【 第9章 2024年度生用 教育課程(学部別)】
文学部 歴史学科
特別専攻(オプショナル・コース)

1. コースの特徴

現代史特別専攻の特徴
21世紀グローバリゼーションがますます進展する中で、特に複雑化する現代の日本と世界に関する知識を修得することの重要性が高まっています。現代史特別専攻ではそうしたニーズに応えるため、日本史/世界史コースでの学修にさらに上乗せした日本と世界の現代史に関する学びを提供します。「現代史研究 Ⅰ・Ⅱ」や「20世紀の日本と世界」、「近現代史特講(日本/世界)」、「日本史/世界史講読」の現代史向けクラスなどを受講して、現代史についてのより深い知識の修得をめざしてください。
女性史特別専攻の特徴
日本及び世界の歴史において女性は重要な役割を演じています。京都橘大学の歴史学科や女性歴史文化研究所は、歴史上の女性の活躍を研究する国内の女性史研究においてパイオニア的役割を果たしてきました。そうした蓄積の上に立って、この女性史特別専攻では、日本史/世界史コースでの学びに加えて、歴史上の女性に関するより深い知識を得ることをめざしています。「女性史研究 Ⅰ・Ⅱ」、「日本/世界女性史特講」、「日本史/世界史講読」の女性史向けクラスなどを受講して、女性史をより深く学んでください。
文化交流史特別専攻の特徴
人類の歴史において異なった文化間の交流は、社会や文化のみならず政治や経済にも大きな影響を及ぼしてきました。日本史/世界史をより深くそして広く理解するためには、こうした文化交流の歴史を学習することが重要です。文化交流史特別専攻では、「文化交流史研究 Ⅰ・Ⅱ」や「文化交流史特講 Ⅰ・Ⅱ」、「日本史/世界史講読」の文化交流史向けクラスなどを受講することを通じて、文化交流の歴史に関する知識を広げていってください。

2. 各回生の到達目標

ディプロマ・ポリシー(DP)

  • ① 歴史に関する知的好奇心を高め、学問を主体的に学ぶ姿勢を身につけている。
  • ② 多彩な学問分野の成果を吸収し、歴史研究に役立てる重要性を理解する能力を身につけている。
  • ③ 史料(資料)等を読むことを通して、ことば(文章)と文化について深く理解し、かつ、必要なデータを蒐集・整理し、理論的に思考する能力を身につけている。
  • ④ 総合的かつ探求的な学修を通じて、人類の作り上げてきた社会・経済・政治・文化に対する深い関心と理解力を身につけている。
  • ⑤ 学修ならびに研究の成果を明確に表現する能力を身につけている。
3回生

各コースの「演習」と「講読」が始まるのに加えて、各特別専攻(オプショナル・コース)の「研究 」および「研究 」を履修します。現代史特別専攻ではグローバル化していく20世紀以降の日本と世界への理解を深めます。また、女性史特別専攻では、過去の女性を研究対象として歴史への理解を深めます。そして、文化交流史特別専攻では、東から西までユーラシア大陸を舞台とした異文化交流の歴史を考察します。

4回生

卒業論文演習である「演習 Ⅲ・Ⅳ」に加えて、各特別専攻(オプショナルコース)に関する学習を深め、4回生時には学生は基本的に3回生時と同一教員のゼミに所属し、研究能力の向上に努力するとともに、個人の研究関心に応じて卒業論文を完成させることを目指します。

ディプロマ・ポリシー(DP)

ポータルサイト配信の確認を習慣に

学生のみなさんに対する連絡は、ポータルサイトへの配信によって行います。
配信されたものについては各自確認されたものとして取り扱いますので、毎日の習慣として必ず内容を確認するようにしてください。

【ポータルサイトの利用方法】
『 在学生の方へ 』のページからポータル(ユニパ)をご確認ください。