ポータルサイト配信の確認を習慣に
学生のみなさんに対する連絡は、ポータルサイトへの配信によって行います。
配信されたものについては各自確認されたものとして取り扱いますので、毎日の習慣として必ず内容を確認するようにしてください。
- 【ポータルサイトの利用方法】
- 『 在学生の方へ 』のページからポータル(ユニパ)をご確認ください。
本学では、皆さんの体系的な学修を支援するために「科目ナンバリング」制度を導入しています。
各科目に設定された「科目ナンバー」のアルファベットと数字によって、体系的に学修するための情報を得ることができます。ぜひ皆さんの計画的な履修に役立ててください。
科目NO | 授業科目の名称 | 単位数 | 選必の別 | 授業形態 | 配当回生 | 全学共通の 到達目標 |
学科・コース別の ディプロマ・ポリシー |
---|---|---|---|---|---|---|---|
CE-Z111 | 研究入門ゼミ Ⅰ | 2 | 必修 | 演習 | 1回生 | ②③⑦ | ①②③ |
CE-Z112 | 研究入門ゼミ Ⅱ | 2 | 必修 | 演習 | 1回生 | ②③⑦ | ①②③ |
CE-Z121 | 教育原論 | 2 | 必修 | 講義 | 1回生 | ①④⑤ | ①⑤ |
CE-Z121 | 現代と教育 | 2 | 必修 | 講義 | 1回生 | ①⑤⑥⑦ | ①⑤ |
CE-Z211 | 基礎演習 Ⅰ | 2 | 必修 | 演習 | 2回生 | ①②③⑦ | ①③⑤ |
CE-Z211 | 基礎演習 Ⅱ | 2 | 必修 | 演習 | 2回生 | ①②③⑦ | ①③⑤ |
CE-Z221 | 教育課程論 | 2 | 必修 | 講義 | 2回生 | ①④⑤ | ①⑤ |
CE-P221 | 道徳教育の理論と方法 | 2 | 必修 | 講義 | 2回生 | ①③④⑥ | ①③④ |
CE-P221 | 特別活動論 | 2 | 必修 | 講義 | 2回生 | ①③⑤ | ①⑤ |
CE-Z221 | 教育方法論 | 2 | 必修 | 講義 | 2回生 | ①③⑥ | ①⑤ |
CE-P231 | 生徒・進路指導 | 2 | 必修 | 講義 | 2回生 | ①③④⑤ | ①②③ |
CE-P231 | 教科教育法(算数) | 2 | 必修 | 演習 | 2回生 | ①②⑥ | ①②③ |
CE-P231 | 教科教育法(理科) | 2 | 必修 | 演習 | 2回生 | ①②⑥ | ①⑤ |
CE-P231 | 教科教育法(音楽) | 2 | 必修 | 演習 | 2回生 | ①⑤⑦ | ①⑤ |
CE-P231 | 教科教育法(家庭) | 2 | 必修 | 演習 | 2回生 | ①②④ | ①⑤ |
CE-P231 | 教科教育法(英語) | 2 | 必修 | 演習 | 2回生 | ①②④ | ①⑤ |
CE-Z311 | 教育演習 Ⅰ | 2 | 必修 | 演習 | 3回生 | ①⑥⑦ | ③⑤ |
CE-Z312 | 教育演習 Ⅱ | 2 | 必修 | 演習 | 3回生 | ①⑥⑦ | ③⑤ |
CE-P331 | 教科教育法(国語) | 2 | 必修 | 演習 | 3回生 | ①②⑦ | ①②⑤ |
CE-P331 | 教科教育法(社会) | 2 | 必修 | 演習 | 3回生 | ①⑤⑦ | ①②⑤ |
CE-P331 | 教科教育法(生活) | 2 | 必修 | 演習 | 3回生 | ①②⑥ | ①②⑤ |
CE-P331 | 教科教育法(図画工作) | 2 | 必修 | 演習 | 3回生 | ①②⑥ | ①②⑤ |
CE-P331 | 教科教育法(体育) | 2 | 必修 | 演習 | 3回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-Z431 | 教育相談 | 2 | 必修 | 講義 | 4回生 | ①③⑤ | ①②③④⑤ |
CE-Z411 | 教育演習 Ⅲ | 2 | 必修 | 演習 | 4回生 | ①⑥⑦ | ③⑤ |
CE-Z412 | 教育演習 Ⅳ | 2 | 必修 | 演習 | 4回生 | ①⑥⑦ | ③⑤ |
CE-Z411 | 卒業研究 | 6 | 必修 | 演習 | 4回生 | ①⑥⑦ | ③⑤ |
区分1
[ 区分1で10単位以上選択必修 ]
科目NO | 授業科目の名称 | 単位数 | 選必の別 | 授業形態 | 配当回生 | 全学共通の 到達目標 |
学科・コース別の ディプロマ・ポリシー |
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CE-Z121 | 教職入門 | 2 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①②③ | ①②③ |
CE-Z121 | 教育心理学 | 2 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①⑥⑦ | ①②③ |
CE-P121 | 自然科学概論 | 1 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①⑤⑦ | ①⑤ |
CE-Z121 | 音楽概論 | 1 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①④⑦ | ①②③ |
CE-Z121 | 美術概論 | 1 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①②⑥ | ③④⑤ |
CE-Z121 | 数学概論 | 1 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①②⑥ | ①②⑤ |
CE-Z121 | 体育概論 | 1 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-Z121 | 英語概論 | 1 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-Z121 | 幼児と健康 | 1 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-Z121 | 幼児と人間関係 | 1 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-Z121 | 幼児と環境 | 1 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-Z121 | 幼児と言語 | 1 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-Z121 | 幼児と表現 | 1 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-Z122 | 音楽演習 Ⅰ | 2 | 選択 | 演習 | 1回生 | ①②⑦ | ①⑤ |
CE-P121 | 絵画・工芸演習 | 2 | 選択 | 演習 | 1回生 | ①②④ | ①⑤ |
CE-C221 | こども理解 Ⅰ(幼児) | 2 | 選択 | 講義 | 2回生 | ①④⑤ | ①② |
CE-P121 | こども理解 Ⅱ(児童) | 2 | 選択 | 講義 | 1回生 | ①④⑤ | ①② |
CE-P131 | ディベート指導技術入門(小学校) | 2 | 選択 | 演習 | 1回生 | ⑥⑦ | ①③⑤ |
区分2
[ 区分2で14単位以上選択必修 ]
科目NO | 授業科目の名称 | 単位数 | 選必の別 | 授業形態 | 配当回生 | 全学共通の 到達目標 |
学科・コース別の ディプロマ・ポリシー |
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CE-Z221 | 教育制度論 | 2 | 選択 | 講義 | 2回生 | ①⑤⑥ | ①⑤ |
CE-Z221 | 国語概論 | 1 | 選択 | 講義 | 2回生 | ①④⑥ | ①②⑤ |
CE-P221 | 社会科概論 | 1 | 選択 | 講義 | 2回生 | ①⑤⑦ | ①②⑤ |
CE-Z221 | 生活科概論 | 1 | 選択 | 講義 | 2回生 | ①⑤⑦ | ①② |
CE-P221 | 家庭科概論 | 1 | 選択 | 講義 | 2回生 | ①②③ | ①⑤ |
CE-C331 | 保育内容総論 | 1 | 選択 | 演習 | 3回生 | ①④⑤ | ①② |
CE-C331 | 保育内容演習(環境)Ⅰ | 1 | 選択 | 演習 | 3回生 | ②④⑤ | ①②⑤ |
CE-C332 | 保育内容演習(環境)Ⅱ | 1 | 選択 | 演習 | 3回生 | ②④⑤ | ①②⑤ |
CE-C331 | 保育内容演習(表現)Ⅰ | 1 | 選択 | 演習 | 3回生 | ①②⑦ | ①②⑤ |
CE-C332 | 保育内容演習(表現)Ⅱ | 1 | 選択 | 演習 | 3回生 | ①②⑦ | ①②⑤ |
CE-C331 | 保育内容演習(健康)Ⅰ | 1 | 選択 | 演習 | 3回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-C332 | 保育内容演習(健康)Ⅱ | 1 | 選択 | 演習 | 3回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-C331 | 保育内容演習(人間関係)Ⅰ | 1 | 選択 | 演習 | 3回生 | ①②⑤ | ①②③④ |
CE-C332 | 保育内容演習(人間関係)Ⅱ | 1 | 選択 | 演習 | 3回生 | ①②⑦ | ①②③④ |
CE-C331 | 保育内容演習(言語) | 1 | 選択 | 演習 | 3回生 | ①④⑥ | ①②④⑤ |
CE-C332 | 保育の言語表現 | 1 | 選択 | 講義 | 3回生 | ①④⑥ | ①②④⑤ |
CE-C221 | 幼児体育指導法 Ⅰ | 1 | 選択 | 講義 | 2回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-C221 | 幼児体育指導法 Ⅱ | 1 | 選択 | 講義 | 2回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-C221 | 音楽演習 Ⅱ | 2 | 選択 | 演習 | 2回生 | ①②⑦ | ①⑤ |
CE-C321 | 音楽演習 Ⅲ | 2 | 選択 | 演習 | 3回生 | ①②⑦ | ①⑤ |
CE-C321 | 音楽演習 Ⅳ | 2 | 選択 | 演習 | 3回生 | ①②⑦ | ①⑤ |
CE-P231 | 学級担任論 | 2 | 選択 | 講義 | 2回生 | ①②⑤ | ①②⑤ |
CE-Z121 | 音楽演習入門 | 2 | 選択 | 演習 | 1回生 | ①②⑦ | ①⑤ |
CE-P241 | 小学校ICT教育演習 | 2 | 選択 | 演習 | 2回生 | ②⑥ | ①⑤ |
CE-Z321 | 児童と発達教育 | 2 | 選択 | 講義 | 3回生 | ①②④ | ①④ |
CE-Z241 | 学校・地域調査(国内)Ⅰ | 1 | 選択 | 実験・実習 | 2回生 | ①②⑤ | ③④⑤ |
区分3
[ 区分3で6単位以上選択必修 ]
科目NO | 授業科目の名称 | 単位数 | 選必の別 | 授業形態 | 配当回生 | 全学共通の 到達目標 |
学科・コース別の ディプロマ・ポリシー |
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CE-P341 | 教育実習指導 | 1 | 選択 | 演習 | 3回生 | ①⑤⑥ | ①② |
CE-P341 | 教育実習 | 4 | 選択 | 実験・実習 | 3回生 | ①⑤⑥ | ①② |
CE-P441 | 教育実習(小学校)Ⅱ | 2 | 選択 | 実験・実習 | 4回生 | ①⑤⑥ | ①②⑤ |
CE-Z321 | 特別支援教育論 | 2 | 選択 | 講義 | 3回生 | ①③⑤ | ①②③④ |
CE-P321 | 表現教育論 | 2 | 選択 | 講義 | 3回生 | ①②④ | ③④⑤ |
CE-Z321 | 総合的な学習の時間の指導法 | 1 | 選択 | 講義 | 3回生 | ②③④⑤ | ①②③④ |
CE-Z321 | 児童の教育統計 | 2 | 選択 | 講義 | 3回生 | ②⑥ | ①⑤ |
CE-Z321 | 児童文学研究 | 2 | 選択 | 講義 | 3回生 | ①④⑦ | ①⑤ |
CE-Z321 | 児童文化論 | 2 | 選択 | 講義 | 3回生 | ①④⑦ | ①⑤ |
CE-P321 | 児童社会学 | 2 | 選択 | 講義 | 3回生 | ③④ | ①③④ |
CE-Z321 | 児童英語教育研究 | 2 | 選択 | 講義 | 3回生 | ②③④ | ①② |
CE-Z331 | 児童英語教材研究 | 2 | 選択 | 講義 | 3回生 | ②③④ | ①② |
CE-Z431 | 児童英語指導演習 Ⅰ | 2 | 選択 | 演習 | 4回生 | ②③④ | ①② |
CE-Z432 | 児童英語指導演習 Ⅱ | 2 | 選択 | 演習 | 4回生 | ②③④ | ①② |
CE-Z441 | 教職実践演習(初等) | 2 | 選択 | 演習 | 4回生 | ①⑤⑦ | ①②④⑤ |
科目NO | 授業科目の名称 | 単位数 | 選必の別 | 授業形態 | 配当回生 | 全学共通の 到達目標 |
学科・コース別の ディプロマ・ポリシー |
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CE-Z241 | 学校・地域調査(国内)Ⅱ | 1 | 自由 | 実験・実習 | 2回生 | ①②⑤ | ③④⑤ |
CE-Z341 | 学校・地域調査(国内)Ⅲ | 1 | 自由 | 実験・実習 | 3回生 | ①②⑤ | ③④⑤ |
CE-Z341 | 学校・地域調査(国内)Ⅳ | 1 | 自由 | 実験・実習 | 3回生 | ①②⑤ | ③④⑤ |
CE-Z341 | 学校・地域調査(海外) | 1 | 自由 | 実験・実習 | 3回生 | ①④⑦ | ③④⑤ |
CE-Z331 | 英語教育論 | 2 | 自由 | 講義 | 3回生 | ①②④ | ①④⑤ |
キャリアデザイン入門
受講者が自分のキャリアを、自ら方向付けることができる「基礎・基盤作り」をテーマとする。「自己発見」を通して自分の可能性を広げるとともに、「働くことの意義」を考え、将来に向けての「キャリア・デザイン」を描ける力を身につけることを目標とする。授業では、過去の自分を振り返り、自分の強み、価値観などをワークシートを使って自己分析を行うと共に、「働く事の意味」を考える。
閉じるキャリア開発講座 Ⅰ
21世紀の企業と経営に求められる人材をテーマに、人材開発や流通業、サービス業、製造業などの業界および具体的な企業とその経営に関する実態認識を深めるとともに、受講生各自のキャリア形成について考えるきっかけを得る。
閉じるキャリア開発講座 Ⅱ
大学生活でも就職採用試験でも、そして社会に出てからも必要となる一般社会常識を学ぶ。コミュニケーション能力の前提となる一般社会常識を学び、就職筆記試験対策だけでなく社会に順応できる力の養成を目指す。国語や数学に関する基礎内容を丁寧な解説で習得することを目指す。
閉じるキャリア開発講座 Ⅲ
Ⅱを発展させ、大学生活でも就職採用試験でも、そして社会に出てからも必要となる知識を身につける。言語分野、非言語分野に関する内容についてわかりやすい講義を実施し、基礎力を身につけさせるとともに、身につけた知識を応用できる力を養成する。
閉じるキャリア開発講座 Ⅳ
キャリア開発講座 Ⅰから継続して、21世紀の企業と経営に求められる人材をテーマに、Ⅰで取り上げなかった業界および企業とその経営に関する実態認識を深めるとともに、受講生各自のキャリア形成について考える。
閉じるキャリア開発演習 Ⅰ
公務員の仕事や現状を知り、職業観を育成する。授業では、地域政策を担う地方公共団体の仕組みと現状を学び、地方公務員が担う地方行政の特質と機能を自らが働くことを想定しつつ、具体的に理解する。また、警察官・消防官など公安職の公務員の仕事と求められる専門知識を理解するため、各職種に関する講義やゲストスピーカーによる講演を通して学ぶ。
閉じるキャリア開発演習 Ⅱ
キャリア開発講座Ⅲをさらに発展させ、大学生活でも就職採用試験でも、そして社会に出てからも必要となる知識を身につける。特に非言語分野に関する応用力を確実に身につけることを目的に、演習形式で学ぶ。
閉じるキャリア開発演習 Ⅲ
企業組織についての知識を広めより深く理解し、働くことに興味関心を持つことを最終目標とする。授業では、企業で、実際に行われている仕事がどのようなものかを理解しながら、興味を感じる仕事や企業について考える。また、企業が求める人材とはどのような人材かなどを理解する。
閉じるキャリア開発演習 Ⅳ
国際社会の中の日本や企業のグローバル化をテーマにキャリア開発を行う。授業では、国際化・グローバル化の中で日本が抱える政治的経済的課題や、グローバル企業や東証一部上場企業などの現状とグローバル化しつつある企業や経済社会について理解を深める。グルーブ学習やワークショップ型の方法で行い、必要に応じ、ゲスト講師による講演なども実施する。
閉じるキャリア開発研究 Ⅰ
業界の現状と将来について事例を交えながら学ぶ。また、職種について、民間企業と公務員の仕事の違いや企業の仕組みを具体的な事例で学ぶ。さらに、働くために自覚しておかねばならないこと、その仕事をするために求められる「基礎能力」とその仕事を通じて得られる「専門能力」や「楽しみ」を具体的に理解する。
閉じるキャリア開発研究 Ⅱ
経済のグローバル化、グローバルビジネスの動向について講義で概観したあと、いくつかのグループによる調査研究チームを編成して、グループごとにテーマを決めて調査研究を行い、それぞれの調査研究の成果の発表と討論を行う。またその後、個人による調査研究および発表と討論を実施する。実際にグローバル企業で活躍するビジネスマン等に、その豊かな経験を聴く機会も設ける。
閉じるキャリア開発研究 Ⅲ
キャリア開発の自主トレーニング方法を学び、実践する。民間企業と公務員試験(地方上級、市役所、警察)の勉強に対応し、自己分析シートの作成や筆記試験対策、企業社会を理解するための経済紙の正しい活用法などについて演習形式で学ぶ。
閉じるキャリア開発研究 Ⅳ
民間企業と公務員試験突破をめざした学習を通じて、20年後の自分のキャリアイメージを確立することを目標とする。グループ討論、数学的思考、企業・業種分析、文章理解、マクロ経済学、スケジュール管理とストレス管理など、さまざまなテーマを組み合わせた演習形式の授業を実施する。
閉じるキャリア開発研究 Ⅴ
「起業すること」を想定して、それに必要な知識、考え方を習得する。受講生ごとに、現実の、または想定上の起業案件に、アイデアから起業に至る諸問題について、学習と演習を通して理解・習得するとともに、実践的なビジネス・プランを策定・提出する。
閉じるキャリア開発研究 Ⅵ
世の中の動きに関心を持ち、時事問題の理解を深めることをテーマとして、時事問題を理解するために必要な基礎知識を身につけ、主体的に世の中の現状を考える力を育成する。公務員採用試験に出題されそうな時事問題を中心に、その問題の背景を解説する。また、各自で時事問題についての事前学習をし、その時事問題を題材に集団討論・小論文・面接の演習を行う。
閉じるインターンシップA(ビジネス)
企業における就業体験や学習を通して、社会と交流し、社会や企業の実情を知り、仕事に対する関心や学習する意欲を高める。また将来、就職した際に必要となるビジネスマナーや職業意識を身につける。このような経験を通して、職業人として必要な基礎能力や働く意識を培う。この授業では主に企業を対象とする。
閉じるインターンシップB(図書館司書)
主に図書館における就業体験や学習を通して、社会と交流し、社会や企業の実情を知り、仕事に対する関心や学習する意欲を高める。また将来、就職した際に必要となるビジネスマナーや職業意識を身につける。このような経験を通して、職業人として必要な基礎能力や働く意識を培う。
閉じるインターンシップC(行政)
主に自治体などの行政機関における就業体験や学習を通して、社会と交流し、社会や企業の実情を知り、仕事に対する関心や学習する意欲を高める。また将来、就職した際に必要となるビジネスマナーや職業意識を身につける。このような経験を通して、職業人として必要な基礎能力や働く意識を培う。
閉じるインターンシップD(NGO・NPO)
主にNGO、NPOなどの非営利組織における就業体験や学習を通して、社会と交流し、社会や企業の実情を知り、仕事に対する関心や学習する意欲を高める。また将来、就職した際に必要となるビジネスマナーや職業意識を身につける。このような経験を通して、職業人として必要な基礎能力や働く意識を培う。
閉じるよそおいの心理学
人間の外見と心の関係を探究することをテーマとする。社会心理学・感情心理学の分野から始まった「化粧の心理的効果」の研究は、粧うことによって快感情・高揚感をもたらし、積極的な対他者行動を促すことによって、コミュニケーションを活性化することを実証し、化粧が心の健康に貢献していることを見いだした。また、この化粧の効用は、医療や福祉の現場で効果をあげており、臨床心理学的な考察も試みられている。本講義では、基礎的な研究を概説し、さらにさまざまな臨床的実践活動について紹介する。
閉じる産業心理学
高度に発達し複雑化・巨大化した現代の産業社会を構成している基本単位はいうまでもなく「個々の人間」であり、産業活動の効率化や、そこで生じるさまざまな問題の解決をはかるためには、人間の行動や心理についての中立的で客観的な理解が欠かせない。心理学の応用分野である産業心理学はこのような課題を達成するための研究分野である。産業場面に関わる人間の行動を「生産者としての行動」と「消費者としての行動」という2つの側面からとらえたうえで考察を行う。
閉じる広告と消費の心理学
私たちは日々、多くの広告に接触しながら生活している。本講では、心理学や行動科学の研究成果を中心に、これら広告の心理・社会的機能を学習し、広告の送り手・受け手の双方の視点から種々のトピックについて論考していく。加えて、広告を通して人間(消費者)理解を深めることによって、さまざまなマーケティング戦略について議論していく。
閉じる教職・保育職教養講義 Ⅰ
これからの教職を志す者は、今日の学校教育における、具体的な課題を主体的に考察し、認識を深める資質・能力を身につける必要がある。そのために、この授業では、現在の学校教育をめぐる基本的課題を取り上げ、多角的・複眼的に考察し、学校教育の現状についての認識・理解を深め、実践的な課題克服の方途を主体的に考える力を身につける。
閉じる教職・保育職教養講義 Ⅱ
学習指導要領における「生きる力」という概念は、知識基盤社会の時代においてますます重要となっていることから、これを継承し、「生きる力」を支える「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の調和のとれた育成が重視されている。これからの教職を志望する者は、教員採用試験のために、学習指導要領の改善点を単に暗記するだけではなく、改訂の趣旨及び背景(例えば、教育基本法の改正、学校教育法の改正など)も含めて理解し、教師としての実践力として身につけることが大切である。また、将来教師として採用された後も、学習指導要領をはじめ、国レベルで出される答申や通知、報告等を歴史的視点で継続的に理解し、時代の変化に対応できる資質・能力を身につけることを目標とする。
閉じる教職・保育職教養講義 Ⅲ
中央教育審議会答申は、教育の専門家としての確かな力量を具体的に「子ども理解力」「児童・生徒指導力」「集団指導の力」「学級づくりの力」「学習指導・授業づくりの力」「教材解釈の力」などを掲げている。この授業では、これらの知識や技能を身につけることはもちろんのこと、これらに加えて客観的論理に基づいた自己の考え方や、その論理から導き出された具体的な教育実践について、発信できる資質や能力を身につけることを目標とする。
閉じる教職・保育職教養講義 Ⅳ
学校の教育活動は、PDCAという教育サイクルがスパイラルに繰り返されながら、生徒のよりよい成長を願った指導が展開される。授業は、生徒の実態を踏まえ、学習指導要領に示される基本方針や授業時間数、各教科等の目標・内容等を計画的に実施されることについて理解する。また、各教科等の内容・目標等及び教科等の系統性を理解し、学習指導案作成の基礎を身につける。一方、教育評価の結果によって今後の指導を改善し、さらに新しい指導の成果を再度評価するという、指導に生かす教育評価の基礎的・基本的な知識・技能を身につける。
閉じる教育原論
教育とは何か、何をもって教育(制度)と呼ぶのか等、まず教育に関する基本的な概念の検討を行う。続いて、西欧諸国における教育思想の発展および近代学校制度の成立と発展について、そして明治期以降のわが国における教育制度の発展について概説し、教育史に関する基本的な事項の理解をめざす。最後にまとめとして、現代日本の教育課題について総合的な観点から考察を行う。
閉じる教職入門
教育とは何か、学校とは何か、教科指導の在り方、教員の果たす役割とその意義はどこにあるかを、教員の体験や視聴覚資料から学ぶ。また、学級活動や総合的な学習の時間や特別の教科である道徳科など、最近の教育動向について学ぶ。最後に学校教育を支える教育行政の役割を中心に、教員の研修と服務について学ぶ。
閉じる教育制度論
現代の学校教育に関する制度的事項について、基礎的な知識を身に付けるとともに、それらに関連する課題を理解する。教育制度は、教育に関する法規に基づき成立し、その背景の思想が制度を歴史的・社会的に成立させる。日本における教育制度の変遷を学習するとともに、それらを構成する制度の仕組みの展開や問題を検討する。また、学校と地域との連携に関する理解及び学校安全への対応に関する基礎的知識も学習する。
閉じる教育心理学
子どもの指導、援助に関わる上で必要な発達や学習、パーソナリティーなどの教育心理学の知識について学び、具体的な指導場面に即した教育心理学の知識や考え方、技術の習得を目指して授業を行う。対象である子どもの発達的特徴を絶えず念頭において、指導や援助の問題を考える。
閉じる特別支援教育論
特別支援教育の制度と対象を理解する。また、教育の場や形態の違い(通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校)によって教育課程や教育方法が異なることを知り、適切な支援を継続的に提供するために、一人ひとりのニーズに即した個別の指導計画や個別の教育支援計画が果たす役割を理解する。さらに、異なる学校間や関係機関との連携を実現するための仕組みについて考える。
閉じる教育課程論
教育課程の意義、果たす役割、および、教育課程に関わる基本的な概念について理解し、教育課程編成、授業づくりに関わる基礎的知識を身につけるとともに、授業づくりやカリキュラム・マネジメントのために必要な力量の基礎を養う。
閉じる道徳教育の理論と方法
学校教育を通して、自然と社会性と道徳性をどう身につけていくのかという課題に対して、歴史的及び理論的な視点から考察する。さらにそうした考察・探求を、具体的な道徳教育(授業)の実践例の分析を通じて深めていく。終末は道徳授業の構想づくりから授業プランづくりまでできる力量を習得できるような実践的な授業になる。
閉じる総合的な学習の時間の指導法
中学校高等学校における総合的な学習の時間の実施にあたって、その全体的な計画の立案、年間指導計画の立案、単元計画の立案、その実施、実施後の評価等のあり方について学ぶ。 それらに基づいて、実際に総合的な学習の時間の授業を計画立案の具体例についても学ぶことを通じて総合的な学習の指導法について力量を獲得していく。
閉じる特別活動論
特別活動の意義や役割を理解し、その内容の具体的な活動事例を通して生徒の自主的、自律的な態度を育成する指導のあり方を学ぶ。講義のほかレポート作成、小集団討議を取り入れ、将来学校現場において役立つような具体的・実践的な内容とする。
閉じる教育方法論
これからの社会を担う子どもたちに求められる資質と能力を育成するための教育方法と基礎的授業技術を習得するとともに学習指導要領に示される内容を正確に理解するための知識を身につける。具体的には「教育目標」「教育内容」「教材」「教具」「教授行為」「理解構造」等の概念を用いて、ある授業を分析・診断でき、同時に学習指導要領に即した情報機器の活用を含む授業改善のための処方的知見を得られるようになる。
閉じる生徒・進路指導
生徒指導の意義と必要性、生徒指導の領域と内容、生徒指導の組織と年間計画など概念上の理解を深めた上で、生徒指導の今日的課題に気づき学校現場での具体的な生徒指導事例を分析できるようになる。また、キャリア教育の理念やキャリア発達の指標を理解した上で、中等教育段階でのキャリア教育のあり方を具体的に説明できるようになる。
閉じる教育相談
教育相談は、「児童生徒それぞれの発達に即して、好ましい人間関係を育て、生活によく適応させ、自己理解を深めさせ、人格の成長への援助を図るもの」とされている。この授業では、教育相談に必要な知識について学ぶとともに、教師に求められるカウンセリングマインドの実践力を身につけていただくことを目標とし、中等教育の現場で出会う生徒の問題についてよく知り、生徒とその保護者への支援のありかたについて考えを深め、実践力を身につけていく。
閉じる教職実践演習(中等)
4年間の教職科目を通した学びと教育実習等で得られた教科指導力や生徒指導力の実践との統合を図る。(1)使命感や責任感、教育的愛情(①学校教育を取り巻く社会と環境、②教員の責務)、(2)教科内容等の指導力、(3)生徒理解や学級経営(①学級経営、②生徒指導)、(4)社会性や対人関係能力(①学校における個人の役割、②地域・保護者との関係)の4つの視点に基づいて、4年間の学びと到達状況を振り返り、使命感や責任感に裏打ちされた確かな実践的指導力を有する教員としての資質を構築する。
閉じる学校等体験活動
学校における教育活動や学校行事、部活動、学校事務などの学校における活動全般について、支援や補助業務を行うことにより、学校における教育活動や子どもへの理解と関心を高め、さらなる教職への意欲を高めるとともに、今後の大学での学修を充実させる。
閉じる英語科教育法 Ⅰ
歴史的に試行錯誤されてきた外国語教授法の流れを概観し、それぞれの教授法が基づいている言語習得のメ力ニズムを理解する。実際にそれぞれの教授法を基にした模擬授業を通して、実際の英語教育において、学習指導要領がめざす英語力育成の学習活動にそのメ力ニズムをどのように応用・活用するのかを探る。
閉じる英語科教育法 Ⅱ
学習指導要領の改訂を踏まえ、コミュニケーション能力育成のための4領域の指導はどうあるべきか、学習者の語彙力、文法力をどう捉えるかなど英語を指導する際に必要な実践的な指導理論を学ぶ。また、実践的な指導技術の向上を図るため、教材研究、英語授業の構造、指導案の作り方、文法項目の導入、発問・指示の仕方、チームティーチング、言語活動など、英語の授業を進める基本的な技術を模擬授業や発表を行ったりして習得する。
閉じる英語科教育法 Ⅲ
英語科教育法Ⅰに引き続き、外国語教授法の流れを概観し、実際にそれぞれの教授法をもとにした模擬授業を通して、実際の英語教育において、学習指導要領がめざす英語力育成の学習活動にそのメ力ニズムをどのように応用・活用するのかを探る。まとめとして、「コミュニケーション能力」をどう捉えるべきかを検討する。なお、本科目は、原則として英語で行う。
閉じる英語科教育法 Ⅳ
本科目は原則として英語で行い、受講生の優れた英語運用能力を育成する。中学校や高等学校の現職英語科教員から生の英語教育の現状の課題や工夫などの話を聞いたり、実際に使われている教材・補助教材・ワークシート・テスト問題などを検証したりして、そこから得たものを個々の授業においてどのように活かしていけるかその工夫を、英語を使ったディスカッションやプレゼンテーションを通して考える。
閉じる教育実習 Ⅰ
学校現場での実習を通して、学校教育についての正しい理解を深め、教員の役割や指導についての適切な認識と技術を身につけ、教員としての人間性を高めることをめざす。そのために、以下の点を目標とする。①実習校での学校づくりの内容を具体的に知り、そこにこめた願いをつかむこと、②大学で学んでいることがらを、教育現場の具体的なとりくみを通して検討し、さらに深めること、③教員として、社会人として自らを成長させていくうえでの課題をつかむこと。
閉じる教育実習 Ⅱ(事前事後指導を含む)
教職関係学習の総決算として、教育実習体験報告会などに参加して、教師への志を確たるものにする教育実習直前指導で実習での心構えと授業観察の要点指導、学習指導案の添削等、個別指導を行う。また、実習後の事後指導として教育実習報告会を行い、3年次へのアドバイスや質問に答える交流会を行う。
閉じる児童英語教育研究
小学校への外国語活動導入が必修化された今、なぜ英語教育が児童に必要なのか、また、どのように教えたらよいのかを異文化理解と英語教育のあり方について、実践と理論の両側面から考察する。児童英語教育の現状をふまえ、児童英語の意義と歴史、環境づくり、教材の選び方、小学生低学年・高学年に対する英語教育を、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの内容別指導などを学ぶ。また、実際に幼稚園児や小学生に教える場合に役立つ歌、ライム、ゲームを始めとして、言語習得理論に基づいた指導法などを紹介し、学習した後、発表する。
閉じる児童英語教材研究
小学校への外国語活動導入が必修化された今、なぜ英語教育が児童に必要なのか、また、どのように教えたらよいのかを異文化理解と英語教育のあり方について、実践と理論の両側面から考察する。そして、児童に英語を教えるために必要となる教材とその活用法について学習する。児童英語の到達目標にそくした言語材料、カリキュラム作成を学んだ上で、具体的に歌、ライム、チャンツ、アクティビティの指導法、小道具制作などを扱う。期末の課題としてオリジナル絵本を製作する。
閉じる児童英語指導演習 Ⅰ
児童に英語を楽しく身につけさせるための指導法を学ぶ。レッスンの組み立て方、歌、フォニックス、ライム、チャンツ、GDM (Graded Direct Method)やTPR(Total Physical Response)など、児童への英語教授に有効なさまざまな指導法を説明し、その後、学生は発表や演習を行う。模擬授業は主として学内で行うが、数回近隣の公立小学校を訪問し学校現場での英語学習の観察実習を行う。本科目の履修は児童英語教育研究と児童英語教材研究が修得済みであることが条件となる。
閉じる児童英語指導演習 Ⅱ
英語教育を行っている公立小学校での英語学習、私立幼稚園での英語あそびについて、観察実習を行う。また、観察実習の事前および事後学習を通して、観察実習で学んだことを実際の教育現場に生かすため、学内では模擬授業を多く実施し実践力を培う。最終的には英語活動を行うのに必要なカリキュラムの考察および作成、授業実践ができることを到達目標とする。本科目の履修は児童英語指導演習Ⅰが修得済みであることが条件となる。
閉じるEnglish Communication A
主としてListeningとSpeakingの能力を伸ばすために、グローバル時代における時事問題や国際問題を取り扱ったTVニュースなどを素材として聞き取り、理解する演習を行う。また、インターネットでアクセスできる素材なども活用し、幅広いリスニング活動、それに基づいたグループディスカッションやプレゼンテーションを実施する。また、教材を聞き取りながらシャドーイングなど自分の声を録音するトレーニングを取り入れることで、自然な発音やスピードを身につける。
閉じるEnglish Communication B
主としてReadingとWritingの能力を伸ばすために、英字新聞や英字雑誌を読み進めていきながら、さまざまなトピックについて自分の考え方を英語で書く演習を行う。情報を速く正確に読み取る訓練を積み重ね、読解能力を高めていく。同時に、記事の内容について、ペアやグループでのディスカッション、意見や感想を書くアクティビティも取り入れる。一文一文の正確な英語表現の基礎の上に、効果的な文と文のつなげ方、パラグラフの展開の仕方、パラグラフを積み重ねて、まとまった文章を効果的に書く方法を身につける。
閉じるCultural Studies A
総合的な学問として欠かせない分野である言語と、その背景にある歴史について学ぶ。「国際人」として他者の母国史を理解し、過去にあった歴史的な事実や問題を知ることは、今後の「共存」を考える上で重要な観点である。また、文化のもう一つの基礎的な要素として、言葉の起源や言語族とその構造、母国語および英語をはじめとするさまざまな外国語の言語史、話者の多いグローバル言語から絶滅危機に指摘される少数民族の言語まで幅広い知識を得ながら、現在の国際社会が直面している、各国が抱える「言語問題」を考える。
閉じるCultural Studies B
世界の社会、芸術、文学について学ぶ。世界中に存在するさまざまな国、地域や民族の生活様式(食・住・労働・娯楽など)を幅広く学習し、できるだけ多くの社会理念および社会構造に関する教材に触れながら、多面的に「人間と暮らし」について考察する。これによって、日本の社会や生活スタイルを再認識し、今後のグローバル社会に一国家としてどうすべきか考える。その内容を踏まえて、文化による「美的感覚」の違いと、さまざまな文化や時代の芸術および文学作品を鑑賞する。
閉じる児童サービス論
児童(乳幼児からヤングアダルトまで)を対象に、発達と学習における読書の役割、年齢層別サービス、絵本・物語等の資料、読み聞かせやブックトークなどの技術、学校や地域との協力等について解説する。
閉じる情報資源組織論
印刷資料・非印刷資料・電子資料とネットワーク情報資源からなる図書館情報資源の組織化の理論と技術について、書誌コントロール、書誌記述法、主題分析、メタデータ、書誌データの活用法等を解説する。
閉じる情報資源組織演習 Ⅰ
主に単行資料書誌データを作成することにより、継続資料や電子資料等多様な情報資源の書誌データを作成する能力を養い、集中化・共同化による書誌データの作成や、ネットワーク情報資源のメタデータの作成も実践する。
閉じる図書館情報資源特論
児童サービス論の概要を学んだ者に、一人ひとりの発達の違いや好奇心に対応した様々な内容や分野が児童資料にあることを知らせるとともに、実際に数多くの資料を紹介し、受講生にも読むことを課題とする。
閉じる図書館施設論
司書課程の必修の各科目で学んだ内容を発展的に学習し、理解を深める観点から、図書館活動・サービスが展開される場としての図書館施設について、地域計画、建築計画、その構成要素等を解説する。
閉じる博物館教育論
博物館における教育活動の基盤となる理論や実践的な諸事例や方法を知り、それを展開する博物館がいかなる社会的存在となり得るかを探り、博物館機能の中に教育が参画できる基礎的な方策を立てることの能力を養う。
閉じる博物館実習 Ⅰ
考古資料の実測図や古文書の取り扱いを学ぶことを通じて、博物館における資料保存及びその保存・展示環境及び収蔵環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を習得する。
閉じる社会教育演習
専門的な知見を踏まえた実践的な能力の向上および学習者とのコミュニケーション能力の向上をはかる。受講生の関心にもとづいたテーマを設定し、グループワークやアクティビティによる学習プログラムを共同で構築する訓練を行う。
閉じる社会教育課題研究
社会教育は、地域を基盤に展開されてきた。人々の学習は、取り巻く社会との関係を抜きに語ることはできない。社会の変化が学習に影響し、人々は学習を通して社会とつながるといえる。この授業では、社会教育計画策定の前提として、地域に根ざす学びとはどのようなものか検討する。そのためには、現在の社会教育をめぐる状況だけでなく、日本の社会教育の歴史についても理解を深める。受講生には、対象地域の教育計画や社会教育施設等における具体的事例を調べて、発表してもらう予定である。
閉じる日本語教授法 Ⅰ
日本語教育の現状、日本語教育の歴史、外国語教授法、日本語教育の内容、言語の習得に関する内容を主に扱う。授業は、基本的に講義形式で行うが、扱う内容によっては、課題を与え、発表もしくは提出することを課す。
閉じる日本語教授法 Ⅱ
コースデザイン、ニーズ分析、カリキュラムデザイン、教材の種類、特徴及び構成、日本語指導の方法、指導内容、評価法、異文化理解と日本事情などを主に扱う。授業は、基本的に講義形式で行うが、内容によっては、課題を与え、発表もしくは提出することを課す。
閉じる日本語教授法 Ⅲ
「日本語教授法 Ⅰ、Ⅱ」で学んだ基礎知識を活かし、実際の授業の教案づくりと、指導法等の具体的な授業での技術を模擬授業を通じて学ぶ。とくに教案の作り方、模擬授業の視聴を中心に授業を進める。
閉じる日本語教授法 Ⅳ
「日本語教授法 Ⅰ、Ⅱ」で学んだ基礎知識を活かし、実際の授業の教案づくりと、指導法等の具体的な授業での技術を模擬授業を通じて学ぶ。とくに初級後半から中級の文法項目を中心に授業を進める。
閉じる日本語教材研究
日本語教育の様々な教材を分析し、学習レベルや学習目的による教材の特徴や違いを学ぶ。初級教材、中上級教材を分析し、初級と中上級との相違点や扱われる内容の違いを理解する。年代の異なる教材を分析し、年代による変化をつかむ。
閉じる日本語教育実習
日本語教育の学習には、実際に生徒を教える経験が必要となる。留学生を相手にした日本国内での実習のほかに、台湾の淡江大学における1週間の体験が可能。実習の前後には、くわしい準備と評価が課される。
閉じる社会調査論
社会調査の意義と方法、種類など、量的調査と質的調査の両方にわたって社会調査の基本的事項を学ぶとともに、フィールドワークにおけるデータの収集から分析に至るまでのプロセスについて学習する。これらの学習を踏まえて、特定の調査目的に沿って調査方法を決めて資料やデータを収集し、分析するかたちにまでまとめ上げていく社会調査の具体的な方法を学習する。また、社会調査の具体的な事例を類型ごとに紹介して、その意義を講述するとともに、解説、検討を加える。
閉じる統計学基礎論
人間集団の健康および疾病異常の状況などを把握する手段である統計学の基本的な考え方を身につけるため、データの持つ意味、初等確率論・統計的分析方法の基礎について学ぶ。また、人口統計や国勢調査、国民生活基礎統計、医療施設統計など主な保健統計調査についても学ぶ。
閉じるキャリアゼミ Ⅰ
この科目では、大学入学前までを振り返りつつ、これからの大学生活をどのように過ごしていくか、目標立てを行う。また、1週間ごとの行動と振り返りをKT-Noteに書き込み、学習記録・行動記録をポートフォリオ化する。これら一連の活動によって、意識的に学習・行動し、主体的な学生生活を送ることができるようになることを目的とする。
閉じるキャリアゼミ Ⅱ
この科目では、PBL(Project Based Learning)と呼ばれる課題解決型学習の初級編ともいえる授業を行う。あるテーマ(課題)に対して、グループでディスカッションを行い、ひとつの答え(解決策等)を導き出していく。極力、前提知識は不要なテーマを用いるが、答えを導き出すためには、コミュニケーション力、情報分析力、論理的思考力等が必要となるので、自分なりに学習しながら、柔軟な発想をもって進めていくことが必要である。
閉じるキャリアゼミ Ⅲ
この科目では、大学生に必要な社会の仕組みや教養を幅広く身につけ、物事に対して課題意識を持つことを目標に授業を行う。講義やゲストスピーカー講演をもとにディスカッション、グループワークを行い、現代社会について理解を深め、自身がどの様に活きていくのかを考える。
閉じるキャリアゼミ Ⅳ
この科目では、インターンシップやボランティア活動、海外体験等の学外活動を経験し、これまでの学びと実社会の接点を肌で体感する。それにより、これまでの大学生活を振り返り、これからの大学生活で何が必要かを考える機会とする。
閉じる社会教育経営論 Ⅰ
多様な主体と連携・協働を図りながら、学習成果を地域課題解決や地域学校協働活動等につなげていくための知識および技術の習得をめざす。社会教育行政と地域活性化、社会教育行政の経営戦略、学習課題の把握と広報戦略、社会教育における地域人材の育成等について学ぶ。
閉じる社会教育経営論 Ⅱ
多様な主体と連携・協働を図りながら、学習成果を地域課題解決や地域学校協働活動等につなげていくための知識および技術の習得をめざす。学習成果の評価と活用の実際、社会教育を推進する地域ネットワークの形成、社会教育施設の経営戦略等について学ぶ。
閉じる社会教育実習
社会教育・生涯学習の現場における経験を通して、地域における人々の学び合いの展開とそれを支える職員・学習支援者の役割について理解を深めるとともに、社会教育主事の職務遂行に求められる実践的な能力を身につけることをめざす。
閉じる研究入門ゼミ Ⅰ
このゼミの目的は、第一に、受験勉強という受動的な学習から積極的・主体的な学習へと一人ひとりの姿勢の転換を促すことにある。そのために大学での学びについての話し合いを重視する。第二に大学で学ぶために必要なスタディ・スキルを身につけることである。図書館やインターネットを通じた情報検索の方法の理解、新聞や書籍を読む習慣の形成、議論やプレゼンテーションのスキルの獲得などを重視する。第三にコース選択に向けて各自の考えを深めることである。そこで、教師と保育士の仕事について卒業生から話を聞くとともに、様々な疑問を出し合い調べることなどに取り組む。
閉じる研究入門ゼミ Ⅱ
研究入門ゼミ Ⅰに引き続き、大学で能動的に学ぶ姿勢を育てていく。そのために教育や保育に関する文献をゼミごとに決め、それを深く読み込み、議論していくことを通して問題意識や理解を深めるとともに、批判的に読み取る力も付けていく。また子どもたちとの交流の場を設定し、ゼミ単位でそれぞれの企画に取り組む。その目的、内容、方法などをすべて学生が考え、実際に活動していく中で、一人ひとりの主体性と、協同して何かを作っていく実践力を育む。
閉じる教育原論
教育とは何か、教師は何のために教え、子どもはなぜ学校で学ぶのか、これらの問いに答えるために、教育の基本的な概念を検討し、理解を深める。次に、西欧諸国における教育思想の発展と教育制度の確立について、また、明治以降の日本における教育制度の成立と展開について説明を加えながら、教育史に関する基本的な事項をとらえる。そして、世界の教育や学校についても概観し、現代日本における教育課題を歴史的な視点から検討することを通して、教育、学校の在り方について考察する。
閉じる現代と教育
現代認識を身につけるためのテーマとして平和の問題とジェンダーの問題を取り上げる。その上で、現代社会が取り組むべき教育の課題を調べ、発表する。また、小学校、幼稚園、保育園、福祉施設で働く人をゲストティーチャーとして招き講演を組織する。
閉じる基礎演習 Ⅰ
子ども・人間・自分自身について、またそれらを取り囲む教育・保育をはじめとする環境を形成する基本的な課題に関して、受講生各自の関心に基づいて学術雑誌などの論文を中心とする文献研究を行い、レジュメを作成・発表し、討論を行い、子ども・人間・自分自身のおかれている状況を理解する。そのために知識を幅広く身につけ、見識を養い、また意見の交流を通じて自分の新たな側面を見いだす。授業担当者は適宜、議論や考察を深めるための助言を行う。
閉じる基礎演習 Ⅱ
子ども・人間・自分自身について、またそれらを取り囲む教育・保育をはじめとする環境を形成する発展的かつ専門的な課題に関して、授業担当者の専門性に基づいて選択された文献を受講生は精読し、レジュメを作成・発表し、そこから生じる発展的な問題について討論を行い、各領域の課題を深く理解する。そのために幅広い知識を身につけ、見識を養い、また意見の交流を通じて新たに考察すべきあるいは解決すべき課題を見いだす。授業担当者は適宜、議論や考察を深めるための助言を行う。
閉じる特別活動論
特別活動の基本的な概念を理解すること。全教育活動の中で特別活動の視点を活かした学級経営、授業展開をいかに工夫するかを考察し理解すること。模擬授業を主に進める。その後、グループで授業づくり演習、検討会を行う。「教育現場では何が必要故、何をどのようにすべきなのか」という視点を常に持ち続けながら進めていく。
閉じる教育方法論
80年代以降の日本の教育実践の中から典型的な授業と教材を選び、受講生諸君に可能な限り追体験してもらいながら、教育方法学の蓄積してきたカテゴリーシステムを活用して学習者が主体的・対話的で深い学びができる授業の要件を理解させる。
閉じる生徒・進路指導
学校現場における生徒指導の理論と実践、進路指導及びキャリア教育の理論と実践について、具体的な事例を学び、それを通して基本的知識・技術を修得する。講義とグループ討議・交流を原則とする。具体的な事例を取りあげる際は、その「課題・問題」についてグループ討論、発表交流、まとめを行う。授業のはじめに、前回の授業のまとめと教育関係ニュースの紹介を行う。
閉じる教科教育法(理科)
学習指導要領の理科の目標、内容及び指導法について述べる。理科の内容は、物質・エネルギー、生命・地球の2領域である。この内容を児童の発達段階に応じて、観察や実験を通して究明する。また、指導計画・学習指導案・観察実験中の事故防止等についても扱う。多様にICTを活用した授業をする。
閉じる教科教育法(音楽)
小学校音楽科の目標、指導内容を理解し、表現(歌唱・器楽・音楽づくり)と鑑賞の各分野について受講生と意見を交わしながら教材研究を行い、学習指導案を作成する。授業のまとめとして、模擬授業を行い、授業実践についての考察を深める。
閉じる教科教育法(家庭)
1. 学習指導要領における家庭科の目標及び主な内容について解説し、目標や内容区分の変遷や特徴を理解する。
2. 内容を題材レベルで捉え、その題材の学習内容を理解させ、目標達成のための指導方法について考える。
3. 学習評価を含めて、教材研究を通して学習指導案を作成し、それを具現化した模擬授業を通して授業評価、授業改善を考える。
教科教育法(英語)
最初に、『学習指導要領解説』やインターネット上の資料等を用いて、学習指導要領,評価,外国語活動・外国語を支える理論について学ぶ。授業ビデオの分析、外国語活動・外国語の授業体験を通して授業のイメージを持つ。さまざまな教材を用いた指導法を知り、必要なクラスルーム・イングリッシュ及びSmall Talkを身につける。次に、外国語活動教材『Let’s Try!』と外国語教材『We Can!』から1単元ずつ取り上げる。単元の中で、それぞれの授業の目的に応じた活動を体験することを通して指導法を学ぶ。また、電子黒板を使用し、ICT を活用した授業を体験する。最後に、自分の住んでいる町を紹介する単元を考える。単元最後の活動のデモンストレーションを各自で考え発表する。
閉じる教育演習 Ⅰ
主に教育学・保育学に関する論文・文献を講読する。また、教育現場で行われている実践事例についても調査を行う。さらに卒業論文執筆に向けて受講者各自が関心のあるテーマを研究し、報告・討議を行う。その際、卒業論文執筆のための問いの立て方、リサーチの仕方、パラグラフライティングの書き方、図書館の活用方法などについても指導を行う。学生は、小学校の教育実習を後期に控えているため、学習指導案づくりなどの個別の指導も行う。
閉じる教育演習 Ⅱ
教育演習 Ⅰに引き続き、主に教育学・保育学に関する論文・文献を講読する。また、教育現場で行われている実践事例についても調査を行う。さらに卒業論文執筆に向けて受講者各自が関心のあるテーマを研究し、報告・討議を行う。その際、卒業論文執筆のための問いの立て方、リサーチの仕方、パラグラフライティングの書き方、図書館の活用方法などについても指導を行う。学生は、小学校の教育実習を終えてくるため、研究授業の振り返り、検討などの個別の指導も行う。
閉じる教科教育法(国語)
学校現場に立った時すぐに行わなければならない国語科の基本的な指導について、具体的にその方法に触れる。漢字、読書、作文、音読などの項目について学習集団に対しての指導法を理解する。国語科授業の基本的な指導法(情報機器及び教材の活用を含む)に触れる。それぞれの項目について、説明、演習と解説を元に受講生と意見を交わしながら行う。積極的な発言、活動を期待する。
閉じる教科教育法(社会)
小学校での社会科学習を、児童の実態に即してどのように指導するのかを学ぶために、次のような流れで展開する。
(1)2017年度版学習指導要領や教科書から授業単元を選び、各自が学習指導案をつくる。
(2)できあがった指導案をグループの中で検討する。
(3)グループごとに指導案を1つ選び、全体で模擬授業を実施し、授業研究を行う。
(4)模擬授業や授業研究から学んだことを確かめる。
教科教育法(生活)
身近な環境を対象としながら体験を通して学習するため、地域や学校、児童の実態に即した学習を重視する。具体的な指導計画や学習展開を教材として生活科教育法(情報機器及び教材の活用を含む)の基本を把握していく。また、個の学びと集団における学びのひろがりと連続性についても実践の吟味を通して追究していく。授業全体を通してICTを活用する。
閉じる教科教育法(図画工作)
学童期の発達段階と表現様式・表現内容のありようを理解し、具体的な指導内容・方法を理解する。乳・幼児期からの連続性と質的展開、低学年期・中学年期・高学年期の発達のちがいによる特徴とそれぞれの時期における指導のポイントを学ぶ。図画工作教育の基本的な理論とともに、小学校現場実践における授業を取材して、ねらい・展開の実際を分析し、ICTを活用して具体的な指導実践の課題に結びつける。
閉じる教科教育法(体育)
体育(スポーツ、運動)における学習指導理論を理解し、子どもの活動、教師の働き掛け、教材の活用などを具体的に想定した授業を設計できるようになる。現代の子どもの体力・運動能力、認識・思考、学力、社会性などの実態を視野に入れ授業設計を行うことができるようになる。動きを伴う活動が多い体育科の特性に応じた情報機器及び教材の効果的な活用法、学習指導案の構成などを理解し具体的な授業を想定した授業設計と指導案を作成することができるようになる。また先人の優れた授業実践に学びつつ、模擬授業を計画・実施しそれを振り返り、授業改善の視点を身に付ける。
閉じる教育相談
心の病の諸相を知ること。教育相談関連の初歩的理論と技法を知ること。学校現場での人間関係づくりのためにカウンセリングマインドの活用を図る基礎力を身につける。講義を主とするが、随時指名して発言を求めたり、バズ学習、人間関係づくりのエクササイズビデオ視聴などを入れながら進める。
閉じる教育演習 Ⅲ
教育演習 Ⅱに引き続き、主に教育学・保育学に関する論文・文献を講読する。また、教育現場で行われている実践事例についても調査を行う。さらに卒業論文執筆に向けて受講者各自が関心のあるテーマを研究し、報告・討議を行う。その際、論文執筆のための問いの立て方、リサーチの仕方、パラグラフライティングの書き方、図書館の活用方法などについても重ねて指導を行う。執筆を始める学生たちには目次案の作り方などの指導も行う。
閉じる教育演習 Ⅳ
教育演習 Ⅲに引き続き、主に教育学・保育学に関する論文・文献を講読する。また、教育現場で行われている実践事例についても調査を行う。さらに卒業論文執筆に向けて受講者各自が関心のあるテーマを研究し、報告・討議を行う。その際、卒業論文執筆のための問いの立て方、リサーチの仕方、パラグラフライティングの書き方、図書館の活用方法などについても重ねて指導を行う。卒業論文執筆に際しては目次案の作り方などの指導も行う。
閉じる卒業研究
自ら設定したテーマについて、自ら解決方法を見いだし、それを、説得力ある方法で他人に伝達するという、大学で学ぶべき最も重要な能力をつけるのが目標である。教育演習 Ⅰ~ Ⅳと連携しつつ、卒業研究の完成を目指し、各自の執筆の手助けを行う。なお、学科卒業研究発表会において、成果を発表することが求められるので、そのための指導も行う。また、すぐれた卒業研究の成果は、学生学会誌に掲載される。
閉じる教育心理学
乳幼児期から青年期にいたる各発達段階の特徴を理解し、幼児・児童の発達の状態や発達段階に応じて適切にかかわり、幼児・児童の発達を踏まえた学習指導を行うための基礎的な考え方を理解する。
閉じる自然科学概論
21世紀を生きる市民に求められる「科学的自然観」「自然科学と社会との正しい関わり方」などについて具体的事例を通して学ぶ。理科教育に必要な科学的態度を養うことを主眼とし、生物をとりまく自然環境、身近な動植物の分類とその形態、動植物体の動き、その他小学校理科の教材と関連づけながら基礎的知識を習得すると共に、顕微鏡による生物材料の観察、簡単な装置でできる物理・化学実験などを行う。グループ討論を重視し、ミニプレゼンも取り入れて学習を深める。
閉じる音楽概論
社会的背景や他の芸術との関わりという視点から西洋音楽や日本音楽の歴史を概観することにより、各時代の音楽や様式についての基礎的な知識を習得し、音楽表現への理解を深める。また、西洋音楽のみでなく、多彩な民族音楽やポップス系音楽にも目も向け、現代の音楽文化のゆたかさに関心が向くようにする。様々な音楽や総合芸術作品を鑑賞する中で、特にリズム、メロディ、和声等の視点から音楽の特徴をとらえ、それらを自らの言葉で表現できる力を養う。
閉じる美術概論
芸術と人間・社会との関連についての理解を深める。そのためにまず、芸術作品の分析を通して個々の意味内容を理解する。また作品を構成する造型言語に親しみ理解する。そして芸術作品に意味を与える文化の構造とそれを支える概念の理解に至る。作品理解に際しては、自ら思考してその理解を確かなものとする。具体的にはパワーポイントを用いて作品を呈示し、作品に関する基本的な情報を解説し、次いで適宜問題を提起する。それを受けて受講生は思考し意見を交換して解答を出す。その解答をもとに授業を展開する。これにより受講生の積極的な授業への参加を促す。
閉じる数学概論
小学校や幼稚園の教師として必要な数学の素養を養う。そのために小学校から高校までに学んできた数学を改めて見直し、その中に潜む重要な原理に気づかせることで、数学をより高いところから俯瞰できるようにする。また知識を理解し覚えることよりも、自分で考え発見し、それを他者に伝えるという数学的活動を授業の中で体験することを重視する。さらに子どもの躓きを取り上げ、それを数学的に検討しながら、幼児や児童の数理的思考をどのように伸ばすかも考えていく。
閉じる体育概論
文化としての体育・スポーツを理解し、その文化の継承・発展・創造を考える。体育・スポーツについての文化的、社会的、歴史的、科学的などの多方面の基礎知識を身に付ける。その上で、体育・スポーツについて仲間と共に考えることのできる力、体育・スポーツを正しく理解する力の獲得をめざす。人間の運動発達、現代の子どもの体力・運動能力、人間の身体機能、様々なスポーツ、スポーツ基本法などについて疑問を提起し(クイズで問いかけ)、資料、映像、簡単な実技などを通して基礎知識を学ぶ。また、自分たちで体育・スポーツに関するテーマを見付け、グループで共に考え、発表し理解を深める。
閉じる英語概論
小学校における外国語教育を指導するために必要な基本的な理論や指導法を講義する。指導法についてはワークショップ形式で小学校英語の楽しさを体験しつつ進める。自分たちで実際に指導者として発表を行う。
閉じる幼児と健康
幼稚園教育要領の領域「健康」についての理解を深め、幼児の健康な心と体を育てること、さらに幼児自らが健康で安全な生活を作り出せる力を養うことができるような援助・指導の知識や技能を身に付けていく。具体的には、幼児の心身の発達、運動発達、基本的生活習慣、安全な生活、運動遊び(子どもの運動文化)等について学ぶ。その際、幼児期には大人と違った特徴や意義があることを踏まえ、その相違や援助・指導方法について理解を深める。疑問の提起(クイズ)、資料、映像、簡単な実技などを通して学習を進める。また、自分たちで領域「健康」に関する疑問や問題を見付け、グループで共に考え、発表し相互の理解を深める。
閉じる幼児と人間関係
幼児の人間関係の育ちに関わる現代社会の状況について理解し、幼児教育における発達支援の視点を身につける。領域「人間関係」の指導の基盤となる基礎理論として関係発達論的視点を学び、他者や集団との関係の中で幼児期の人と関わる力が育つことを理解する。
閉じる幼児と環境
領域「環境」の指導の基礎となる、現在の幼児を取り巻く環境を理解し、現代社会における課題を考える。また、幼児と身近な環境との関わりについて発達段階の観点から学び、保育の具体的な場面から考え、話し合う。
閉じる幼児と言語
領域「言葉」の指導の基盤となる、子どもが豊かな言葉や表現を身に着けて、想像を楽しむために必要な基礎的知識を身に付ける。そのために、言葉の意義と機能を理解した上で、幼児の言葉を育て、言葉に対する感覚を豊かにする教材や実践に関する知識を習得する。
閉じる音楽演習 Ⅰ
受講生を2班に分け、ピアノ実技指導とコード伴奏による子どもの歌の弾き歌いを並行して行う。ピアノ実技指導については、グレード別の3~4人のグループにおいて個人指導と互いのレッスン聴講を組み合わせることにより、教育・保育に役立つ技術が短期間で身に付くよう、効率よく進める。
閉じるこども理解 Ⅰ(幼児)
幼児理解の理論を知り、保育実践の中で考察し、問題に対応する力を身につける。幼児の発達や学びの過程で生じるつまずきの要因を把握し援助する方法について、個と集団の関係や家庭との連携を含めて考え、実践に生かす力を修得する。
閉じるこども理解 Ⅱ(児童)
こどもへの理解を深めるために、こどもの詩や作文を読み合い、自分の「こども時代」を振り返りながら、教育現場で起こっている課題を通して、こどもをまるごとつかむことをめざす。授業では、不登校・引きこもりの問題やいじめの問題、学級崩壊などに関する教師に向けられるこどもからのさまざまなサインをいかに見極め、適切に対応するかを考察する。また、保護者との連携をいかに進めるか、学校内の職員間やスクールカウンセラーとの連携などを具体的な事例のもとに検討する。
閉じるディベート指導技術入門(小学校)
言語技術教育の総合的な学びとして、ディベートを行う。アクティブラーニングの学び方の一つとして注目されているディベートは、それだけでなく、論証のスキルを身につけること、メモを取りながら聞くこと、議論の構築のためのリサーチの仕方など、大学での学びの基礎になる部分が多い。本授業では、マイクロディベート、シナリオ方式のディベート、改良シナリオ方式のディベートなどの学習形態を取りながら、スモールステップでディベート初学者に向けてディベートの能力を高めていくことにする。
閉じる教育制度論
現代の学校教育に関する制度的事項について、基礎的な知識を身に付けるとともに、それらに関連する課題を理解する。教育制度は、教育に関する法規に基づき成立し、その背景の思想が制度を歴史的・社会的に成立させる。日本における教育制度の変遷を学習するとともに、それらを構成する制度の仕組みの展開や問題を検討する。また、学校と地域との連携に関する理解及び学校安全への対応に関する基礎的知識も学習する。授業方法としては、主として講義形式で行う。
閉じる国語概論
小学校国語科の基本的・基礎的な教育内容について、小学校学習指導要領・国語科編を踏まえ解説する。伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項を中心に、具体的に詳述するとともに、書写指導のポイントについても実技を取り入れながら詳述する。
閉じる社会科概論
小学校社会科の各学年の授業を体験的に学びながら、社会科という教科の性格と役割、社会科の目標・内容・方法、社会科指導の基礎的な技能の習得をめざすことが目標となる。また、学習指導要領をふまえた実践的課題についても考える視点を獲得する。授業では、学習指導要領や現行の教科書をもとに、小学校3~6年の社会科学習の目標・内容・方法のアウトラインをつかむ。そのうえで、実際に1時間の社会科の授業案づくりを試みる。
閉じる生活科概論
小学校低学年の子ども達の周りにある自然や社会について、個別にそして具体的に認識することを目的とする。自然認識や社会認識の基礎を培う。生活科を自然との関わりを中心に捉え、実験やものづくりを通して法則的に気付き、仮説をたてさらに実験によって検証する方法を教える。身近な動物や植物、磁石や空気、自分の体や自分がくらす、学校や家庭などを主な題材とする。そして、体験を経て身の回りの様々なことに興味をもてるようにする。
閉じる家庭科概論
小学校家庭科の指導に必要な基礎的な知識や技能を習得するとともに、子どもの生活課題を踏まえた指導の深め方を考察する。家庭科教育の内容として、家庭生活と家族、日常の食事と調理の基礎、身近な消費生活と環境など具体的な題材を教材として取り上げ、その教材の意義や指導方法について探究する。講義だけでなく学生のグループ発表により理解を深める。また、実習を通してその基本的技術及び活用の仕方を学び、初等教育における学習指導のより豊かな内容と方法を工夫する。
閉じる保育内容総論
子どもの生活や遊びの具体的な事例を視覚教材等で見ながら、それらについて理論的視点、実践的視点の両面から考察と議論を行い、理論と実践、5領域間のつながりといった総合的な観点から、子どもの発達や保育活動をとらえる。
閉じる保育内容演習(環境)Ⅰ
①幼稚園教育要領および保育所保育指針の領域「環境」の理解を図る。
②子どもの発達に相応しい生活環境・遊び場の諸条件を具体的に理解する。
③身近な自然を子どもの興味・関心の対象とするための保育方法を学習する。
保育内容演習(環境)Ⅱ
①幼稚園設置基準および児童福祉施設最低基準の理解とその向上のための方策を探る。
②乳幼児期における物的環境との関わりについて理解を深め、環境を構成することの重要性について考える。
保育内容演習(表現)Ⅰ
子どもたちの豊かな感性と表現する力を養い、豊かな創造性を引き出すための指導力の習得を目指す。この授業では主として、乳幼児期のさまざまな表現活動について、身体表現、音、造形、言語などの様々なツールを用いて実践することにより、それぞれの活動の意義や発展の可能性、発達段階における留意点などについて学び、表現の指導法について様々な角度から考える機会を持つ。
閉じる保育内容演習(表現)Ⅱ
子どもたちの豊かな感性と表現する力を養い、豊かな創造性を引き出すための指導力の習得を目指す。この授業では保育内容演習(表現)Ⅰで学んだ様々なツールを用いての活動の特徴やその意義を確認した上で、より発展させた形として、総合的な表現活動である「劇遊び」公演に取り組み、構想、計画、指導、実践する力を習得する。情報機器及び教材の活用法を理解し、保育の構想に活用することができる。
閉じる保育内容演習(健康)Ⅰ
乳幼児の心・身体・運動発達、運動遊びの指導について理解を深める。その際幼稚園教育要領の理解を深めながら、現代の子どもたちが置かれている状況(生活習慣や生活リズム)・環境も理解し、子どもたちの全面的な発達を促すために必要な健康領域(特に保健的な分野)の援助・指導の技術・技能を身に付ける。
閉じる保育内容演習(健康)Ⅱ
乳幼児の心・身体・運動発達、運動遊びの指導についてさらに理解を深める。その際幼稚園教育要領の理解を深めながら、現代の子どもたちが置かれている状況(生活習慣や生活リズム)・環境も理解し、子どもたちの全面的な発達を促すために必要な健康領域(特に運動・体育遊び)の援助・指導の技術・技能を身に付ける。
閉じる保育内容演習(人間関係)Ⅰ
動画や文章の事例を通して、子どもの人間関係の特徴を理解し、人と関わる力を豊かに育てる保育の内容と保育者の役割を具体的に理解していく。動画を元にした事例分析を行いながら、情報機器を取り入れた指導案の作成を身に付ける。
閉じる保育内容演習(人間関係)Ⅱ
「保育内容演習(人間関係)Ⅰ」で学んだ内容をもとに、事例の検討を通して、主に幼児期後期(幼稚園期)の子どもの人間関係のあり様を学ぶ。加えて、「気になる子」といった問題も扱い、子ども同士の人間関係の形成を援助する方法を考え学ぶ。
閉じる保育内容演習(言語)
・ 子どもの言語発達過程と人間形成における母語獲得の本質的機能を理解する。
・ 外的言語、自己中心的言語、内的言語の特徴と思考の発達との関連を学ぶ。
・ 領域「言葉」を踏まえ、指導上の留意点、環境構成の仕方を学ぶ。
・ 話しことば、書きことばの特徴と発達を理解し、幼小接続を視野に、保育者ができる援助を考える。
幼児体育指導法 Ⅰ
幼稚園教育での運動遊びや体育的な活動を通して、育てたい“子ども(幼児)像”、幼児期に獲得させたい運動能力、健康管理、生活習慣について考え理解する。子どもの全面的な発達を促すために、人間の運動発達についての理解を深め、幼児の体育的指導に必要な技術・技能(適切なスポーツ・運動遊びを選択し、子どもたちに指導し、子どもたちと共に楽しく運動を行える能力)を獲得する。
閉じる幼児体育指導法 Ⅱ
幼稚園教育での運動遊びや体育的な活動を通して、育てたい“子ども(幼児)像”、幼児期に獲得させたい運動能力、健康管理、生活習慣について考え理解する。子どもの全面的な発達を促すために、人間の運動発達についての理解を深め、幼児の体育的指導に必要な技術・技能(適切なスポーツ・運動遊びを選択し、子どもたちに指導し、子どもたちと共に楽しく運動を行える能力)を獲得する。
閉じる音楽演習 Ⅱ
音楽理論の講義を通して、保育・教育現場で必要とされる知識を定着させる。それとともに、読譜力を高め、子どもの前で音程を正確に歌ったり、リズム奏を行ったりすることができるように、ソルフェージュ力を養う。さらに、小学校共通教材をはじめ、保育園、幼稚園でよく用いられる子どもの歌を教材として取り上げ、実際に歌ったり、合唱したりすることにより、歌唱力を高めるとともに、保育や教育の場において指導する際の留意点を理解し、指導法を身につける。
閉じる音楽演習 Ⅲ
講義と弾き歌いを中心に、学生個々の音楽技術に応じて音楽を自由に表現する力を養い、保育・教育実践において子どもの深い表現活動をひきだすための援助技術の育成を図る。実技演習については、グループレッスン形式を導入して細やかな指導を行い、講義では、さらに広い範囲の調性におけるコード進行を学ぶほか、遊び歌、わらべうた、手づくり楽器など保育や授業を展開するための多彩な音楽表現活動を取り上げる。さらに、旋律の変奏や簡単な創作も取り入れ、子どもの表現活動について的確な指導が行えるようにする。
閉じる音楽演習 Ⅳ
楽曲の分析や合唱の実技演習をとおして、呼吸法と発声法を身につけるとともに、ハーモニーをつくる練習を行い、和声感を養う。楽曲の分析の講義と並行して実際に演奏することにより、フレーズ感、調性感、曲想、様式感など総合的な音楽理解力を育てるとともに、簡易な編曲が行えるようにする。さらに、日本の伝統的な唱歌やわらべうたをはじめ、歌い継ぎたい名曲を紹介し、保育・教育現場においてより豊かな音楽表現が行えるように、歌唱力を高める。
閉じる学級担任論
教師として働き始め働き続ける時、学級経営を避けて通ることはできない。むしろ担任という仕事に教職の魅力を感じるものである。しかし、現在、熱意だけでこの学級経営をしていけるほど学校の状況は安定はしていない。学級の仕組みと学級担任の仕事についての基礎的な知識を習得し、教職に対する認識を深めるとともに、よい人間関係をつくるための方法を身につけさせたい。担任の仕事の基礎的かつ重要なポイントを理解し、適切な学級経営のあり方を考える。
閉じる音楽演習入門
受講生を2班に分け、ピアノ実技指導と音楽理論の講義を並行して行う。ピアノ実技指導については、グレード別の3~4人のグループにおいて個人指導と互いのレッスン聴講を組み合わせることにより、教育・保育に役立つ技術が短期間で身に付くよう、効率よく進める。
閉じる小学校ICT教育演習
本演習では、視聴覚機器の歴史を踏まえ、学校教育におけるInformation and Communication Technology(ICT)の活用の意義や目的、その特徴を実際の機器を活用しながら理解させる。
閉じる学校・地域調査(国内) Ⅰ
主として学校、保育所、幼稚園、児童館、子育て支援センターでのボランティアなどフィールドワーク活動を通して、子どもの姿や生活の実際をつかみ、現代の子ども理解を深めるとともに、それぞれの施設及び教師・保育者等の現代社会における意義や役割の理解を促すことが目的である。具体的には、1週間に1回程度現場に出かけ、授業・保育等の見学や子ども等と関わり、その体験から学んだこと、気づいたことのレポートを書き、それをもとに小グループの中で意見交流し、グループとして整理したことを全体に向けて発表し、教師のアドバイスを受ける。
閉じる教育実習指導
小学校の実習指導では、指導者としての心構えや意欲を高め、小学校教育の役割や実際の教育課程の理解を促し、授業を想定した学習指導案づくりについて学ぶ。そのうえで、実習を通して、あるべき教師像についての認識を深める。幼稚園の実習指導では、幼児期の教育の重要性の理解および幼稚園の役割や教育課程の理解を促し、幼児の発達段階にふさわしい保育の方法や内容について考察する。そのうえで、実習を通して、保育に対する考えを深める。
閉じる教育実習
小学校実習を通して、小学校教育についての正しい理解を深め、教師の役割や指導についての適切な認識と技術を身につけ、教師としての人間性を高めることをめざす。具体的には、学習指導案を作成して授業を行い、児童の様子や自らのとりくみの振り返りを行う。幼稚園教育実習を通して、幼稚園教育についての理解を深め、幼稚園教諭の役割や指導援助についての適切な方法を身につけ、保育者としての人間性を高めることをめざす。具体的には、保育指導案を立案し設定保育を行い、幼児の様子や取り組みの振り返りを行う。
閉じる教育実習(小学校) Ⅱ
小学校現場での実習を通して、小学校教育についての正しい理解を深め、教師の役割や指導についての適切な認識と技術を身につけ、教師としての人間性を高めることをめざす。そのために、実習校の取り組みから子どもたちの成長に対する願いをつかむこと、大学で学んだことを具体的なとりくみを通して深めること、教師として自らを成長させていくうえでの課題をつかむことが課題となる。教育実習中は、①毎日の教育の記録を書く、②学習指導案を作成し授業を行う、③児童の様子や自らのとりくみを振り返ることを行う。
閉じる特別支援教育論
特別の支援を必要とする幼児、児童の学習上又は生活上の困難を理解し、他の教員や関係機関と連携しながら組織的に対応していくために必要な知識や支援方法の基礎的事項について学ぶ。テキストに添って主に講義形式で進めるが、少しでも受講生自身が思考し、理解を深め、新たな気づきをえられるよう、双方向的なコミュニケーションも取り入れる。
閉じる表現教育論
芸術作品を分析して社会との関わりを理解し、教育の現場を含めて、人が芸術的表現を如何に認知し受容してきたかを考える。そのためにまず作品表現の分析を通して作品の意味内容を理解する。次いで鑑賞教育を含む作品受容に関して、如何に受け入れられてきたかを社会からの要請と認知のメカニズムという視点から理解する。作品表現の理解に際しては、授業担当者から適宜提起される問題を討論し意見交換することで、受講生は受け身ではなく自ら思考してその理解を確かなものにする。
閉じる総合的な学習の時間の指導法
総合的な学習の時間で扱う主要なテーマ(国際理解、情報、環境、平和、人権、福祉・健康など)を考えるための基本的な視点を学ぶ。その中で、子どもが問いを持ち、主体的・対話的で深い学びを実現するために何が大切なのかを考える。そのうえで、設定したテーマに基づく総合的な学習の時間の指導計画を構想し、指導案を作成する。
閉じる児童の教育統計
教育現場では様々な場面でデータを読みそれを理解するだけでなく、試験や調査を行い、その結果を整理することが求められる。この授業では、このような学校現場において求められる教育に関するデータを読み取る力をつけるとともに、実際に教育に関する調査を行う際の方法とその留意点、そして試験や教育調査で得られた結果をデータとして数値化し、そのデータを統計的に処理しわかりやすく整理する方法について学ぶ。具体的には記述統計を中心に扱うが、推測統計の考え方と基礎的な検定方法についても論じる。
閉じる児童文学研究
児童文学が子どもの発達にとって重要なことは言うまでもない。物語の世界を堪能し、その世界観を子どもの中に取り入れることができるようにすることは、子どもの成長において意味があり価値があることである。しかし、その意味や価値は固定されたものではなく、社会情勢に応じて、いくらかの変化をみることができる。授業では、日本の児童文学の歴史と児童観の変遷をたどるとともに、童謡や昔話など、周辺的なものも取りあげ、児童文学とは何かを考える。
閉じる児童文化論
児童文学が子どもの発達にとって重要なことは言うまでもない。物語の世界を堪能し、その世界観を子どもの中に取り入れることができるようにすることは、子どもの成長において意味があり価値があることである。子どもと社会、明治の児童文学「お伽噺」、大正の児童文学「童話」、「唱歌」と「童謡」、近代的子ども観の成立と社会など児童文学のテーマを取り上げ、誰もが「知っていること」「知っていると思っていること」=「知識」が、どのようにして社会的に形成され、普及するのかを社会学の観点から考察する。
閉じる児童社会学
現代社会に生きる子どもの生活・文化・環境を、社会学、教育学、心理学、文化人類学、児童文学、社会福祉学などの学問分野から総合的にとらえていくことを目的にしている。日本の子どもの生活現実からさまざまな問題状況が見えてくる。さまざまな問題状況を実証的・理論的に考察するだけでなく、その成果を教育指導にどう反映させていくかを合わせて議論させる。と同時に、子どもの生育環境にとってどのような社会をめざすべきかを考えさせる。
閉じる児童英語教育研究
小学校への外国語活動導入が必修化された今、なぜ英語教育が児童に必要なのか、また、どのように教えたらよいのかを異文化理解と英語教育のあり方について、実践と理論の両側面から考察する。児童英語教育の現状をふまえ、児童英語の意義と歴史、環境づくり、教材の選び方、小学生低学年・高学年に対する英語教育を、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの内容別指導などを学ぶ。また、実際に幼稚園児や小学生に教える場合に役立つ歌、ライム、ゲームを始めとして、言語習得理論に基づいた指導法などを紹介し、学習した後、発表する。
閉じる児童英語教材研究
小学校への外国語活動導入が必修化された今、なぜ英語教育が児童に必要なのか、また、どのように教えたらよいのかを異文化理解と英語教育のあり方について、実践と理論の両側面から考察する。そして、児童に英語を教えるために必要となる教材とその活用法について学習する。児童英語の到達目標にそくした言語材料、カリキュラム作成を学んだ上で、具体的に歌、ライム、チャンツ、アクティビティの指導法、小道具制作などを扱う。期末の課題としてオリジナル絵本を製作する。
閉じる児童英語指導演習 Ⅰ
児童に英語を楽しく身につけさせるための指導法を学ぶ。レッスンの組み立て方、歌、フォニックス、ライム、チャンツ、GDM(Graded Direct Method)やTPR(Total Physical Response)など、児童への英語教授に有効なさまざまな指導法を説明し、その後、学生は発表や演習を行う。模擬授業は主として学内で行うが、数回近隣の公立小学校を訪問し学校現場での英語学習の観察実習を行う。本科目の履修は児童英語教育研究と児童英語教材研究が修得済みであることが条件となる。
閉じる児童英語指導演習 Ⅱ
英語教育を行っている公立小学校での英語学習、私立幼稚園での英語あそびについて、観察実習を行う。また、観察実習の事前および事後学習を通して、観察実習で学んだことを実際の教育現場に生かすため、学内では模擬授業を多く実施し実践力を培う。最終的には英語活動を行うのに必要なカリキュラムの考察および作成、授業実践ができることを到達目標とする。本科目の履修は児童英語指導演習 Ⅰが修得済みであることが条件となる。
閉じる教職実践演習(初等)
大学での授業を中心に習得した教職に関する知識・技能と、教育現場で獲得した指導力とを統合し、4年間の学びのまとめを行う。その中で、教師として学級経営や教科指導に携わるためにはどのような資質と能力が要求されるのかを確認し、自分自身の資質や能力について吟味する。そのうえで、必要な知識と技能を補っていくことを目標とする。4年間の学びを振り返るための具体的な視点として、①子ども理解、②各教科の指導、③教科以外の指導、④コミュニケーション能力、⑤保護者・地域との連携、の5点とする。
閉じる学校・地域調査(国内)Ⅱ
小学校でのボランティアの場合は、学校・地域調査(国内)Ⅰを継続する内容であり、1年間に亘り同じ小学校を訪問し、子ども理解と小学校の意義や役割の理解をさらに深める。その他の施設(保育所、幼稚園等)でのボランティアの場合は、運動会、遠足、生活発表会といった行事を中心に、それに向けての準備も含めて、職員の働きや、行事を通して見られた子どもの姿の観察を通して、施設や保育者の役割、子どもの理解をさらに深める。具体的には、授業・行事等の見学や子ども等との関わりからの気づき、学びのレポートを書き、小グループの中で意見交流し、全体に向けて発表し、教師のアドバイスを受ける。
閉じる学校・地域調査(国内)Ⅲ
近隣の小学校や幼稚園を定期的に訪問することや、遠くても特色ある小学校や幼稚園を数回訪問することを通して、その学校・園の教育について調査する。カリキュラムや教育方針の調査、実際の授業や活動の見学、児童や園児の観察、校長・園長や教師からの聴き取りなどにより、その学校・園の教育活動の全体像を理解する。各学生の報告をもとに話し合い、学生が学校・園の様々な教育活動を知ることで教育観や学校・園のあり方について視野を広げることをめざす。
閉じる学校・地域調査(国内) Ⅳ
学校・地域調査(国内)Ⅲに引き続き、当該の学校・園に継続して調査に入る学生、あるいはⅢの調査をふまえ、その結果を掘り下げる為に新たな学校・園の調査を試みる学生を対象に、より深い調査のあり方を指導し、その結果について考察する。授業は各学生の報告と話し合いを軸に行うが、個別の学校・園の問題に留まらずに、現在の日本の小学校や幼稚園教育の特質や課題、それを解決する為の新たな方向性などに学生が目を向け、学校・園のあり方についての考察をより深くすることをめざす。
閉じる学校・地域調査(海外)
海外の教育機関を訪問し、授業の様子や子どもたちの暮らしぶり、教師の仕事についての見聞を広める。そして、日本の教育機関と対比させながら、訪問した国の教育の特徴についての理解を深め、日本の教育を見直すきっかけをつくることが目的である。主として訪問する教育機関は保育園・幼稚園・小学校・中学校・高校であり、授業を参観した後には訪問先の学校の先生たちとの間で教育をめぐる情報交換を行う。まとめとして、学校地域調査の報告集を作成する。
閉じる英語教育論
グローバル化の進展と共に英語教育の充実が一層求められる中、我が国の英語教育施策、児童生徒の英語学習に関する状況、生徒・教員の英語力の現状、諸外国における外国語教育の状況、英語教育における国際理解教育、母語習得と第二言語習得などの言語学習指導理論等、幅広いテーマを取り上げ、英語教育はどうあるべきか、日本における英語教育全般についての理解を、発表活動などを通して深める。
閉じる社会福祉
社会福祉の意義・理念と歴史的変遷について理解し、子どもを取り巻く家族や社会の様々な課題、子どもの権利や家庭支援に対して、社会福祉がどう関わっているのかを社会福祉の理念をベースにしながら現在の社会福祉の制度や法体系、行財政や実施機関・施設等の実施体系等を理解する。また、社会福祉における相談援助や情報提供の在り方や第三者評価、苦情解決制度などの利用者保護に関わる仕組みについて理解する。社会福祉の動向と現状課題について理解するとともに、これからの社会福祉のあるべき姿について考える。
閉じる保育原理
保育の意義、歴史、子ども観の変遷、保育所、こども園、幼稚園の目的・機能などについて講義する。その際に、主要な資料とするのは、幼児の保育の一年間の流れを示す種々の事例・記録である。それらの事例・記録に関連する箇所で、保育の意義・歴史・子ども観なども併せて考察する。そのように関連づけることによって、保育のイメージを持つとともに、保育の事実と理論とのつながりを意識することをめざす。これらには含みにくい、保育制度の問題などは別個に講義する。
閉じる保育の心理学
保育実践に役立つ発達心理学の基礎的知識の習得を目指す。とりわけ、実際の保育との関連性に留意しつつ、乳幼児期の子どもの発達過程と子どもの学びの過程やその特性についての理解を深めさせ、子どもの発達に即した援助のあり方について学ぶ。
閉じる子ども家庭支援の心理学
乳幼児期から老年期までの人間の生涯発達についての基礎的知識を習得させる。その際、とりわけ現代の子育てや家庭を取り巻く社会状況の変化の中での、子どもとその家庭支援のあり方についての理解を深めさせるとともに、初期経験の重要性や発達課題、そして子どもの精神保健とその課題について学ばせる。
閉じる子どもの保健
子どもの健康増進を図る保健活動の意義とその内容を理解する子どもの身体・精神・生理・運動機能の発達を理解する。子どもの身体的発育や健康状態とその把握方法、子どもの疾病とその予防方法及び他職種間・保護者との連携、協働のもと適切な対応について理解を深める。子どもの健康に関する現状や今日的課題について学びを深める。
閉じる教職入門
今日の教育・学校・子どもをとりまく状況を具体的に考察しながら、その中での教師の仕事の内容、教師としての責任と生きがいについて認識を深める。そのために、映像や文章などを通して子どもたちの姿や先生方の取り組みを具体的に紹介し、学生自身の表面的な理解を見直す契機とする。そして子どもの内面の成長を支えるような学習指導や生活指導のあり方を考えていく。また地域や保護者との連携についても考える。さらに現在の教育課題を自分自身が主体的に考える姿勢を育てる。具体的な事例をもとに講義する。一方的な講義だけではなく、参加者相互が学び合える授業とするために、授業の感想やレポートを全員に還元することなどに取り組む。
閉じる子育て支援
保育士の行う保育の専門性を生かした保護者に対する子育て支援の特性について学び、その支援の展開について、保育所や児童福祉施設等の様々な場や対象に即した支援の内容と方法及び技術を実践事例等をとして具体的に理解する。
閉じる子ども家庭福祉
現代社会における子ども家庭福祉の意義と歴史的変遷の学びを通して、子どもの人権擁護について理解する。また、子ども家庭福祉の制度及び実施体系を学ぶとともに、子ども虐待・DV や貧困家庭、障害のある子ども、外国籍の子ども等の現状から課題を見出し、「子どもの最善の利益」を保障する子ども家庭福祉のあるべき姿について考える。
閉じる社会的養護 Ⅰ
現代社会における社会的養護の意義と歴史的変遷の学びを通して、子どもの人権擁護を踏まえた社会的養護の基本を理解する。また、社会的養護の制度および実施体系等を学ぶとともに、社会的養護下の子どもの背景、家庭養護と施設養護の相違、関係する専門職等の役割の学びを通して、社会的養護の現状に対する課題を整理する。
閉じる子どもの健康と安全
保育における保健的観点を踏まえた保育環境や援助について理解する。子どもによくみられる体調不良症状に対する適切な対応について具体的に学びを深める。子どもの健康及び安全管理について、関連するガイドラインや新しいデータ等を踏まえ、保育における衛生管理・危機管理・災害対策について具体的に理解し、それらについて組織的取組や保健活動計画及び評価について具体的に理解を深める。
閉じる子どもの食と栄養
健康な生活の基本としての食生活の意義や栄養の基礎知識を学ぶ。小児の発達を理解し、小児の栄養と食生活を学ぶ。子どもが健やかに発育するために必要な栄養の基本的な知識を身につける。小児の発育に必要な栄養は成長とともに変化し、成人と異なる点も多い。各発達段階における栄養と食事を具体的に学ぶ。家庭や児童福祉施設における食生活の現状と課題についての知識を深める。また、特別な配慮を必要とする子どもの食と栄養について理解する。
閉じる子どもの理解と援助
子どもたちの発達過程や保育という営みを心理学的に理解し、人格形成における保育の役割について理解できるようにする。その際、エピソード記録や実践記録等を用い、遊びや生活の具体的な場面から、子どもの育ちの様相や援助の方法について分析・議論をする。また、そういった活動を通して、子どもをみる視点、記録や伝達の方法、発達障害に関する知識などを身につけ、保育者として求められる実践的力量の形成を目指す。
閉じる保育内容総論
幼稚園教育要領、保育所保育指針、幼保連携型認定子ども園教育・保育要領などに関連する保育内容の健康、人間関係、環境、言葉、表現などの5領域について、それぞれの個別領域が実践事実の視点から総合化できる全体構造を説明する。子どもの生活や発達的理解を重視し、教育・保育実習に備える実習指導計画の作成方法の基礎、及び指導内容の編成や長期・短期の指導計画の立案過程の基本を学生が修得できるよう、また、具体的な実践事例を扱う視聴覚教材を併用して現場の保育内容全体に関する理解が得られるようにする。
閉じる乳児保育 Ⅰ
3歳未満児の発達の順序や道筋を理解し、それぞれの段階にふさわしい遊びや生活への援助について学ぶ。保育所保育指針解説書をもとに、乳児保育の計画を立案することを通して、保育の内容や方法、環境の構成、観察や記録の意義を理解し、保育実習に向けて必要な技術の習得を目指す。
閉じる乳児保育 Ⅱ
乳児保育の基本となる考え方を学び、保育所、認定こども園、乳児院、家庭的保育などにおける今日の社会的な必要性と保育者の役割について学ぶ。保育者間の連携の重要性や保健・医療機関との連携の在り方、保護者とのパートナーシップ、ケガや事故防止への取り組みについて事例から学び、長期的・短期的指導計画や個別的・集団的指導計画の作成を行う。
閉じる障害児保育
障害児保育を支える理念や歴史的変遷について学び、障害についての基本的知識を深め、障害のある子どもとその家族や社会との関わりについて理解し、様々な障害について知り、障害のある子どもが集団生活の中で、他の子どもたちとともに育ち合うための援助の方法、環境構成、保育者としての役割や指導について学ぶ。また、障害のある子どもの保護者への支援や関係機関との連携について理解し、障害のある子どもの保育に関わる保健・医療・福祉・教育などの現状と課題について理解する。
閉じる社会的養護 Ⅱ
社会的養護下の子どもの背景の理解を通して、児童福祉施設で生活する子どもの日常生活や自立支援、治療的支援について学ぶ。また、施設養護と家庭養護の生活特性の相違・実際を学ぶとともに、アセスメントや個別支援計画の方法や技術について理解し、社会的養護の課題について考える。
閉じる保育実習指導 Ⅰ -1
保育所実習の意義と目的を理解し、保育実習 Ⅰ -1の段階と内容、実習生としての心構えや社会人としてのマナー等を学び実習への期待を高める。また保育所保育指針解説書を教科書にしながら、視聴覚教材や事例研究により保育所の役割や機能、乳幼児の発達等を学ぶ。あわせて発達に即した教材の扱いや、かかわり方等における保育者の具体的な仕事の内容と留意点を学び、初めての保育実習に備える。1日の流れや子ども理解につながる記録の書き方も学ぶ。事後は実習簿や自己評価シート、意見交流、実習評価票等による振り返りを行い、自己課題を整理して次の実習につなぐ。
閉じる保育実習 Ⅰ -1
保育所の生活と1日の流れを知り、保育所の役割や機能を理解する。子どもの観察とその記録による理解を深める。また、子どもとの関わりを通して発達過程の理解を深め、援助的な関わりについて考える。既習の教科内容を踏まえ、子どもの発達過程に応じた保育内容や方法、生活や遊びに適した保育環境、健康や安全への配慮について総合的に学ぶ。保育士の業務内容や職業倫理について具体的に学び、専門職としての保育士の役割について知る。
閉じる保育実習指導 Ⅱ
保育実習 Ⅰ -1の体験を踏まえて、保育実習 Ⅱの段階のねらいと内容を理解し実習の課題と目標を具体的に立てる。記録の書き方や考察を深める演習、発達段階に即した教材研究、指導案作成の実際など、部分実習や責任実習を意識して必要な知識や技術を学ぶ。また保育士の役割について、保育所保育指針解説書や幼保連携型認定こども園教育・保育要領、先輩の体験等から認識を深め、探求心や期待感を高めて実習に向かう準備をすすめる。事後は実習簿、自己評価シート、実習評価票等により振り返りを行い、最終の実習に向けて自己課題を明確にする。
閉じる体育実技
各種の体育・スポーツに関する基礎的な運動技能を獲得する。その運動技能の獲得に加え、どのように練習すればうまくなるのか、そのスポーツの歴史的背景やルール、勝敗に関わる戦術・戦略等も理解する。また学生相互で学び合い、学生全員が「できる・わかる」ようになることを目指す。就学前や小学校で行う器械運動、陸上運動、球技運動、体つくり運動等を行い、その内容を記録し整理する。整理した内容をもとに次の実技の課題を明らかにする。各種目の技術・戦術などについては、この時間だけでなく図書館で本を借り自習により技能向上のポイントを探る。運動技能の向上をめざし自宅でも毎日練習するように心掛ける。
閉じる子ども家庭支援論
子育て家庭を取り巻く社会状況等の変化を背景とした子ども家庭支援の意義と役割を理解する。また、保育の専門性を生かした子ども家庭支援の意義と役割、基本について学ぶとともに、子ども家庭のニーズに応じた多様な支援の展開や関係機関との連携を図る支援体制を学び、子ども家庭支援の現状と課題について考える。
閉じる保育実習指導 Ⅰ-2
施設実習の意義と目的を理解する。特に施設における養護の具体的な内容や保育士の援助の方法等について、視聴覚教材や事例から学ぶとともに、様々な施設や施設ごとの役割、職員組織等を自己調査や児童福祉法等の復習によって把握し、施設や子ども(利用者)の特徴を知る。また、生活支援の意味と重要性について先輩の記録や実践例、私生活の実態から認識を深め、心構えと生活習慣を整えて、施設の社会的な役割と保育士の職務内容の理解を広げられるような実習につなぐ。事後は自己評価や実習評価票、意見交流等から振り返りを行い自分の子ども観の変容や人間的な成長を捉える。
閉じる保育実習 Ⅰ-2
居住型児童福祉施設等を利用する子ども(利用者)への理解を深めるとともに、施設の設備・機能と保育士の職務について理解する。施設の生活に参加し、1日の生活の流れを理解した上で、子ども(利用者)のニーズや施設の生活状況を理解する。保育士の援助の実際を通して養護技術を修得するとともに、生活の一部を実際に担当し、養護を理解する。特に、子ども(利用者)の個別性に配慮した養護のあり方や、職員間の役割分担とチームワークや施設と家庭・地域社会との連携の実際に触れ、その在り方について理解する。日常の子ども(利用者)との関わりを通して、子ども(利用者)にとってよりよい生活や関わりの在り方を学ぶ。
閉じる保育実習 Ⅱ
実習では失敗も経験するが、それをプラスに生かし実践的な力を身に付ける。実習保育所の配属クラスの実態を踏まえ、指導保育士の助言を得ながら指導案を作成し指導・援助を行う。子どもの反応を学び、指導保育士からの指導・助言を得て、実践力を身に付ける。部分実習から全日保育までを行える実践力を身に付ける。「保育所保育指針」について、実践を通してさらに理解を深める。日頃から様々な領域の保育に関わる題材に関心を持ち、子どもと遊ぶには、指導・援助するには、指導案ではどう書くのか、などを事前に考え準備しておく。
閉じる保育実習指導 Ⅲ
「保育実習 Ⅰ -2」を振り返り、保育士や児童指導員を目指す者として自己の課題を明確化する。グループワークにより学生相互の意見交流を促し、施設を利用する子ども(利用者)のおかれている家庭環境や地域の生活実態の理解を深め、目の前の子ども(利用者)の言動について、それらも合わせて全体的に理解できるようにする。また、子ども(利用者)の個人差について理解し、対応方法を考える。特に発達のおくれや生活環境にともなう子ども(利用者)のニーズを理解しその対応について理解する。実習事後指導においては、実習記録及び、実習評価票を基に実習の振り返りをし、自己課題の整理をする。
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保育士に必要な資質・能力・技術や知識の習得および、家庭と地域の生活実態にふれて、児童家庭福祉等のニーズに対する理解力、判断力を養うとともに、子育て(利用者)を支援するために必要とされる能力を養う。養護全般に参加し、施設を利用する子ども(利用者)の理解や施設機能および保育士の職務内容の専門性の理解、職業倫理観や、施設内外の多様な専門機関・専門職者が互いに連携し合いながら行う養護行為・活動や自立支援の実際について、体験を通して学ぶ。援助計画を立案し、実際に実践する。
閉じる学生のみなさんに対する連絡は、ポータルサイトへの配信によって行います。
配信されたものについては各自確認されたものとして取り扱いますので、毎日の習慣として必ず内容を確認するようにしてください。