と電子メディアの動向、資料の受入方法・蔵書管理の在り方についての知識を修得する。印刷資料・非印刷資料・電子資料とネットワーク情報資源からなる図書館情報資源について、類型と特質、歴史、生産、流通、選択、収集、保存、図書館業務に必要な情報資源に関する知識等の基本について学ぶ。
閉じる情報資源組織論
図書館における情報資源の組織化について、その意義・目的・方法を学ぶ。印刷資料・非印刷資料・電子資料とネットワーク情報資源からなる図書館情報資源の組織化の理論と技術について、書誌コントロール、書誌記述法、主題分析、メタデータ、書誌データの活用法等について学ぶ。
閉じる図書館制度・経営論
図書館の制度と図書館経営の意義と課題を併せて、最近の動向を理解する。図書館に関する法律、関連する領域の法律、図書館政策について解説するとともに、図書館経営の考え方、職員や施設等の経営資源、サービス計画、予算の確保、調査と評価、管理形態等について学ぶ。
閉じる図書館情報資源特論
必修の各科目で学んだ内容を発展的に学習し、理解を深める観点から、基礎科目に関する領域の課題を選択し、授業を行う。ここでは「児童サービス論」をテーマとする。図書館における児童サービスのあり方について、一人ひとりの発達の違いや好奇心に対応したさまざまな内容や分野が児童資料にあることを学び、数多くの児童書(絵本、児童文学、科学読物等)リストから、実際に「読むこと」を通して、「児童サービス論」の内容を深める。
閉じる図書館施設論
概要:図書館活動・サービスが展開される場としての図書館施設について、地域計画、建築計画、その構成要素等について学ぶ。代表的かつ具体的な複数の事例について知り、具体的な施設の実地見学を通じて、さまざまな角度から図書館建築に関する知識を修得する。
(オムニバス方式/全7回)
図書館施設論
概要:図書館活動・サービスが展開される場としての図書館施設について、地域計画、建築計画、その構成要素等について学ぶ。代表的かつ具体的な複数の事例について知り、具体的な施設の実地見学を通じて、さまざまな角度から図書館建築に関する知識を修得する。
閉じる図書館実習
図書館に関する科目で得た知識・技術を元にして図書館現場で実習することを通じて、仕事をより深く理解し、今日の図書館が抱える課題についても問題意識を深める。事前・事後学習の指導を受けつつ、公立図書館業務を経験する。実習は公立図書館で5日間(40時間)を基本とする。
閉じる図書館情報資源概論
本科目では、伝統的な印刷メディアと先端的な電子メディアを紹介しながら、市民の要求に応えてどのように蔵書を形成し、提供するかを知る。また、出版流通に関する基礎的知識と電子メディアの動向、資料の受入方法・蔵書管理の在り方についての知識を修得する。印刷資料・非印刷資料・電子資料とネットワーク情報資源からなる図書館情報資源について、類型と特質、歴史、生産、流通、選択、収集、保存、図書館業務に必要な情報資源に関する知識等の基本について学ぶ。
閉じる学校図書館メディアの構成
学校図書館メディアの構成に関する理解および実務能力の育成と、学校図書館メディアの専門職である司書教諭としての基本的な知識を獲得することを目標とする。まず、高度情報社会における学習環境の変化に伴うメディアの教育的意義と役割について論じ、同時に各種メディアの種別と特性について説明し、理解を図る。次に、より優れたメディアの構築について、さらにメディアの組織化の意義と展開について講義する。
閉じる博物館学概論
博物館学の目的・方法・構成、博物館の定義等(定義・種類・目的・機能)、博物館の歴史と現状(内外の博物館の歴史・現状)、学芸員の役割(定義、役割、実態)、博物館関係法令等、博物館に関する基礎的な知識を理解し、専門性の基礎となる能力を身につける。
閉じる博物館教育論
博物館教育の意義、博物館の利用と学び、博物館教育の実際等、博物館における教育活動の基盤となる理論や実践に関する知識と方法を習得し、博物館の教育機能に関する基礎的能力を身につける。
閉じる博物館経営論
博物館の経営基盤、博物館の経営、博物館における連携のありかたを学ぶことを通して、博物館の形態面と活動面における適切な管理・運営について理解し、博物館経営(ミュージアムマネジメント)に関する基礎的能力を身につける。
閉じる博物館資料保存論
概要:博物館における資料保存およびその保存・展示環境および収蔵環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を習得することを通じて、資料の保存に関する基礎的能力を養うことを目標とする。博物館等に所蔵の文化財資料について、その保存に関する科学的手法を学ぶとともに、実際の博物館における実態を学ぶことで文化財保存とその環境、博物館の役割について学ぶ。
(オムニバス方式/全14回)
博物館資料保存論
概要:博物館における資料保存およびその保存・展示環境および収蔵環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を習得することを通じて、資料の保存に関する基礎的能力を養うことを目標とする。博物館等に所蔵の文化財資料について、その保存に関する科学的手法を学ぶとともに、実際の博物館における実態を学ぶことで文化財保存とその環境、博物館の役割について学ぶ。
閉じる博物館実習 Ⅰ
考古資料の実測図や古文書の取り扱いを学ぶことを通じて、博物館における資料保存及びその保存・展示環境及び収蔵環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を習得する。
閉じる博物館実習 Ⅱ
概要:資料台帳カード作成と展示・体験学習のプランニングを行う。さらに、これらの作業を通して博物館業務の多様性を理解する。既存の博物館の資料台帳カード、要覧、図録、ホームページなどを参考に作業を進める。また、博物館における美術工芸品の取り扱い方法と調査方法を中心に講義を進め、学芸員に求められる知識と技術の習得をめざす。
(オムニバス方式/全14回)
博物館実習 Ⅱ
概要:資料台帳カード作成と展示・体験学習のプランニングを行う。さらに、これらの作業を通して博物館業務の多様性を理解する。既存の博物館の資料台帳カード、要覧、図録、ホームページなどを参考に作業を進める。また、博物館における美術工芸品の取り扱い方法と調査方法を中心に講義を進め、学芸員に求められる知識と技術の習得をめざす。
閉じる博物館実習 Ⅲ
博物館学芸員としての自覚と共通の基礎的技術を身につける。特にどのような博物館においても、二次資料としての写真、レプリカ、出版物(編集物)などは日常的に用いられるものであるため、それらの基本的な知識を学ぶとともに、小さな展示会を通じて実際の制作を行うことで、理解を深めることを目標とする。また、博物館の現場における実務を経験すること(館園実習)によって、博物館への理解をより一層深める。
閉じる医学概論
人類の歴史は「病いとの戦い」の歴史であるともいえる。例えば、伝染病との戦いはペストや天然痘には勝利したものの、エイズやインフルエンザといった新たな敵との戦いが引き起こされている。人類の生存をかけた戦いのなかで医学は生まれ、発展してきた。さらに、ライフスタイルの変化、人口の少子高齢化等の社会情勢の変化は生活習慣病などの新たな「病い」の発生の素地となっている。医学は新たな姿の敵との戦いを迎えている。こうした医学の歴史を振り返りながら、「医学の過去、現在、未来」について講義する。
閉じるこころとからだの健康科学 Ⅰ
健康科学部は「こころとからだの健康と臨床」を考究することをテーマとしている。いずれの学科も人間をこころとからだを併せ持つ存在としてホリスティックな視点から捉える考え方に立脚している。本科目では、「こころ」と「からだ」について、心理学、理学療法学、救急救命学、臨床検査学の視点からそれぞれの教員が自身の学術研究や臨床経験の知をもとに講義する。
閉じるこころとからだの健康科学 Ⅱ
健康科学部は「こころとからだの健康と臨床」を考究することをテーマとしている。いずれの学科も人間をこころとからだを併せ持つ存在としてホリスティックな視点から捉える考え方に立脚している。本科目では、「こころ」と「からだ」について、心理学、理学療法学、救急救命学、作業療法学の視点からそれぞれの教員が自身の学術研究や臨床経験の知をもとに講義する。
閉じるこころとからだの健康科学 Ⅰ
健康科学部は「こころとからだの健康と臨床」を考究することをテーマとしている。いずれの学科も人間をこころとからだを併せ持つ存在としてホリスティックな視点から捉える考え方に立脚している。本科目では、「こころ」と「からだ」について、心理学、理学療法学、救急救命学の視点からそれぞれの教員が自身の学術研究や臨床経験の知をもとに講義する。
閉じるこころとからだの健康科学 Ⅱ
健康科学部は「こころとからだの健康と臨床」を考究することをテーマとしている。いずれの学科も人間をこころとからだを併せ持つ存在としてホリスティックな視点から捉える考え方に立脚している。本科目では、「こころ」と「からだ」について、心理学、理学療法学、救急救命学の視点からそれぞれの教員が自身の学術研究や臨床経験の知をもとに講義する。
閉じる統計学基礎論
この科目では統計学そのものについて学ぶのではなく、統計法を利用して各分野(保健衛生学や心理学、教育学など)の研究を進める方法を学ぶことを目的とする。授業を通じて統計学の基礎を学び、身近なデータを読み取る力をつけ、また実際に受講生自身が研究を行う上で知識を活用できるよう、実践的な能力を身につけることをめざす。
閉じる医療と生命の倫理
生命倫理学の基本原則を正しく理解し、現代の医療における倫理的諸問題を学ぶ。まず、患者の自律の尊重という生命倫学理学の基本原則と、これを達成するために不可欠なインフォームド・コンセントの原理について説明する。その後に、①出生前診断、人工妊娠中絶、生殖補助医療など人間の誕生にまつわる諸問題、②ターミナルケア、安楽死と尊厳死など人間の死にまつわる諸問題、③遺伝子診断と遺伝子治療、再生医療など先端的医療、④医療情報の保護について教授する。
閉じる医療リスクマネジメント
医療全般における安全とその管理について教授する。医療職種全体の目標である「医療の質の向上」について講義し、リスクマネジメントの関係性について理解を深める。さらに、その具体的方法について解説する。また、各種治療におけるリスク、および機器の使用にあたっての事故防止の方法について解説する。業務に関わる感染症については、自身が感染媒体にならないようにすることの理解を深め、その対策について教授する。
閉じる臨床心理学
医療を通じて人と関わるために必要な、臨床心理学の知識や考え方を身につけることを目的とする。いくつかの心理療法の基礎となる理論的枠組みと、さまざまな精神的障害に関する基本的な知識を学ぶ。そうした知識も当然重要であるが、それだけにとどまらず「臨床の知」としての思考力を身につける必要がある。「臨床の知」とは、客観的に眺め分析するのではなく、自分が現場にコミットして、相手との関係のなかで考えることといえる。理論だけではなく、それをバックボーンとして「自分が」どのように相手へ関わる存在になっていくのか、履修者それぞれが、主体的に考えられるようになることをめざしたい。
閉じる公衆衛生学
公衆衛生の基礎的な知識を身につける。公衆衛生の前提となる集団・社会の健康の意義、社会医学の考え方、公衆衛生学の発展過程を概説した上で、公衆衛生活動の人口・疾病統計と健康指標、疫学、健康管理の基礎を学び、地域保健、成人保健、母子保健、老人保健、産業保健、学校保健の各分野における保健活動について学習する。
閉じる健康心理学
心身の健康の維持増進や疾病の予防について、心理・社会・身体的な要因がどのような役割を持つのかを心理学的な側面から学ぶ。ストレス、ライフスタイル、生活習慣病、疾病予防、食物・嗜好品の摂取や運動などといった健康関連行動など、現代社会で問題になっている事柄について理解する。
閉じるキャリア開発基礎講座
大学生活でも就職採用試験でも、そして社会に出てからも必要となる一般社会常識を学ぶ。獲得目標として、コミュニケーション能力の前提となる一般社会常識を学び、就職筆記試験対策だけでなく社会に順応できる力の養成をめざす。就職活動でよく実施される筆記試験の基礎内容を丁寧な解説で修得することをめざす。
閉じる医療事務研究 Ⅰ
病院の組織、業務、使命、各種の医療保険制度について解説の上、保険請求事務のしくみについて具体的に治療代を算定しながら学び、病院での医療事務の実際を知る。初診料や再診料、医学管理、在宅医療をはじめ、投薬・注射・処置・手術・輸血・麻酔などの病院の営みと医療事務者の業務との関連性および必要な知識について教授する。
閉じる医療事務研究 Ⅱ
医療事務研究 Ⅰにて治療基準による算定方法およびカルテ記載上の治療内容を外来レセプト(診療報酬明細書)に置き換える技能を習得する。医療事務研究 Ⅱでは、現在医療社会で行われる治療行為全域について学習を進め、老人医療・公費負担医療からのレセプト演習、入院カルテからの入院レセプト演習を行う。また、良質な患者サービスの提供を重視する医療界の変化に対応し、患者接遇・院内コミュニケーションに関する知識・技能についても学習を進める。
閉じるキャリアコミュニケーション Ⅱ
社会人基礎力(コミュニケーション能力)を体得し、社会人としての準備を行う。適切なマナーをもとに、自信を持って自己アピールできるスキル、問題発見解決型人材を念頭においた社会が求めるヒューマンスキルなどの獲得をめざす。講座では、円滑なコミュニケーションからより有益な結果が生み出されることを理解し、効果的な自己アピールの修得や基本的なビジネスマナーのスキルをベースにしたコミュニケーション能力を高めるスキルを修得する。講座形式は、座学で得た知識をもとに実習・ワークショップ・発表を中心とした構成とし、体験を通して考え抜く力、前へ踏み出す力、チームワーク力(コミュニケーション力・自己アピール力)などのヒューマンスキルを身につけることをめざす。
閉じるキャリア開発研究 Ⅴ
公務員の教養試験知能分野(数的推理・判断推理)および知識分野(社会科学)のための基礎学力の育成のため、該当分野に関して典型的な問題を中心に解法解説と問題演習を行う。社会科学については、政治学・法学分野を網羅的に学習する。この他にも、論文や面接に係る基礎学習および演習を行う。
閉じるキャリア開発研究 Ⅵ
時事問題を理解するために必要な基礎知識を身につけ、主体的に世の中の現状を考える力を育成する。公務員試験に出題されそうな時事問題を中心に、その問題の背景を解説する。各自で時事問題についての事前学習をし、その時事問題を題材に集団討論・小論文・面接の演習を行う。
閉じる救急救命将来講座 Ⅰ
救急救命士の主な就業先である公務員試験の受験を見すえた演習を集中的に行う。それにより文章理解や数的処理などの一般教養、自然科学、人文科学、法律、経済、政治など幅広い知識の修得と定着を図り、3年次以降の学修の基礎とする。学習を通じて、社会人としての教養はもとより、論理的思考力やコミュニケーション能力を身につける。具体的には、人文・社会分野において、政治と経済を中心とした領域の知識を学び、実際の公務員試験に出題される問題を演習する。また、数的処理分野においては、判断推理と数的推理を中心とした領域の論理的思考を学び、実際の公務員試験に出題される問題を演習する。
閉じる救急救命将来講座 Ⅱ
「救急救命将来講座 Ⅰ」における学習を基礎として、救急救命士の主な就業先である公務員試験の受験を見すえた発展的な演習を集中的に行う。それにより、文章理解や数的処理などの一般教養、自然科学、人文科学、法律、経済、政治など幅広い知識の修得と定着を図り、3年次以降の学修の基礎とする。また、この学習を通じて、社会人としての教養はもとより、論理的思考力やコミュニケーション能力も身につける。具体的には、数的処理分野において数的推理と判断推理を中心とした領域、人文・社会分野において政治、経済、社会を中心とした領域に関して、それぞれ発展的分野を取り扱う。
閉じる人体の構造と機能演習 Ⅰ(形態と構造)
医療分野における技術と専門知識を修得するために最も基礎となる人体を構成する正常な諸臓器の位置や形状、相互関係および内部構造について、演習形式で学習を展開する。人体の構造に関する学問は、観察方法により、肉眼解剖学、光学顕微鏡による組織学、電子顕微鏡による細胞学、および発生学の4つに区分され、それぞれが膨大な内容であるため、この授業では将来の臨床科学を担う実践者として必要な基礎知識に重点をおいて教授する。
閉じる人体の構造と機能演習 Ⅱ(生体の諸器官の働き)
生命現象を主に機能的側面から演習形式を取り入れて教授する。授業では、人体の生体システムについて恒常性の維持や体組成、細胞などの視点から概説するとともに、呼吸器系、循環器系、消化器系などの臓器ごと、また血液・免疫系、神経系などについて、人体の正常な生理的機能に関する理解を深める。さらに、異常状態である病態生理についても解説する。
閉じる病理学
病理学とは、病気がどうして起こり、その結果人の体組織がどう変化しているのかを、追究する学問である。本講義では、疾病の原因、経過、結果などについて概説し、正常状態との比較において病的状態について理解を深める。総論で全体的な視野から疾患の概念や仕組みを理解し、各論ではそれが各臓器・組織でどのような形態学的変化として現れるのかを教授する。
閉じる公衆衛生
保健衛生の現況の把握と諸課題を理解する。本講義では、多くの要因から成る健康の成り立ちを生活レベルから理解し、人々の健康生活の保持や増進、疾病の予防、医療・福祉のために考え、行動できる基礎を養う。公衆衛生学は極めて包括的、学際的かつ集学的な学問体系であるため、関連した諸科学の学習が重要である。また、公衆衛生学には医学・医療の社会的適用という側面があるため、日常的に総合性、社会性、現実性、即時性を養うよう指導を行う。
閉じる生化学・微生物学
生命現象を分子から解明する生化学分野では、健康を分子レベルで捉え、その維持と増進を図り栄養の役割を理解する上で必須の知識を講義する。タンパク質、糖質、脂質などの生体構成成分の構造と機能を説明し、生体内で起こる化学変化とエネルギー変換である代謝について理解を深める。また、微生物学分野では、通常肉眼では見えない微少かつ単純な生物である微生物の性質や機能を概説した後、感染症の発生機構とその予防、治療に関する基本的な知識を教授する。
閉じる救急処置各論 Ⅱ(薬物と検査)
救急救命士が傷病者へ投与可能な薬剤に関して必要な知識について理解を深める。薬剤投与に必要な基礎知識および薬物の作用、吸収・代謝・排泄、薬剤の投与経路と方法などについて教授する。また、臨床検査に関わる多様な検査の種類について、その目的と方法について概説するとともに、胃機能検査、生理検査、感染症検査、および胸痛や中毒に係る臨床検査などの具体的検査について講義する。さらに、放射線とその障害についても解説する。
閉じる救急救命学総論 Ⅰ(救急救命士の使命)
救急救命士の業務遂行には、その社会的使命の理解や救急医療制度の理解、そして救急医学を中心とした医学全般の知識が必要となる。本講義では、救急救命の歴史や現代の救急医療について概観し、救急救命士の業務を担保する科学的思考の基礎知識や人間の体、心、くらしへの理解を深める。さらに、救急救命士の行う応急処置と種類、代表的な処置としての心肺蘇生法までを教授し、一連の講義を通して、職業としての救急救命士の具体的なイメージを持てるようにする。
閉じる救急救命関係法規
まず、法の基礎知識をしっかりと学ぶ。具体的には、法の定義、法と道徳の関係、法源論、法の解釈、法の分類、法の効力、裁判所の組織などを学ぶ。その後、個別の法領域に入り、救急救命士法、医師法、保健師助産師看護師法、医療法、その他の法令の理解を深める。また、将来、救急救命士の資格を活かすためには、消防に入り消防吏員などになる必要があるので、消防法、地方公務員法、国家賠償法などについても学習する。
閉じる救急救命見学実習
救急救命士としての視野を広げ、実践力を養うため、救急救命機関としての消防機関や医療機関などで見学を中心とした実習を行う。救急救命に関わる各機関の組織や機能などさまざまな観点から理解を深め、救急救命活動を学ぶことで、より高度な実践力を身につける意識や態度を醸成する。
閉じる救急救命実習 Ⅰ
一次救命処置の理論と基本的実技、および傷病者観察用資器材を用いた救急救命処置等の理論・技術について具体的な実習を通じて習得する。実習では、聴診器、血圧計・パルスオキシメータ、心電図モニター、呼吸管理用資器材などの取り扱い要領や測定法を教授する。また、近隣地域の介護保険施設の協力のもと、医療人としての自覚や対人対応力、コミュニケーション能力を涵養するためにコミュニケーション実習を実施する。
閉じる救急疾病 Ⅰ(循環系、呼吸系等)
循環器系、呼吸器系などの救急疾病について主な疾患を取り上げて、その特徴と応急処置などを学ぶ。循環器系は、心不全、虚血性疾患、不整脈、先天性心疾患、心筋疾患などを取り上げ、その特徴と応急処置を解説する。また、呼吸器系は、呼吸不全、呼吸器感染症、気管支喘息、肺炎、肺血管疾患、その他の疾患の病態、診断、処置などを教授する。さらに、内分泌系・代謝系の病因・病態生理、症状、悪化防止、生命の危険回避をするために必要な救急処置の知識・技能、観察の方法と意義(重傷度、全身・局所の観察、各種病状の観察)、検査なども教授する。
閉じる救急疾病 Ⅱ(神経系、消化系等)
中枢神経の感染症や疾患、末梢神経に関する疾患などを教授する。また、消化器系の疾患に係る症候、すなわち腹痛、吐下血、血尿、嘔吐・下痢、歯痛などの観察と判断および処置の知識を教授する。さらに病因・病態生理、症状、悪化防止、生命の危険回避をするために必要な救急処置の知識・技能、観察の方法と意義(重傷度、全身・局所の観察、各種病状の観察)、検査などについて教授する。加えて、造血器、末梢血の解剖生理と血液疾患についても理解を深めるほか、感染症についても説明する。
閉じる救急病態生理学 Ⅰ(循環系、呼吸系等)
病態生理学とは、人体の器官などが異常や不全を起こすことによって起こる生体機能の変化に着目する医学領域である。本講義では、循環器系および呼吸器系の疾患を中心に、その構造と機能、観察と診断法、疾患に応じた症状の特徴、さらに応急処置と搬送法について教授する。また関連して、呼吸困難、喀血、発熱、胸痛、動悸・不整脈などの症候や、高齢者に特有の疾患についても、その原因と病態、観察・判断応急処置と搬送までを講義する。
閉じる救急病態生理学 Ⅱ(神経系、各種ショック等)
「救急病態生理学 Ⅰ」に引き続き、生体機能の変化に着目して各種疾患等について教授する。本講義では、前半に神経系の重症病態、後半に各種ショックについて取り上げる。重症病態および各種ショックでは、関連臓器の構造と機能、観察と診断法、症状の特徴、応急処置および搬送法について教授する。
閉じる救急外傷医学 Ⅰ(外傷総論、頭部・体幹外傷)
救急医療のうち、特に外傷救急医学について教授する。外傷とは機械的外力により身体が形態的、機能的に障害を被ることを言うが、損傷の種類や緊急度の評価により適切な処置を施す必要がある。そのために本講義では、外傷を引き起こす原因・メカニズム(受傷機転)を教授するととももに、複数以上の部位に一定以上の重症度を有する外傷(多発外傷)の特徴や病態・症状およびその観察や応急処置などについて理解を深める。
閉じる救急外傷医学 Ⅱ(運動器外傷、熱傷等)
「救急外傷学 Ⅰ」に引き続き、救急医療のうち、特に外傷救急医学について教授する。本講義では、骨盤、四肢、軟部組織の外傷について、病態生理と観察と判断法を教授する。また、外傷の形態や外傷に対する反応において成人と異なる小児・高齢者・妊婦の外傷の特徴にも言及する。熱傷、化学損傷、電撃傷、縊頚、刺咬症など特殊な損傷の発生機序と病態、さらにそれぞれの外傷の特徴について理解を深める。
閉じる救急救命学総論 Ⅱ(病院前医療)
救急医療においては、医療機関での受診を待たず、少しでも発症時にさかのぼって医療が開始されなければならない。また、救急現場での観察・応急処置と病院内での診断治療が、一貫して傷病者に提供される救急医療体制をつくることが必要である。このようなプレホスピタルケアの中心的な担い手である消防隊員としての救急救命士の役割と責務について教授する。さらに、病院前救護の質を管理する事後検証についても概説する。加えて、通常の救急医療体制での対応が困難となる災害発生時の、組織的な救命救急医療について理解を深める。
閉じる救急処置各論 Ⅰ(傷病者観察)
救急救命士として必要な傷病者観察について、観察の方法などを習得し、観察所見から考える病態、病状を理解することにより、救急現場での傷病判断の基礎を身につける。具体的には、外見や呼吸、循環、神経などの全身状態の観察、皮膚や頭部・顔面・頸部、胸部、腹部、四肢など局所の観察の方法に加え、パルスオキシメータや聴診器、血圧計などの資器材による観察の方法についても教授する。
閉じる救急救命実習 Ⅱ
救急救命士として職務遂行にあたり、1年次に習得した基本行動要領を基礎とした救急救命行為を用いた救急隊活動を行うために必要な基本処置および技術を理解し習得する。具体的には、CPA対応活動や基本外傷処置についてさらに理解を深めた上で、想定シナリオに基づいた実習を行う。また、救急救命士の業務拡大に伴う静脈路確保や気管挿管に関して、基本手技を身につける。さらに、4年生との合同実習により、身につけるべき技術水準を確認するとともに、「救急救命実習 Ⅰ」に引き続き、介護老人保健施設でのコミュニケーション実習を実施する。
閉じる臨床病態学
これまでに学んだ救急医学に関する知識をもとに、さらに発展的な救急疾患・外傷などにおける病態の理解を促進する。この講義では、学会などから発出されている関連した最新の診療ガイドラインや指針、論文類を取り上げ、教科書にない新たな救急に関する内容について学習する。さらに、新たに出された消防庁や厚生労働省からの通達などについても学習を深める。
閉じる救急症候学 Ⅰ(胸部疾患、腹部疾患等)
プレホスピタルの主体は観察・判断・処置で構成されているが、本講義では、胸部疾患に関して、様々な症候に関して教授する。特に傷病者観察、鑑別診断学の領域について教授し、この分野の実践能力向上のために、判断・処置の知識の整理を行い、理解を深める。胸部の疾患について、胸痛・動悸・不整脈などに係る症候と心肺停止との関係、その観察と判断および処置の知識を教授する。腹部疾患においては、腹痛、吐血・下血、腰痛・背部痛、体温上昇などの観察と判断および処置の知識を教授する。あわせて一般的な体温上昇の観察と判断や、在宅療法中の傷病者の処置に関する知識も教授する。
閉じる救急症候学 Ⅱ(神経疾患、呼吸器疾患等)
「救急症候学 Ⅰ」に引き続き、本講義では神経疾患・呼吸器疾患における様々な症候に関して教授する。特に傷病者観察、鑑別診断学の領域について教授し、この分野の実践能力向上のために、判断・処置の知識の整理を行い、理解を深める。神経疾患においては、意識障害・頭痛・痙攣・運動麻痺・めまいなどの症候を取り上げる。また、呼吸器疾患においては呼吸困難・喀血を取り上げる。
閉じる救急疾病 Ⅲ(筋・骨格系、泌尿・生殖系等)
「救急疾病 Ⅰ・ Ⅱ」に引き続いて、筋・骨格系、泌尿・生殖系に加え、感覚器系、皮膚系等について教授する。これらの各系の主な救急疾患を取り上げて、その特徴と症候、応急処置などを学ぶ。具体的に、筋・骨格系では急性腰痛症、椎間板ヘルニア、横紋筋融解症などを、泌尿・生殖系では急性・慢性腎不全、尿路結石症、子宮筋腫、精索捻転症などを、感覚器系では急性緑内障発作、メニエール病、急性副鼻腔炎などを、皮膚系では壊死性筋膜炎、重症薬疹などを取り上げる。それらに加えて、高齢者に特有な疾患についても教授する。
閉じる急性中毒学・環境障害
急性中毒、および温度異常、圧力などによる損傷など環境により人体に影響を与える救急の病態について理解を深める。また、放射線についての基礎知識を概説するとともに、放射線事故による放射線被爆と障害について説明し、その対応について教授する。
閉じる小児科学
小児は成人を単に小型化したものではない。その生理は成人と大きく異なっている。小児とは人の一生のなかで成長と発達を続けている時期にあるものを言う。小児は出生前期、新生児期、乳児期、幼児期、学童期、思春期に分類されているので、それぞれの疾病について概説する。
閉じる精神医学
近年精神科医療と福祉は、新規抗精神病薬の開発、入院中心から地域生活への転換等により大きな転換点を迎えている。精神障害がメディアで報じられることも多く、障害に対するタブー視も減じているが、一方で差別・偏見が根強く社会に残されているのも現状である。本講義では、基本的な精神疾患の病理、診断、治療、リハビリテーションについて概説するとともに、専門職をめざす者として精神障害者を全人的に理解することに主眼をおく。特に精神科救急、災害現場で遭遇する疾患、病態について理解を深める。
閉じる産婦人科学
救急救命士に必要な臨床産科学および婦人科学を教授する。具体的には、妊娠期・分娩期・産褥期の女性と胎児・新生児の正常な状態と病態を学ぶ。また、救急搬送時に必要となる病歴の聴取方法、観察項目・方法、対処方法について理解を深める。その上で、医療機関の選定や搬送時に注意すべき事項などについても教授する。
閉じる救急救命災害演習
頻発する日本や外国の自然災害や局地的災害を事例として、発災直後からの行動と避難所での活動を効果的・効率的に実践可能にするために災害対応における知識と共通の言語・概念の組織的な対応を演習や実習を取り入れて学ぶ。CSCA-TTTを理解し、説明・実践できるようにする。また、被災者の生命と健康の維持、災害発生直後からの被災地内での災害対応能力向上を体得させる。
閉じる救急救命同乗実習
近隣地域の消防署の協力の下、消防機関の救急活動に参加、救急自動車に同乗し、実習を行う。具体的には出動、現揚活動、搬送、医療機関引き継ぎまでの総合的な実習を行う。また、救急自動車内で各種救急事故における対応(活動)要領についての技術を体得させる。
閉じる救急救命病院実習
救急救命士としての実践力を高めるためには、医療の現場を正しく理解し、実際の患者に接しながら、病状、病態等について医師やコ・メディカルスタッフから具体的指導を受け、観察・判断能力を高めることが必要である。このため、近隣地域の病院の協力を得て、病院での実習を行う。
閉じる救急救命実習 Ⅲ
「救急救命実習 Ⅰ・ Ⅱ」で学修した一次救命処置・搬送法、救急資器財の取り扱いなどの実践と理論を統合し、各種プロトコールに則った救急救命処置要領、救急現場活動の活動要領、各部位別病態別症例での観察・処置等の対応を段階的シミュレーションにより実施し、総合的な実践力を身につける。前期は静脈路確保、薬剤投与、気道確保、気管挿管、CPA、病院内でのCPAなどへの対応、後期は胸部痛、腰背部痛、呼吸困難、神経感覚系、頭蓋内病変、意識消失などの病態別対応について、実習を通して理解していく。
閉じる救急救命実習 Ⅳ
これまでの各実習を通して学修した救急救命活動実践を総括し、救急救命士としての自覚を確かなものとする。また、各種高度シミュレーターを用いて、さまざまな現場を想定した実践的な実習により、救急救命士としての総合的な観察・処置技術を習得するとともに、一連の救急救命活動を自律的に遂行できる総合的な実践力を養う。具体的には、心肺停止、神経系、呼吸器系、循環器系、消化器系、泌尿・生殖系、外傷、精神障害・中毒、環境障害、分娩・産婦人科系、内分泌・代謝系、意識消失といった症例対応のシミュレーション実習を実施し、さらに終盤には総合シミュレーションを実施する。
閉じる救急救命海外実習
救急救命士としての視野を広げ、実践力を養うため、海外の消防(救急)の実際を視察するとともに、現地のパラメディックスクールでの講義履修などにより技術の習得を行う。日本の救急救命機関での事前学習を行い、海外の救急救命事情について日本との比較の観点から理解を深め、先進地の救急救命活動にを学ぶことで、より高度な実践力を身につける。
閉じる危機管理論
頻発する日本や外国の自然災害を事例として、予想外の様々な要因による危機への組織的な対応を学ぶ。危機管理のプロセスと体制を、災害対策基本法を例に学習し、自然災害への対応を基礎としながら、どのような要因による危機にも対応できる危機管理体制とは何かについて考える。
閉じる公安職研究
消防官・警察官・海上保安官・自衛官などの公安系の公務員に求められる専門知識の獲得と自らの職業観の育成・開発のために、各職種の仕事内容について講義や講演を通して学ぶ。公務員の一形態としての公安職の特徴と、公安職に求められる知識や能力について講義を通じて学ぶとともに、消防官・警察官・海上保安官・自衛官など具体的な職種の業務について、現役者等の講演などを通じて深く理解する。
閉じる救急医学英語
わが国を訪れる外国人が増加している。また、災害対応などにより海外へ派遣される機会も想定される。この授業では、災害・救急医療などで必要な英語の習得を目標にしつつ、まずは人体の構造・機能や疾患に関する平易な英語の文章を理解できるようにする。また、後半は英語による医学文献の読解力を養う。これにより、救急・災害現場で活用できる英語、および大学院進学をめざすための英語の基礎的力を養成する。
閉じる医療政策経済論
医療経済学の基本的な考え方を学習する。まず、社会における医療経済思想の展開に関して、健康の価値試算および公衆衛生と保健投資論、社会保障の制度設計から、福祉国家の成立と展開までを学習する。さらに医療経済学の基礎として、医療費とその増加要因や医療需要の分析、SID仮説、市場の失敗、マネジドケア、医療制度などを学習する。医療の経済評価の論点にも言及し、便益と効用の測定、経済効果と公平、健康格差の問題の学習および医療関連産業の経済分析を行う。
閉じる公共政策論
公共政策とは、一個人や一企業を越えた多くの人に関わる公共的問題の解決策のことを言う。本講義では、公共政策のなかでも、消防などに関する公共政策として、自然災害からの復興と政策形成はもちろん、公共政策と統計(証拠に基づく政策をめぐって)、社会保障と税の一体改革、少子高齢化対策、地方消滅と地方創生などについても学んでいく。
閉じるアカデミックスキルズ Ⅰ
大学で学修するための基本的な態度(主体的な学習姿勢やマナーなど)と学習能力(読み方、書き方、文献の探し方、意見のまとめ方及び発表の仕方など)を身につける。それとともに、救急救命士として働くために必要となる社会に関する基礎的な知識、即ち、日本国憲法や戦後の政治の変遷など、現代社会に関する知識を演習形式で修得し、あわせて法律、政治、行政、国際関係などの重要な問題や時事問題について文献を読解したうえでレポートを作成する。これにより、論理的思考力を涵養する。
閉じるアカデミックスキルズ Ⅱ
救急救命士として活躍するために必要となる幅広い知識と深い教養を修得しながら、より高度なテーマについても論理的に考える能力、文章等で表現する力を修得するとともにプレゼンテーション能力も発展させる。この授業では、人権、経済、財政、社会、福祉、環境などに関する知識を修得するとともに、学習した内容から関心のあるテーマを選び、情報を収集し、意見をまとめて発表を行う。また、学習内容をレポートとしてまとめる。これにより、課題発見や課題研究に向けた準備の一環とする。
閉じる課題発見演習
「アカデミックスキルズ Ⅰ・ Ⅱ」で学んだ論理的思考力、文章作成能力、プレゼンテーション能力などをさらに発展させ、問題発見能力、課題解決能力を養成する。この演習は、グループ学習を中心に演習形式で進行する。各グループは、政治・行政、経済、社会、国際関係などの現代社会の問題について、情報を収集し、グループ討議を行い、まとめた内容についてプレゼンテーションを行う。また、学生一人ひとりは、グループで取り上げた課題のうち1つについて、自らの考えや課題意識をまとめたレポートを作成する。
閉じる救急救命研究法
研究指導教員による少人数の演習形式により、救急救命学に関する研究能力を身につける。研究方法やデータ処理法などとともに、実際の論文の作成までのプロセスと方法について学習する。学生各々の興味や課題意識をもとに4年次の卒業研究に向けて、その足がかりとなる実施計画案を策定する。研究の目的と意義づけ、先行研究のレビュー、その課題を明らかにする方法(対象、手順、倫理的配慮)等、研究を進めるため研究計画を立案する。
閉じる課題研究
4年間の集大成として、学生自ら設定した課題についてレポートを作成するとともに、4年間の学修記録をまとめ提出する。前半は、救急医療や災害救助など学科の学びに即した内容で、グループ学習を進め、情報収集、グループ討議、プレゼンテーションを行う。後半は、担当教員の指導を受けつつ、学生一人ひとりが設定した救急救命や災害救助などに関するテーマについて、課題への解決策を提示するレポートをまとめる。課題レポートを完成させることを通じて、将来、救急救命士として、また一社会人として自ら主体的に考え、課題を解決するために行動する力を養う。
閉じる卒業研究
4年間の集大成として、担当教員の指導を受けながら、学生自らが設定したテーマに基づいて、卒業論文を完成させる。具体的には、1~3年次に講義や実習で習得してきた知識や技術、および「救急救命研究法」で策定した研究計画をもとに、データ・資料を収集・分析し、先行論文を渉猟して、論文を作成する。卒業論文を完成させることを通じて、将来、救急救命士として、また一社会人として自ら主体的に考え、課題を解決するために行動する力を養う。
閉じる救急救命総合演習
演習形式により、学内実習や臨地での実習において深化・統合させてきた基礎医学、臨床医学、救急救命学に関する知識・技術の定着を図ることを目的とする。これにより、国家試験レベルの基礎的知識を確実に身につける。また、臨地での実習を通じて身につけた知識・技術、その他のさまざまな現場の情報を学生同士が共有することにより、卒業後、救急救命士として働くための責任感や態度も合わせて育成する。
閉じる救急救命キャリア開発演習 Ⅰ
将来、救急救命士として働くために必要となる論理的思考力や数的思考力を高めるための演習に取り組み、あわせて、学生としての真摯な態度とより高い学習能力を身につける。数学的な思考に関する幅広い知識の修得をはかるとともに、新聞報道等で用いられる統計資料等を用いながら、数的な思考力を身につける。
閉じる救急救命キャリア開発演習 Ⅱ
将来、救急救命士として活動するために必要となる知識を増やし教養を高めながら、「救急救命キャリア開発演習 Ⅰ」に続き、より専門的な内容についても知識を応用できる力を身につける。この授業では、数学に関するより高度な知識を演習形式で修得するとともに、社会で用いられる専門的な統計資料等を用いながら、数的な物の見方や論理的思考力、表現力を養う。
閉じる救急救命キャリア開発演習 Ⅲ
救急救命士の主たる活躍の場であり、就職先である地方公務員の採用試験突破を目標に、一般教養から社会・人文科学および時事問題等までの理解をめざす。公務員試験でも頻出問題である政治、経済、現代文、判断空間、数的資料について、演習を繰り返す。
閉じる救急救命キャリア開発演習 Ⅳ
「救急救命キャリア開発演 Ⅴ」と並行して開講し、救急救命士の主たる活躍の場であり、就職先である地方公務員の採用試験突破のための理解を深める。この授業では、数学および理科(生物、化学、物理、地学)の分野に関し、演習形式で知識の習得と定着をめざす。
閉じる救急救命キャリア開発演習 Ⅴ
救急救命士の資格を活かすためには、消防吏員など地方公務員になる必要がある。そこで、救急救命士及び公務員として、幅広い知識と深い教養、さらに専門的な知識を修得するために、演習形式で授業を行う。具体的には、憲法、人権、法律、政治、行政、国際関係、経済、社会、福祉、環境それに自然災害などに関する広範な内容を教授し、課題発見や課題研究、卒業研究に向けた基礎知識を確保する。
閉じる救急救命キャリア開発演習 Ⅵ
3回生までに行ってきた救急救命士に関する公務員試験対策について、総仕上げとして、演習を繰り返し、知識の定着を図る。この授業では、特に受講生が苦手とする数的資料、判断空間に関する内容を重点的に取り上げる。
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配信されたものについては各自確認されたものとして取り扱いますので、毎日の習慣として必ず内容を確認するようにしてください。