ポータルサイト配信の確認を習慣に
学生のみなさんに対する連絡は、ポータルサイトへの配信によって行います。
配信されたものについては各自確認されたものとして取り扱いますので、毎日の習慣として必ず内容を確認するようにしてください。
- 【ポータルサイトの利用方法】
- 『 在学生の方へ 』のページからポータル(ユニパ)をご確認ください。
大学での学修活動に必要なアカデミック・スキルとしての基本的な日本語運用能力の獲得をめざす。まずは、「話す」ことを中心にコミュニケーションの基礎を学ぶとともに、原稿用紙の使い方や履歴書の作成など、大学生活で役立つ実用的な「書く」能力も身につける。
スタディ・スキルとして、最低限必要とされる読解力や文章作成能力の修得をめざす。高度な文章を読む力を養成しながら、添削指導により、論理的な論説文を書くための文章構成や推敲の能力を高める。
基本的な英文の読解・表現の演習を通して、英語理解のための基礎的な知識(基本文型的分析や文法的知識・基本単語・成句など)を整理し、英語の表現方法と日本語の表現方法の違いを考えた上で、実用的に使える英語力を身につけ、英語運用能力のうち、特にリーディングとライティングの技能を発展させていく。
平易な英語のリスニング・スピーキング・プレゼンテーションの演習を通して、英語理解のための基礎的な知識(基本文型的分析や文法的知識・基本単語・成句など)を整理し、英語の表現方法と日本語の表現方法の違いを考えた上で、実用的に使える英語力を身につけ、英語運用能力のうち、特にリスニングとスピーキングの技能を発展させていく。
スキミング、スキャニング、主題の把握、推論など、効果的に英文を読むために欠かせないリーディングスキルの修得をめざす。また、必要なリーディングスキルを用いて、さまざまなトピックについての読み物を読み、演習問題などを通して、それらトピックに対する自分の意見を表現できるライティング能力を向上させることをめざす。
効果的に英語を聞きとるために欠かせないさまざまなリスニングスキルの修得をめざす。それらのリスニングスキルを用いて、さまざまなジャンルのリスニング教材を聴き、演習問題などを通して、それらトピックに対する自分の意見をプレゼンテーションできる能力を向上させることをめざす。
現代の情報化社会に必須であるコンピュータやネットワークに関する基礎的知識の理解と、文書作成、表計算、プレゼンテーションのソフトウェアを活用する技能を習得する。具体的には、Officeソフトを通じ、身近な素材を元に文書ソフトではレポート作成、表計算ソフトではグラフ作成や数値分析、プレゼンテーションソフトではスライド作成といった実践力と応用力を養い、情報社会におけるさまざまな危険を防ぐための知識、情報を扱う上でのマナーを身につける。
社会全般の情報化が進み、道具であるパソコンがより便利に使いやすく進歩していくなかで、使い手である我々には、それらに関する知識だけでなく、情報そのものを使いこなすことが求められている。本講義では、社会で求められている情報活用の基礎力を体系化し、どうやって効果的に情報を活用するかを学習する。具体的には、一連の情報プロセス(収集、分析、整理・保管、表現、運用)の意味を理解し、データや情報を適切に処理・活用できる力を身につける。
留学生にとって汎用的な日本語能力の向上を図る。日本語4技能を中級後半レベルへと移行させること、日本人とコミュニケーションができること、日本社会・文化への理解を深めること、大学の講義を受講する能力を養うことを目標にする。
留学生にとって汎用的な日本語能力の向上を図る。日本語4技能を中級後半レベルへと移行させること、日本人とコミュニケーションができること、日本社会・文化への理解を深めること、大学の講義を受講する能力を養うことを目標にする。
アカデミックな日本語能力の向上を目指す。日本語4技能を上級レベルへと移行させること、特に、大学・大学院の講義やビジネスの場面で必要となる硬い書きことばの「読み」「書き」に慣れること、まとまった内容のレポートを書けることを目標とする。
日本語の上級レベルのコミュニケーション能力と批判能力の向上を目指す。まとまったスピーチや発表、互いを尊重した意見表明が日本語でできること、自身や他者の意見を分析・検討したり批判できることを目標にする。
さまざまな読みものを読むことを中心に、新聞、DVDなどの副教材も活用して、現在の日本と日本人についての知識を身につける。また、発表やディスカッションを通じて、日本と日本人の今について考える。
さまざまな読みものを読むことを中心に、新聞、DVDなどの副教材も活用して、現在の日本と日本人について、より豊富な知識を身につけていく。また、発表やディスカッションを通じて、日本と日本人の今について考える。
さまざまな読みものを読むことを中心に、新聞、DVDなどの副教材も活用して、現在の日本の社会と経済についての知識を身につける。また、発表やディスカッションを通じて、日本の社会や経済への理解を深める。
さまざまな読みものを読むことを中心に、新聞、DVDなどの副教材も活用して、現在の日本の社会と経済について、さらに豊富な知識を身につける。また、発表やディスカッションを通じて、その理解を一層深いものにしていく。
日本の文化への理解を深めるため、まず授業で歴史的建造物、史跡、民俗行事、習慣、料理などに関する文章を読み合わせし、次にこれら建造物や行事を実際に見学したり、料理をつくってみたりする。
日本の文化への理解を深めるため、まず授業で歴史的建造物、史跡、民俗行事、習慣に関する文章(Ⅰよりやや高度な文献)を読み合わせし、次にこれら建造物や行事を実際に見学する。
初めて大学での教養教育を学ぶ学生を対象として、教養とは何か、教養教育の意義、本学における教養教育の特徴などを講じ、受講生の動機付けとマッピングを行う。
地域社会と大学および大学生の役割についての基本的な考え方を基礎に、地域で実践的に学び、①地域課題を発見する力、②地域課題の解決法について考える力を身につける。
哲学はさまざまな学問の基礎だと言われている。それは、例えば数学が数を扱い、生物学が生命現象を扱うのに対して、哲学の対象が思考そのものにあるからである。哲学は言わば、物事を根本的に突き詰めて考えようとする一つの態度・スタイルを意味している。本講義の目的は、問題に取り組む際の態度としての哲学的な思考のスタイルを身につけてもらうことにある。講義のなかでは、さまざまな哲学者の思考の道筋をだどることを通して、実際に哲学することの意義を学ぶ。
家族関係や市民社会、国家のそれぞれのレベルで人権の状況を確認しながら、あるべき家族関係や市民関係、国家像を考察すると同時に、生命倫理や環境倫理など新しい倫理を考える。
日本社会が伝統として培ってきた宗教の文化的土壌を理解し、そこから宗教的な見方、考え方を通して人間関係のあり方やその形成について豊かな意味を獲得していくことを理解し、実践していく態度を身につける。具体的には、日本社会に広く展開した宗教(神道、仏教、キリスト教、儒教、民俗行事など)について、その実践や文化的視点から、資料等を用いながら学ぶ。
ジェンダーは人種・民族・階級とともに、人間の歴史的経験を作り上げる最も基本的な要素である。この授業では社会・文化・政治・宗教・教育において、ジェンダーがどのように作用してきたかを考察する。また、人間の差異によって作りだされる支配関係を明らかにするジェンダーの視点を用いて今日的な課題を考える。この講義により、ジェンダーに関する基本的な概念を理解するとともに、ジェンダーの視点を用いて歴史・文化・社会を理解する力を養うことを目標とする。
宗教を正しく理解するための必要な基礎知識を習得しながら、人間社会にとって宗教が果たす重要な役割とその意義について考える。具体的には、客観的で科学的な立場にたって、宗教の歴史を概観し、有神論と無神論、創唱宗教と自然宗教といった分類のしかたなどを考察する。
「こころ」は誰もが毎日働かせているものであり、社会においても「こころ」を抜きにして考えることはできない。こうした身近な存在であるがゆえに、関心をもつ人は多いが、誤解されることや表層的な理解にとどまることも多いと考えられる。そこでこの講義では、自然科学の一種としての心理学の全体像を正確に学ぶことを目的とする。生理、知覚、認知、社会、教育、発達、人格、臨床といった心理学の諸分野にわたって広く概説し、心理学の基本的な知識や、その考え方を身につけられるように進めていく。
日本語と英語によるコミュニケーションの比較を通して、その違いや特徴を学ぶ。コミュニケーションとは何かという問題から始めて、人間の言語の性質や機能、異言語間で意味がどのように伝達されるのかという問題を扱う。さらに、言語コミュニケーションの比較を翻訳や通訳という観点からも検討する。なお、言語によるコミュニケーションとの関わりにおいて、若干、言語以外によるコミュニケーションにも触れ、日英語それぞれの言語コミュニケーションの特質とどう関わるかも検討する。
「話す・聞く」技術を磨き、よいコミュニケーションのための話しことばの修得を目的とする。話しことばに欠かせない音声表現の知識と技術、人間関係を円滑にするための敬語表現のスキル、パブリックスピーキングに必要な筋道の立った話し方、正しい日本語の運用についての知識等の修得を、講義とワーク、トレーニングにより身につける。
社会人基礎力(コミュニケーション能力)を体得し、社会人としての準備を行う。適切なマナーをもとに、自信を持って自己アピールできるスキル、問題発見解決型人材を念頭においた社会が求めるヒューマンスキルなどの獲得をめざす。授業では、円滑なコミュニケーションからより有益な結果が生み出されることを理解し、効果的な自己アピールの習得や基本的なビジネスマナーのスキルをベースにしたコミュニケーション能力を高めるスキルを習得する。
今日、日本のメディア・コンテンツが世界的な文化として高く評価されつつあることは言うまでもない。その理由はいくつかあるが、もっとも重要なのは、単なるサブ・カルチャーの域を出て、現代文明に対する警鐘を鳴らすような、知的水準の高い創作活動を実現しえていることがあげられる。その意味では、かつての純文学とよく似た役割を、現代の文学や映像メデイアは今や担っている。このような観点に立って、日本の映像文化を分析、評価するのがこの講義の目標である。
授業では、情報の特性、現代社会における情報の機能等について概説的な説明を行う。とくに学生諸君にも密接な関連を持つ、個人情報の保護に関わる問題、インターネットの発達とネットリテラシー、マスメディアの発信する情報の受け取り方に関するメディアリテラシーなどについて解説する。
将来の仕事で必要とされる数学について基礎を学ぶ。数と計算・図形の初歩から学び、さまざまな応用問題が解けるようにする。ピタゴラスの定理と無理数、1次・連立・2次方程式、因数分解、1次・2次関数とグラフなどを主なテーマとする。
数学的思考、数理的思考を身につける。1次関数、2次関数、関数とグラフ、図形と方程式、図形の性質・面積(ヘロンの公式)などをテーマとして、日常生活との接点を探りつつ、基本的な概念、典型的な問題の解法、実生活への応用を教授する。
企業の実務において、PCを使用したデータの集計処理能力、業務データのグラフ分析やデータベース分析能力、またネットワークの利活用による情報収集や情報発信の実務能力を養成するため、表計算ソフト「Microsoft Excel」を使用し、簡潔で説得力のある質の高いビジネス文書や業務目的に応じた適切な資料作成の習得を図り、企業実務で通用する実践的な能力を身に付ける。
社会全般の情報化が進み、道具であるパソコンがより便利に、使いやすく進歩していく中で、使い手である我々には、それらに関する知識だけでなく、情報そのものを使いこなすことが求められている。本講義では、社会で求められている情報活用の基礎力を体系化し、どうやって効果的に情報を活用するかを学習する。一連の情報プロセス(収集、分析、整理・保管、表現、運用)の意味を理解し、データや情報を適切に処理・活用できる力を身に付ける。
企業の実務において、PCを使用したビジネス文書作成能力やネットワークの利活用による事務能力や情報収集、発信能力が大変重要な能力として求められており、この授業では、現在、ワープロソフト「Microsoft Word」を使用し、簡潔で説得力のある質の高いビジネス文書や業務目的に応じた適切な資料作成の習得を図り、企業実務で通用する実践的な能力を身に付ける。
ホームページは情報を発信するための1つの手段となっているが、インターネットのホームページは、HTMLという言語により作成されている。講義ではHTMLによりホームページを記述する基礎技術とWebメディアのマルチメディア表現の技術を修得する。HTMLによる「表現の可能性」と「楽しさ、面白さ」を追求しながら授業を進めていく。
文化を比較研究のアプローチから理解し、世界で起こっているさまざまな問題の背景にある文化、価値観、思考様式を知り、自分がそれにどう関わるのかを考えることがこのクラスの目標である。世界には、われわれの想像や理解を超えた「謎」が頻発している。そうした「謎」を、自分には関係ないものとして簡単に退けず、自分を、そして自分を形作ってきた「文化」というとらえどころのないものを理解するために、主として英語圏の文化を日本文化と比較しながら講義をすすめていく。
異文化コミュニケーションとは、文化を異にする者の間に成り立つコミュニケーションを意味する。外国人との接触場面において生じる誤解や衝突、相互理解の困難さといったことをイメージしやすいが、異文化という概念の射程はそこにとどまるものではない。男女の考え方のずれ、世代間の意見の対立といったものも、広い意味では、お互いの文化背景の無理解によって生じるものである。他者を、自分とは異なる文化背景をもつ存在として認め、積極的に理解しようとすることによって立ち上がる、他者との間に関係性(つながり)を生みだす行為としてのコミュニケーションについて考えていく。
我々人類は、多様な生活習慣をもち、さまざまな文化を形成している。文化人類学は人間の科学といわれ、個別文化の調査・分析から文化の普遍的な法則を見つけ出し、そこに表れる人間行動の諸相を明らかにすることを目的としている。本講義では、まず、文化人類学がどのような学問なのかを理解することから始め、その研究史、研究視角、調査方法について解説する。その上で、アジアのなかでも、ブータンを中心に、そこに住む人々の生活観・価値観を学びながら、異文化に対する理解を深めていく。
芸術(アーツ)と文化の関わりなどについて、芸術の歴史や哲学、美術、音楽など総合芸術をテーマとして学ぶ。また、美術や音楽、映像などの芸術を鑑賞し、現在さまざまに試みられている芸術表現などを取り上げ、芸術による文化発展の可能性や問題について考察する。
TOEICに出題される英文を題材にして、さまざまなトレーニング形式のアクティビティを行い、TOEICの問題を中心とした演習を進めながら英語運用能力を身につける。特に、リーディング面の英語運用能力の向上をめざして、語彙力の強化にも重点を置いた授業を展開する。
TOEICに出題される英文を題材にして、通訳・リピーティング・ディクテーションなどのさまざまなトレーニング形式のアクティビティを行い、TOEICの出題形式の演習問題を行いながら英語運用能力を身につける。特に、リスニング面に重点を置いて、さまざまなジャンルの英語の聞き取り能力の向上をめざす。
日常的な話題について質問・応答ができる表現力、基本的な文法・語彙を使って文章が書ける作文力の修得のため、TOEICに出題される英文を題材にして、音読・通訳・リピーティング・ディクテーションなどのさまざまなトレーニング形式のアクティビティを行っていく。
さまざまなトピックについて英語でプレゼンテーションができる表現力の修得のため、さまざまなトレーニング形式のアクティビティを行っていく。さらに、プレゼンテーションに対して、適切なコメントや質問をする能力も身につくようにしたい。
中国語の発音と文法の基礎を身につけるため、数字、人称代名詞、名詞、動詞の文、疑問文、疑問詞、形容詞の文、助数詞、時間、年月日、時刻、前置詞の表現などの各種の練習をする。
中国語のさまざまな基本短文を作ることができるように、変化、完了、進行、持続、経験を表す表現、助動詞、補語、比較形、受身と使役などの表現方法を学ぶ。
中国語の長い文章に慣れることを目的として、文章を読み進める練習と、一字一句の意味をきちんと確認する方法を併用しながら、易しい文章を大量に読むことによって、まず中国語に慣れることをめざす。文章の内容は、日本や中国の観光地、歴史的事件、食べ物、祝日などを題材にする。
基礎的な文法を踏まえて、聞き取りの練習、自由表現の練習、対話の練習などを繰り返しながら、中国語でのコミュニケーションができることをめざす。毎回の授業で、中国の文化、習慣、生活、最新ニュースを紹介する。
初めて韓国語を学ぶ人のために、文字の仕組みから親しんで、発音法則を理解するほか、挨拶や正確な文章の読みなどを徹底的に学習する。なお、韓国文化を理解してもらうために、韓国人の生き方・歴史・社会・文化、特に食文化などにも触れる。
韓国の文字と発音をマスターした人が、次に進む段階として、ここでは文法+会話+講読に重点を置き、基礎文法と基礎会話力を固めると同時に、簡単な読み書きができるように学習する。また、韓国の文化に関わるものを講読のテキストとし、韓国の文化に親しむ。
会話+講読+聴解力+作文に重点を置く。韓国語Ⅰ・Ⅱで学んだ力を生かして、表現力を増やし、より自然な会話の習得をめざす。聴解力のアップとあわせて、場面ごとに正確な会話ができるように進め、また日常よく使う表現を作文できるように学習する。
韓国語だけで授業を行い、自由会話を中心に聴解力をつけ、韓国の中学生以上の会話運用能力をつけるために学習する。この授業では、自由会話+スピーチができることを目的とし、学生たちによるスピーチと韓国映画鑑賞によってその力を身につける。
フランス語の発音と、文法の重要な規則のうち、もっとも基礎的な部分を学び、それを用いた短い文を聴き、話し、読み、書く力を修得する。
フランス語の発音、文法などの基礎知識を踏まえて、やや高度な文法事項を学び、それらを用いた文を聴き、話し、読み、書く力を身につける。
ドイツ語のもっとも基本的な規則(発音の仕方と文法)を一つずつ学ぶ。できるだけ多く反復練習(リーダーの講読、教科書の練習問題、その規則を含む短い作文など)をとり入れ、一つひとつの規則を確実に身につける。
ドイツ語Ⅰで学んだ規則をもとに、新たな規則修得の段階に進む。ドイツ語Ⅰと同様に、リーダーの講読、練習問題、作文をできるだけ多くとり入れ、規則を一つひとつ確実に身につけることを主眼とする。
外国語を、実際に使われている土地で学び、運用能力を高めるための科目である。中国、韓国などの協定大学で寮生活を送りながら、およそ1ヵ月のプログラムを学修する。授業は午前中で、午後にときどき見学などが配置されている。プログラム終了直前には、文化遺産見学ツアーも予定される。
歴史学の考え方を理解する。前半は、日本史分野の教員が、後半は世界史分野の教員が担当し、史料の持つ意味やその扱い方などの研究スキルと、多様な研究ジャンルの視点とメソッドを紹介する。
テーマは「埋もれた京都の地下遺産を探る」である。考古学的手法を用いて、本学の足下にある京都の歴史遺産に焦点をあて、触れ、理解して、京都での学びをより深める視点を養う。条坊制に基づく平安京、平安宮の遺跡と遺物、東寺・西寺跡、羅城門と朱雀大路、平安京左京の変遷、近世以降の平安京の様子を説明し、市街地での観察方法を伝授する。
千年の古都である京都は、日本文化の源と言ってよい。しかし、学生がその魅力の源泉にふれる機会は少なく、観光企画や宣伝によって脚光を浴びた表面的な知識しか得られないのが一般である。そこで、この科目では、京都をより深く知り、文化の伝統と現代のあり方について考える機会をもつために、京都を舞台にした文学やそれを成立させた歴史的背景を学ぶ。種々の文学作品を通して、例えば葵祭の特質や往古の人々の祭りに対する心情を想像し、六道の辻がなぜ魔界とされているのかを知ることができる。そこから、観光のあり方や伝統の継承といった、現代的な問題意識も育みたい。
京の都は、中国・唐の都城にならって建設されたが、都への軍団の駐屯は視野に入れずに計画された都市であった。文字通り、「平安京」の名が相応しい都-京都で繰り広げられた歴史と、その歴史の展開のなかで残された歴史遺産はどのようなものであったのか、古代から幕末までの都の様相の変遷とその要因を、主として政治史・経済史・都市史・民衆史・女性史の観点から捉え直してみる。
この授業は、京都橘大学と総本山醍醐寺の学術交流協定に基づく授業である。京都の文化財について、現代にまで伝わる文化財、信仰行事等を通じて学ぶ。また、醍醐寺に残る文化財、信仰行事に接する機会を設け、日本文化について考察を進める。
京都を舞台とした近代文学の小説作品を読む。小説の読解力・鑑賞力を養うとともに、京都の歴史・風土にも触れて行きたい。京都の大学で学ぶ学生として興味・知的関心を深めることを目標とする。
日常生活の中で見え隠れする様々な社会的な問題を考え、対処をするために必要な、日本国憲法に表された基本的な思考を身につける。また、これを理解するために必要な基本的知識を身につけることを目標とする。授業では、日本国憲法の思想や実践を身につけるために、基本的な事柄をできる限り分かりやすく解説していく。
法学概論Ⅰでは、国家の統治組織や作用、行政権の主体と個人との関係等について学ぶ。主に憲法を中心として進めていき、国民の権利・自由に関する基本的人権論や、権力分立・国家行政組織・地方自治といった統治機構の諸制度を範囲とするが、重要事項の理解を深めるために、関連のある諸法にも触れていく。本講義では、各講において具体的な事例を用いた設問を挙げ、そこで論点となるテーマに関する判例・学説を理解する。また、各制度のあり方について考察し、憲法の基本理念や一般理論を修得する。
法学概論Ⅱでは、私法全体の理解を目的としており、主に民法と商法を中心に進めていく。本講義では、契約、住まい、家族生活、事故の遭遇などのさまざまな場面において、私法との有機的な関連を可能な限り明らかにし、各制度の正確な位置づけを図る。各テーマの理解を深めるために、借地借家法、製造物責任法、民事訴訟法といった特別法も、適宜に範囲に含める。また、具体的な事例を提示して、その解決を念頭に置きながら重要な事項について説明することで、初歩的な応用力を身につける。
政治学への入口として、政治についての意識形成、政治についての基礎知識、政治学を学問としてとらえる力を身につけることを目的とする。授業では、権力、デモクラシー、政治システムと政治過程、地方自治、国際政治、宗教と政治、官僚制などを概観し、基礎的知識を獲得する。そのため、テキストを活用しつつ現代日本の政治現象を身近に感じられるように、時事問題を政治学的に考察するヒントを提示するとともに、テレビを中心とするマスコミ以外によって、政治に関する情報・言説を知るソーシャルメディア利用法などにも言及する。
具体的な政治家・政治現象の事例(例えば、「大平正芳」など)から、戦後の日本政治を政治過程論として概観し、さまざまな政治家が活躍する舞台を具象的に再現できるようにする。さらに、日本における政府の仕組み、とりわけ政党と官僚との関係を知り、政治家・政治過程の実際について自分で考え、論評できるようになることを目標とする。具体的には、新自由主義と社会民主主義、内政と外交、族議員と派閥、政権交代と派閥抗争、消費税と赤字国債などについて考察するとともに、映画で政治家はいかに描かれてきたかなどメディアと政治の関係にも言及する。
民法は、私法分野の基本法であり、市民の社会生活そのものを広範に対象とする学問である。本講義では、民法の基本構造を明らかにし、主要な法原則、法制度、法概念を理解するとともに、その基礎的知識を獲得することを目的としている。また、具体的な事例や裁判例を用いながら、民法が日常生活にどのように関連しているのかを明らかにすることで、法的な問題発見能力、問題処理能力を養い、法の生きた理解を可能にする。特に、財産法の分野の解説に重点を置くが、家族法の分野についても一通り概観しておく。
憲法をベースとしつつ、行政と国民の法的関係を理解して国法 における行政権のあり方を検討する。法文の基本を勉強したあと、 国家と国民との関係についての基本的論理構成に続き、行政行為 をはじめとする行政活動の諸形式ごとに、両者の法関係の内容的 検討を行い、市民生活の法とは異なる行政法の特殊性を学ぶ。そ のため、身近な事例を例示しつつ、民法や刑法などとの関係を理 解するために、もし、裁判員になったとしたらどうしたらいいか を映像を交えて学修したり、国の機関のうち、興味のある省庁を 自分で調べたりすることとする。
行政システムについて、府省庁組織や中央地方関係、政府と市場、組織と管理などのテーマから行政システムの活動とその結果の全体をとらえる。省庁再編・政策評価の導入や地方分権改革などにも触れる。
今日、子どもや女性、障害者問題、部落問題、など、多様な人権問題が指摘されているが、相互の関係性も含めてそもそも人権問題とは何か、その基本的認識についての理解をはかり、これからの人権教育のあり方について考える。
グローバル化の進む現代世界はどのように形成されたのか。日本はどのような影響を受けてきたのか。国際関係論の基礎を、ニュースなどで最近話題になっていることを題材にしながら様々な側面から考察する。受講生が、基礎知識を習得するとともに、自分のこととして国際関係に関心を持ち、考える習慣を身につけることを目的とする。
わたしたちのくらしの物質的な基盤となるのが経済である。この経済のくらしへの影響は時とともにますます大きくなっている。したがって、経済を理解することは現代社会に暮らすすべての人間にとって必要なことである。この科目では、市場と価格メカニズム、政府の役割、経済成長、経済発展、金融システム、雇用システム、国際収支、為替相場などの、経済を理解するための基本概念を、身近な事例を用いて説明することによって、わたしたちの日常のくらしをとりまく経済現象について学ばせる。
「会社(企業)が事業を経営する」という基本命題を分析的に理解できるようになること、言い換えると、会社(企業)・事業・経営の相互作用を立体的・構造的に把握するため、それらをめぐる社会システムを理解できるようになること、これが授業での目標である。具体的には、まず会社(企業)形態、事業の定義、経営形態等について講義する。次に会社の「戦略と組織」について、最後には、サプライ・チェーン・マネジメントやアウト・ソーシング等、最新の経営手法の具体的な事例分析に関する講義を行う。
目標:企業会計の基本的なシステムを学ぶとともに、あらゆる組織への会計の適用可能性を理解する。内容:企業経営のプロセスを、資金の流れとして学ぶ。さらに、付加価値の形成、市場における価値の創造、収益の分配、および、稼得利益の意義を体系的に考察することによって、企業経営の本質を理解する。また、この学習を、複式簿記のシステム(簿記一巡の手続き)の理解と連動して行う。したがって、他人資本(負債)、自己資本(純資産)、資産、費用、収益という5つのグループの経営プロセス上での役割についても、それぞれのグループ内の勘定科目のレベルにまで、一定程度深化させて理解する。簿記システムの基礎的理解をめざし、簿記一巡の手続きについて学ぶ。
社会学の一分野としての社会福祉について、その歴史を確認し、「福祉」「ボランティア」について基本的な考え方と知識を学ぶ。また、住民参加やボランティアの諸形態とその意義・限界を学ぶ。教職の基本である<人間の尊厳>への気づきと理解を深める。福祉制度への理解を深める中で、ひとりひとりがどのように共生社会づくりに関われるかを考える。教職免許取得に必要な「介護等体験」の事前必修科目としても位置づけられている。
社会学概論Ⅰでは、自我、家族、コミュニティ、階級・階層、国民国家、グローバル化、情報化など社会学の基本概念の理解を通じて、現代の日常生活を社会学的に理解する方法の修得をめざす。社会学を学習する上での困難のひとつは、社会が空気のような当たり前の存在に思われがちな点にあるが、この授業では、社会の歴史的な形成を明らかにすると同時に、社会の自明性や秩序を守るために私たちには何が求められているのか、という問題意識を身につけることも目標になる。
社会学概論Ⅱでは、社会学概論Ⅰでの基本概念の理解を踏まえ、近年社会学の研究対象として定着した中・後期親子関係、教育システム、親密性、記憶、情報技術などのテーマについて、それぞれの研究分野の第一人者によるテキストの読解を通じて、社会学的想像力の定着をめざす。
受講生が問題意識をもち、リサーチし、発表し、討議するという方式で行う。担当教員による講義、説明もあるが、基本は受講生の問題意識に基づく集団的討議により授業が進められる。時事問題への深い理解が得られることが授業の主たる目標だが、同時にリサーチの方法、プレゼンテーションの方法を身につけることもまた大切な目標とする。
現代日本経済における諸問題を学ぶことによって、経済学への導入を図る。具体的には、まずバブル経済とその崩壊による平成不況の深刻化の課程を「不良債権処理の10年」として概観する。次に、ケーススタディとして、日本長期信用銀行の破綻、山一証券の自主廃業について検討する。そして、女性労働として雇用機会均等法と育児支援を取り上げるとともに、労働問題として過労死・過労自殺、ホームレス、派遣労働、ネットカフェ難民、派遣村などを取り上げる。これらの諸問題を、映像資料を活用して、イメージ豊かに学ぶ。
戦後日本経済の歩みについて講義する。敗戦直後から、高度経済成長を経て、低成長経済に移行し、1980年代後半にバブル経済に突入するまでを、映像資料を活用してイメージ豊かに学ぶ。具体的には、特需景気、もはや戦後ではない、金の卵、エネルギ ー革命、所得倍増計画、公害、列島改造、ドルショックと石油シ ョック、日米経済摩擦、分割民営、バブル経済、プラザ合意、外国人労働者などを取り上げる。
健康とは何かを学び、大学生活およびその後の生活を健康で過ごすための方法を学ぶ。
健康を食生活の視点から学び、食生活の自己管理能力を高める。健康と栄養の関連を理解するとともに、食の安全性を理解し、健康増進に役立て、健康的な食生活を志向する。
個人の「健康」について精神的な側面(メンタルヘルス)を中心に学ぶ。心理学や医療行動科学の分野で研究されているさまざまなメンタルヘルスの理論や、その歴史的な発展について講義し、現代人が健康に生活する上でのメンタルヘルスの重要性の理解を促す。健康に関する精神的側面を主軸としながら、個人の心理社会生物学的な健康を包括的に理解する。さらに、メンタルヘルスの維持増進や予防に役立つとされるさまざまな理論・技法についても概観する。また、メンタルヘルスが個人の全般的な健康に資する役割についても言及する。
体育科教育の概要とスポーツ文化の継承・発展を考えるため、体育科教育の概要を理解するとともに、体育やスポーツについて、文化的、社会的、歴史的側面の理解を深める。これらを踏まえ、体育やスポーツについて理解する力、仲間と共に考える力、創造する力を身につけることを目標とする。
ソフトバレーボールと6人制バレーボールを教材として基礎体力と技術のスキルアップを図り、またスポーツの必要性を学び、自己の健康管理や怪我なく楽しく運動するために最も必要なルールやマナーを身につける。同時にグループ(チーム)を通し、コミュニケーション・スキルの向上を図る。
Ⅰに引き続き、ソフトバレーボールと6人制バレーボールを教材として、さらに基礎体力と技術のスキルアップを図る。またあわせて、スポーツの必要性を学び、自己の健康管理や怪我なく楽しく運動するために最も必要なルールやマナーを身につける。同時にグループ(チーム)を通し、コミュニケーション・スキルの向上を図る。
生涯スポーツの必要性を学び、スポーツの実践をとおして、自己の健康管理ができる基礎能力を養う。特にレクリエーションスポーツを中心に楽しく運動することができる習慣と能力を身につける。バレーボール、バスケットボール両種目の基本的な技術や知識を学習するとともに、全体での基礎練習から始め、グループ単位での練習を行い、リーグ戦形式でゲームを楽しむ。
生涯スポーツの必要性を学び、スポーツの実践をとおして、自己の健康管理ができる基礎能力を養う。特にレクリエーションスポーツを中心に楽しく運動することができる習慣と能力を身につける。バドミントンと卓球の基本的な技術練習とルールの理解から始め、シングルスおよびダブルスでのリーグ戦形式でのゲームを中心に行う。
地球の誕生から現在に至るまでの地球と生物の歴史を学ぶ。その中でも特に、人類が進化・発展してきた第四紀と呼ぶ現代社会と密接に関係する時代を、人類の諸特徴とともに、氷河の消長、海水準変動、植生変遷などの古地理に係る変遷、および生物地理と人類の拡散などの事象を通して理解する。これらは地層そのものと地層中に含まれる化石や考古遺物などの証拠に基づくものであるから、層序と対比、地質学・堆積学の諸法則、化石の二面性、堆積と浸食、堆積構造と変形構造、土壌層位、遺構面と遺構埋土の特徴などの地層学の基礎事項の理解を図るとともに、現代生活にも係る火山噴火や地震などの地盤災害の事例と、その原因も合わせて概観する。
環境問題は、今や誰にとっても避けて通ることのできない重要な課題である。この授業は、環境問題を、自然科学的アプローチ、社会科学的アプローチ、哲学的アプローチを総合的に駆使しつつ考察する。環境問題の複雑さ、議論の道筋、論点などをわかりやすく講義する。
環境問題は、戦争と平和の問題とともに現代に生きるものにとって避けて通ることのできない問題である。この授業では、「エコロジー」をキーワードとして、環境問題を考える。とくに、学生一人一人の経験に即して、環境問題を考える視点を吟味し、政策的な課題と「草の根」でできる取り組みとを統合的に理解できる力を育てる。先人たちの環境を守る取り組みについて学ぶとともに、学生としてできることをも考える機会としたい。
この授業では、①身の回りの自然を丁寧に観察し、それらを具体的に認識すること、②自然界を構成する地圏・水圏・気圏・生物圏の基本的な仕組みを理解することを通じて、③「わたしたちにとって自然とは何か」「自然にはどのような価値があるのか」、各自が論考することを目指す。
地理学は大きく地誌学と系統地理学に分類されるが、ここでは系統地理学を扱う。系統地理学は、地球表面における自然現象を地域的な観点から究明する「自然地理学」と、地表上の人文現象(人口・集落・産業・交通・文化など)を地域特性の構成要素として考察する「人文地理学」に大別されており、その両方について概観する。
日常生活や仕事でさまざまな問題、さらに環境などの社会的課題を考える上で、数学は欠かせない。この授業では、将来、市民として的確な判断を下すために役に立つ数学的考え方や概念を、現実の課題を考えるなかで学習する。扱うのは、経済や環境を考える上で重要な指数・対数、刻々と変化する様子から全体を知るための差分や微積分、社会の集団現象を分析するための統計や確率などである。授業では、これらの数学の必要性を理解・学修することを目標とする。
物理学は、科学技術のベースとなる重要な分野であり、さまざまな自然現象を考えるうえで基礎的な学問となる。本科目では、力学や電磁気学、光の干渉・回折などの基本的な原理について正しい理解を得るとともに、日常的に目にする現象を物理学的に理解し説明する力を身につける。また、物理学が身近なものに応用されていることを理解し、物理学の原理とその意義について見識を深める。例えば、身近な家庭用機器や医療機器(電子レンジ、健康維持器具、AED、MRI等)などに応用されている電磁気現象の原理などを理解する。
生活の中にある物質や現象を、化学的なものの見方や考え方で捉え、理解できるように基礎概念を解説する。原子の構造と結合、分子の形、物質の形態、溶液、化学反応などについて正しい理解を得るとともに、日常的に目にする物質や現象および、化学が身近に応用されていることを理解し説明する力を身につける。例えば、日常生活に関わる化学物質、例えば石油や原子力などのエネルギー源、金属やプラスチックなどの材料、薬品、医療品などについて触れ、応用されている原理とその意義を理解する。
生物学の中でも主にヒトに焦点を当てた生命科学、および関連する諸問題について概説する。生命現象を理解するために、細胞の構造と役割、細胞を構成する物質、エネルギー、遺伝学、DNA、発生と老化、脳の構造などから、食と健康、がん、感染と免疫などについても解説し、正しい理解を促進する。さらに、生命現象の科学的な解析、解明が急速に進展する現代において、生物学的な諸問題を正しく理解するため、遺伝子組換生物や再生医療、生態系と環境問題までの最新のトピックを交えて解説する。
受講者が自分のキャリアを、自ら方向付けることができる「基礎・基盤作り」をテーマとする。「自己発見」を通して自分の可能性を広げるとともに、「働くことの意義」を考え、将来に向けての「キャリア・デザイン」を描ける力を身につけることを目標とする。授業では、過去の自分を振り返り、自分の強み、価値観などをワークシートを使って自己分析を行うと共に、「働く事の意味」を考える。
21世紀の企業と経営に求められる人材をテーマに、人材開発や流通業、サービス業、製造業などの業界および具体的な企業とその経営に関する実態認識を深めるとともに、受講生各自のキャリア形成について考えるきっかけを得る。
大学生活でも就職採用試験でも、そして社会に出てからも必要となる一般社会常識を学ぶ。コミュニケーション能力の前提となる一般社会常識を学び、就職筆記試験対策だけでなく社会に順応できる力の養成を目指す。国語や数学に関する基礎内容を丁寧な解説で習得することを目指す。
Ⅱを発展させ、大学生活でも就職採用試験でも、そして社会に出てからも必要となる知識を身につける。言語分野、非言語分野に関する内容についてわかりやすい講義を実施し、基礎力を身につけさせるとともに、身につけた知識を応用できる力を養成する。
キャリア開発講座 Ⅰから継続して、21世紀の企業と経営に求められる人材をテーマに、Ⅰで取り上げなかった業界および企業とその経営に関する実態認識を深めるとともに、受講生各自のキャリア形成について考える。
公務員の仕事や現状を知り、職業観を育成する。授業では、地域政策を担う地方公共団体の仕組みと現状を学び、地方公務員が担う地方行政の特質と機能を自らが働くことを想定しつつ、具体的に理解する。また、警察官・消防官など公安職の公務員の仕事と求められる専門知識を理解するため、各職種に関する講義やゲストスピーカーによる講演を通して学ぶ。
キャリア開発講座Ⅲをさらに発展させ、大学生活でも就職採用試験でも、そして社会に出てからも必要となる知識を身につける。特に非言語分野に関する応用力を確実に身につけることを目的に、演習形式で学ぶ。
企業組織についての知識を広めより深く理解し、働くことに興味関心を持つことを最終目標とする。授業では、企業で、実際に行われている仕事がどのようなものかを理解しながら、興味を感じる仕事や企業について考える。また、企業が求める人材とはどのような人材かなどを理解する。
国際社会の中の日本や企業のグローバル化をテーマにキャリア開発を行う。授業では、国際化・グローバル化の中で日本が抱える政治的経済的課題や、グローバル企業や東証一部上場企業などの現状とグローバル化しつつある企業や経済社会について理解を深める。グルーブ学習やワークショップ型の方法で行い、必要に応じ、ゲスト講師による講演なども実施する。
業界の現状と将来について事例を交えながら学ぶ。また、職種について、民間企業と公務員の仕事の違いや企業の仕組みを具体的な事例で学ぶ。さらに、働くために自覚しておかねばならないこと、その仕事をするために求められる「基礎能力」とその仕事を通じて得られる「専門能力」や「楽しみ」を具体的に理解する。
経済のグローバル化、グローバルビジネスの動向について講義で概観したあと、いくつかのグループによる調査研究チームを編成して、グループごとにテーマを決めて調査研究を行い、それぞれの調査研究の成果の発表と討論を行う。またその後、個人による調査研究および発表と討論を実施する。実際にグローバル企業で活躍するビジネスマン等に、その豊かな経験を聴く機会も設ける。
キャリア開発の自主トレーニング方法を学び、実践する。民間企業と公務員試験(地方上級、市役所、警察)の勉強に対応し、自己分析シートの作成や筆記試験対策、企業社会を理解するための経済紙の正しい活用法などについて演習形式で学ぶ。
民間企業と公務員試験突破をめざした学習を通じて、20年後の自分のキャリアイメージを確立することを目標とする。グループ討論、数学的思考、企業・業種分析、文章理解、マクロ経済学、スケジュール管理とストレス管理など、さまざまなテーマを組み合わせた演習形式の授業を実施する。
「起業すること」を想定して、それに必要な知識、考え方を習得する。受講生ごとに、現実の、または想定上の起業案件に、アイデアから起業に至る諸問題について、学習と演習を通して理解・習得するとともに、実践的なビジネス・プランを策定・提出する。
世の中の動きに関心を持ち、時事問題の理解を深めることをテーマとして、時事問題を理解するために必要な基礎知識を身につけ、主体的に世の中の現状を考える力を育成する。公務員採用試験に出題されそうな時事問題を中心に、その問題の背景を解説する。また、各自で時事問題についての事前学習をし、その時事問題を題材に集団討論・小論文・面接の演習を行う。
職業や職場は、単にそこで働いている人々に生活の手段を提供するだけではなく、高度に分業化・多様化している経済社会では社会を構成する一単位として相互に不可欠な存在でもある。この科目では受講生が企業その他の組織や機能を実体験することで、それぞれや職業や職場の役割を理解し、社会を見る目を養うことを目的とする。具体的には、受講生自身が、主体的、能動的、積極的に与えられた課題に取り組み、問題発見能力、問題解決力をはじめ職場で不可欠な能力を修得する。
短期間の就業体験や学習を通して、社会と交流し、社会や企業の実情を知り、仕事に対する関心や学習する意欲を高める。また将来、就職した際に必要となるビジネスマナーや職業意識を身につける。このような経験を通して、職業人として必要な基礎能力や働く意識を培う。
様々な就業体験や学習を通して、社会と交流し、社会や企業の実情を知り、仕事に対する関心や学習する意欲を高める。また将来、就職した際に必要となるビジネスマナーや職業意識を身につける。このような経験を通して、職業人として必要な基礎能力や働く意識を培う。
様々な就業体験や学習を通して、社会と交流し、社会や企業の実情を知り、仕事に対する関心や学習する意欲を高める。また将来、就職した際に必要となるビジネスマナーや職業意識を身につける。このような経験を通して、職業人として必要な基礎能力や働く意識を培う。
人間の外見と心の関係を探究することをテーマとする。社会心理学・感情心理学の分野から始まった「化粧の心理的効果」の研究は、粧うことによって快感情・高揚感をもたらし、積極的な対他者行動を促すことによって、コミュニケーションを活性化することを実証し、化粧が心の健康に貢献していることを見いだした。また、この化粧の効用は、医療や福祉の現場で効果をあげており、臨床心理学的な考察も試みられている。本講義では、基礎的な研究を概説し、さらにさまざまな臨床的実践活動について紹介する。
高度に発達し複雑化・巨大化した現代の産業社会を構成している基本単位はいうまでもなく「個々の人間」であり、産業活動の効率化や、そこで生じるさまざまな問題の解決をはかるためには、人間の行動や心理についての中立的で客観的な理解が欠かせない。心理学の応用分野である産業心理学はこのような課題を達成するための研究分野である。産業場面に関わる人間の行動を「生産者としての行動」と「消費者としての行動」という2つの側面からとらえたうえで考察を行う。
私たちは日々、多くの広告に接触しながら生活している。本講では、心理学や行動科学の研究成果を中心に、これら広告の心理・社会的機能を学習し、広告の送り手・受け手の双方の視点から種々のトピックについて論考していく。加えて、広告を通して人間(消費者)理解を深めることによって、さまざまなマーケティング戦略について議論していく。
これからの教職を志す者は、今日の学校教育における、具体的な課題を主体的に考察し、認識を深める資質・能力を身につける必要がある。そのために、この授業では、現在の学校教育をめぐる基本的課題を取り上げ、多角的・複眼的に考察し、学校教育の現状についての認識・理解を深め、実践的な課題克服の方途を主体的に考える力を身につける。
学習指導要領における「生きる力」という概念は、知識基盤社会の時代においてますます重要となっていることから、これを継承し、「生きる力」を支える「確かな学力」「豊かな心」「健やかな体」の調和のとれた育成が重視されている。これからの教職を志望する者は、教員採用試験のために、学習指導要領の改善点を単に暗記するだけではなく、改訂の趣旨及び背景(例えば、教育基本法の改正、学校教育法の改正など)も含めて理解し、教師としての実践力として身につけることが大切である。また、将来教師として採用された後も、学習指導要領をはじめ、国レベルで出される答申や通知、報告等を歴史的視点で継続的に理解し、時代の変化に対応できる資質・能力を身につけることを目標とする。
中央教育審議会答申は、教育の専門家としての確かな力量を具体的に「子ども理解力」「児童・生徒指導力」「集団指導の力」「学級づくりの力」「学習指導・授業づくりの力」「教材解釈の力」などを掲げている。この授業では、これらの知識や技能を身につけることはもちろんのこと、これらに加えて客観的論理に基づいた自己の考え方や、その論理から導き出された具体的な教育実践について、発信できる資質や能力を身につけることを目標とする。
学校の教育活動は、PDCAという教育サイクルがスパイラルに繰り返されながら、生徒のよりよい成長を願った指導が展開される。授業は、生徒の実態を踏まえ、学習指導要領に示される基本方針や授業時間数、各教科等の目標・内容等を計画的に実施されることについて理解する。また、各教科等の内容・目標等及び教科等の系統性を理解し、学習指導案作成の基礎を身につける。一方、教育評価の結果によって今後の指導を改善し、さらに新しい指導の成果を再度評価するという、指導に生かす教育評価の基礎的・基本的な知識・技能を身につける。
教育とは何か、何をもって教育(制度)と呼ぶのか等、まず教育に関する基本的な概念の検討を行う。続いて、西欧諸国における教育思想の発展および近代学校制度の成立と発展について、そして明治期以降のわが国における教育制度の発展について概説し、教育史に関する基本的な事項の理解をめざす。最後にまとめとして、現代日本の教育課題について総合的な観点から考察を行う。
教育とは何か、学校とは何か、教科指導の在り方、教員の果たす役割とその意義はどこにあるかを、教員の体験や視聴覚資料から学ぶ。また、学級活動や総合的な学習の時間や特別の教科である道徳科など、最近の教育動向について学ぶ。最後に学校教育を支える教育行政の役割を中心に、教員の研修と服務について学ぶ。
現代の学校教育に関する制度的事項について、基礎的な知識を身に付けるとともに、それらに関連する課題を理解する。教育制度は、教育に関する法規に基づき成立し、その背景の思想が制度を歴史的・社会的に成立させる。日本における教育制度の変遷を学習するとともに、それらを構成する制度の仕組みの展開や問題を検討する。また、学校と地域との連携に関する理解及び学校安全への対応に関する基礎的知識も学習する。
子どもの指導、援助に関わる上で必要な発達や学習、パーソナリティーなどの教育心理学の知識について学び、具体的な指導場面に即した教育心理学の知識や考え方、技術の習得を目指して授業を行う。対象である子どもの発達的特徴を絶えず念頭において、指導や援助の問題を考える。
特別支援教育の制度と対象を理解する。また、教育の場や形態の違い(通常の学級、通級による指導、特別支援学級、特別支援学校)によって教育課程や教育方法が異なることを知り、適切な支援を継続的に提供するために、一人ひとりのニーズに即した個別の指導計画や個別の教育支援計画が果たす役割を理解する。さらに、異なる学校間や関係機関との連携を実現するための仕組みについて考える。
教育課程の意義、果たす役割、および、教育課程に関わる基本的な概念について理解し、教育課程編成、授業づくりに関わる基礎的知識を身につけるとともに、授業づくりやカリキュラム・マネジメントのために必要な力量の基礎を養う。
学校教育を通して、自然と社会性と道徳性をどう身につけていくのかという課題に対して、歴史的及び理論的な視点から考察する。さらにそうした考察・探求を、具体的な道徳教育(授業)の実践例の分析を通じて深めていく。終末は道徳授業の構想づくりから授業プランづくりまでできる力量を習得できるような実践的な授業になる。
中学校高等学校における総合的な学習の時間の実施にあたって、その全体的な計画の立案、年間指導計画の立案、単元計画の立案、その実施、実施後の評価等のあり方について学ぶ。 それらに基づいて、実際に総合的な学習の時間の授業を計画立案の具体例についても学ぶことを通じて総合的な学習の指導法について力量を獲得していく。
特別活動の意義や役割を理解し、その内容の具体的な活動事例を通して生徒の自主的、自律的な態度を育成する指導のあり方を学ぶ。講義のほかレポート作成、小集団討議を取り入れ、将来学校現場において役立つような具体的・実践的な内容とする。
これからの社会を担う子どもたちに求められる資質と能力を育成するための教育方法と基礎的授業技術を習得するとともに学習指導要領に示される内容を正確に理解するための知識を身につける。具体的には「教育目標」「教育内容」「教材」「教具」「教授行為」「理解構造」等の概念を用いて、ある授業を分析・診断でき、同時に学習指導要領に即した情報機器の活用を含む授業改善のための処方的知見を得られるようになる。
生徒指導の意義と必要性、生徒指導の領域と内容、生徒指導の組織と年間計画など概念上の理解を深めた上で、生徒指導の今日的課題に気づき学校現場での具体的な生徒指導事例を分析できるようになる。また、キャリア教育の理念やキャリア発達の指標を理解した上で、中等教育段階でのキャリア教育のあり方を具体的に説明できるようになる。
教育相談は、「児童生徒それぞれの発達に即して、好ましい人間関係を育て、生活によく適応させ、自己理解を深めさせ、人格の成長への援助を図るもの」とされている。この授業では、教育相談に必要な知識について学ぶとともに、教師に求められるカウンセリングマインドの実践力を身につけていただくことを目標とし、中等教育の現場で出会う生徒の問題についてよく知り、生徒とその保護者への支援のありかたについて考えを深め、実践力を身につけていく。
4年間の教職科目を通した学びと教育実習等で得られた教科指導力や生徒指導力の実践との統合を図る。(1)使命感や責任感、教育的愛情(①学校教育を取り巻く社会と環境、②教員の責務)、(2)教科内容等の指導力、(3)生徒理解や学級経営(①学級経営、②生徒指導)、(4)社会性や対人関係能力(①学校における個人の役割、②地域・保護者との関係)の4つの視点に基づいて、4年間の学びと到達状況を振り返り、使命感や責任感に裏打ちされた確かな実践的指導力を有する教員としての資質を構築する。
学校における教育活動や学校行事、部活動、学校事務などの学校における活動全般について、支援や補助業務を行うことにより、学校における教育活動や子どもへの理解と関心を高め、さらなる教職への意欲を高めるとともに、今後の大学での学修を充実させる。
学校現場での実習を通して、学校教育についての正しい理解を深め、教員の役割や指導についての適切な認識と技術を身につけ、教員としての人間性を高めることをめざす。そのために、以下の点を目標とする。①実習校での学校づくりの内容を具体的に知り、そこにこめた願いをつかむこと、②大学で学んでいることがらを、教育現場の具体的なとりくみを通して検討し、さらに深めること、③教員として、社会人として自らを成長させていくうえでの課題をつかむこと。
教職関係学習の総決算として、教育実習体験報告会などに参加して、教師への志を確たるものにする教育実習直前指導で実習での心構えと授業観察の要点指導、学習指導案の添削等、個別指導を行う。また、実習後の事後指導として教育実習報告会を行い、3年次へのアドバイスや質問に答える交流会を行う。
生涯学習および社会教育の本質について理解をはかる。生涯学習という考え方が現代社会に生まれるにいたった経過を理解し、法制や施設などその具体的内容を知ることを目標とする。
司書課程の導入科目として、図書館の機能や社会における意義や役割について理解を図る。
図書館経営の考え方、職員や施設等の経営資源、サービス計画、予算の確保、調査と評価、管理形態等について解説する。
情報技術と図書館サービスをテーマに、図書館業務における情報機器・情報技術の機能や利用、電子資料・デジタル情報源等について解説する。
館種ごとの図書館サービスを知り、その基盤となる考え方や、図書館機能とその構造を理解することを図る。
図書館における情報サービスの意義を明らかにし、情報源、図書館利用教育、発信型情報サービス等の新しいサービスについて解説する。
児童(乳幼児からヤングアダルトまで)を対象に、発達と学習における読書の役割、年齢層別サービス、絵本・物語等の資料、読み聞かせやブックトークなどの技術、学校や地域との協力等について解説する。
積極的な発信型情報サービス(パスファインダーの作成)などの演習を行い、情報サービスを実践できる能力を養成する。
情報検索の基礎的理論についての理解を深めるとともに、実際の質問例に対する回答処理を演習して、主としてデジタル情報源を用いた情報探索の技術・実践的能力を育成する。
図書館情報資源について、類型と特質、歴史、生産、流通、選択、収集、保存、図書館業務に必要な情報資源に関する知識等の基本を解説する。
印刷資料・非印刷資料・電子資料とネットワーク情報資源からなる図書館情報資源の組織化の理論と技術について、書誌コントロール、書誌記述法、主題分析、メタデータ、書誌データの活用法等を解説する。
主に単行資料書誌データを作成することにより、継続資料や電子資料等多様な情報資源の書誌データを作成する能力を養い、集中化・共同化による書誌データの作成や、ネットワーク情報資源のメタデータの作成も実践する。
多様な情報資源に関する書誌データの作成、主題分析、分類作業、統制語彙の適用、メタデータの作成等の演習を通して、情報資源組織業務について実践的な能力を養成する。
児童サービス論の概要を学んだ者に、一人ひとりの発達の違いや好奇心に対応した様々な内容や分野が児童資料にあることを知らせるとともに、実際に数多くの資料を紹介し、受講生にも読むことを課題とする。
司書課程の必修の各科目で学んだ内容を発展的に学習し、理解を深める観点から、図書館活動・サービスが展開される場としての図書館施設について、地域計画、建築計画、その構成要素等を解説する。
事前・事後学習の指導を受けつつ、公立図書館業務を経験する。実習は公立図書館で5日間(40時間)を基礎とする。
学校教育における学校図書館の果たす役割等、学校図書館全般について論じ、基本的理解を図る。
高度情報社会のおける学習環境の変化に伴うメディアの教育的意義と役割について論じ、同時に各種メディアの種別と特性について説明し、理解を図る。
学習指導の基盤となる教育の理論を理解した上で、学校図書館メディアの活用方法を実践例を見ながら考察する。
子どもの読書の意義について理解を深め、読書資料をジャンルごとに解説し、子供を本好きにするためのさまざまな技術や方法についても学ぶ。
現代社会におけるさまざまなメディアの特色を理解し、実際に学校教育に活用することができるような知識の習得をめざす。
博物館の歴史および種類、学芸員の仕事、文化財の保護、関係法規などについて概説し、博物館の課題と展望について考えを深めてゆく。
博物館の形態面と活動面における適切な管理・運営について理解し、博物館経営(ミュージアムマネジメント)に関する基礎的能力を養う。
博物館における調査研究と資料公開の方法、すなわち、博物館資料の収集・調査研究・展示の方法を理解する。
博物館等に所蔵の文化財資料について、その保存に関する科学的手法を学ぶとともに、実際の博物館における実態を学ぶことで文化財保存とその環境、博物館の役割について学ぶ。
展示の歴史、展示メディア、展示による教育活動、展示の諸形態等に関する理論および方法に関する知識・技術を習得し、展示機能に関する基礎的能力を養う。
博物館における教育活動の基盤となる理論や実践的な諸事例や方法を知り、それを展開する博物館がいかなる社会的存在となり得るかを探り、博物館機能の中に教育が参画できる基礎的な方策を立てることの能力を養う。
視聴覚メディアに関する歴史や意義を今一度振り返るとともに、文化施設等で実際に使用されている映像等を通じて、基礎的なメディア活用の能力を磨いていく。
考古資料の実測図や古文書の取り扱いを学ぶことを通じて、博物館における資料保存及びその保存・展示環境及び収蔵環境を科学的に捉え、資料を良好な状態で保存していくための知識を習得する。
資料台帳カード作成と展示・体験学習のプランニングを行う。さらに、これらの作業を通して博物館業務の多様性を理解する。
前半は、博物館学芸員としての自覚と共通の基礎的技術を身につける。また、後半は博物館の現場における実務を経験すること(館園実習)によって、博物館への理解をより一層深める。
生涯学習を世界史的視野からとらえ、共通する現代的課題の国際的動向を把握する。講義を主とするが、コメントシートを活用し意見交流を行う。配布プリントとVTRを教材とする。
学習者の多様な特性に応じた学習支援に関する知識および技術の習得をめざし、学習支援に関する教育理論、効果的な学習支援方法について学ぶ。
学習者の多様な特性に応じた学習支援に関する知識および技術の習得をめざし、学習プログラムの編成、参加型学習の実際とファシリテーション技法等について学ぶ。
多様な主体と連携・協働を図りながら、学習成果を地域課題解決や地域学校協働活動等につなげていくための知識および技術の習得をめざす。社会教育行政と地域活性化、社会教育行政の経営戦略、学習課題の把握と広報戦略、社会教育における地域人材の育成等について学ぶ。
多様な主体と連携・協働を図りながら、学習成果を地域課題解決や地域学校協働活動等につなげていくための知識および技術の習得をめざす。学習成果の評価と活用の実際、社会教育を推進する地域ネットワークの形成、社会教育施設の経営戦略等について学ぶ。
専門的な知見を踏まえた実践的な能力の向上および学習者とのコミュニケーション能力の向上をはかる。受講生の関心にもとづいたテーマを設定し、グループワークやアクティビティによる学習プログラムを共同で構築する訓練を行う。
社会教育は、地域を基盤に展開されてきた。人々の学習は、取り巻く社会との関係を抜きに語ることはできない。社会の変化が学習に影響し、人々は学習を通して社会とつながるといえる。この授業では、社会教育計画策定の前提として、地域に根ざす学びとはどのようなものか検討する。そのためには、現在の社会教育をめぐる状況だけでなく、日本の社会教育の歴史についても理解を深める。受講生には、対象地域の教育計画や社会教育施設等における具体的事例を調べて、発表してもらう予定である。
社会教育・生涯学習の現場における経験を通して、地域における人々の学び合いの展開とそれを支える職員・学習支援者の役割について理解を深めるとともに、社会教育主事の職務遂行に求められる実践的な能力を身につけることをめざす。
日本語教育の現状、日本語教育の歴史、外国語教授法、日本語教育の内容、言語の習得に関する内容を主に扱う。授業は、基本的に講義形式で行うが、扱う内容によっては、課題を与え、発表もしくは提出することを課す。
コースデザイン、ニーズ分析、カリキュラムデザイン、教材の種類、特徴及び構成、日本語指導の方法、指導内容、評価法、異文化理解と日本事情などを主に扱う。授業は、基本的に講義形式で行うが、内容によっては、課題を与え、発表もしくは提出することを課す。
「日本語教授法 Ⅰ、Ⅱ」で学んだ基礎知識を活かし、実際の授業の教案づくりと、指導法等の具体的な授業での技術を模擬授業を通じて学ぶ。とくに教案の作り方、模擬授業の視聴を中心に授業を進める。
「日本語教授法 Ⅰ、Ⅱ」で学んだ基礎知識を活かし、実際の授業の教案づくりと、指導法等の具体的な授業での技術を模擬授業を通じて学ぶ。とくに初級後半から中級の文法項目を中心に授業を進める。
日本語教育の様々な教材を分析し、学習レベルや学習目的による教材の特徴や違いを学ぶ。初級教材、中上級教材を分析し、初級と中上級との相違点や扱われる内容の違いを理解する。年代の異なる教材を分析し、年代による変化をつかむ。
日本語教育の学習には、実際に生徒を教える経験が必要となる。留学生を相手にした日本国内での実習のほかに、台湾の淡江大学における1週間の体験が可能。実習の前後には、くわしい準備と評価が課される。
社会調査の意義と方法、種類など、量的調査と質的調査の両方にわたって社会調査の基本的事項を学ぶとともに、フィールドワークにおけるデータの収集から分析に至るまでのプロセスについて学習する。これらの学習を踏まえて、特定の調査目的に沿って調査方法を決めて資料やデータを収集し、分析するかたちにまでまとめ上げていく社会調査の具体的な方法を学習する。また、社会調査の具体的な事例を類型ごとに紹介して、その意義を講述するとともに、解説、検討を加える。
人間集団の健康および疾病異常の状況などを把握する手段である統計学の基本的な考え方を身につけるため、データの持つ意味、初等確率論・統計的分析方法の基礎について学ぶ。また、人口統計や国勢調査、国民生活基礎統計、医療施設統計など主な保健統計調査についても学ぶ。
この科目では、大学入学前までを振り返りつつ、これからの大学生活をどのように過ごしていくか、目標立てを行う。また、1週間ごとの行動と振り返りをKT-Noteに書き込み、学習記録・行動記録をポートフォリオ化する。これら一連の活動によって、意識的に学習・行動し、主体的な学生生活を送ることができるようになることを目的とする。
この科目では、PBL(Project Based Learning)と呼ばれる課題解決型学習の初級編ともいえる授業を行う。あるテーマ(課題)に対して、グループでディスカッションを行い、ひとつの答え(解決策等)を導き出していく。極力、前提知識は不要なテーマを用いるが、答えを導き出すためには、コミュニケーション力、情報分析力、論理的思考力等が必要となるので、自分なりに学習しながら、柔軟な発想をもって進めていくことが必要である。
この科目では、大学生に必要な社会の仕組みや教養を幅広く身につけ、物事に対して課題意識を持つことを目標に授業を行う。講義やゲストスピーカー講演をもとにディスカッション、グループワークを行い、現代社会について理解を深め、自身がどの様に活きていくのかを考える。
この科目では、インターンシップやボランティア活動、海外体験等の学外活動を経験し、これまでの学びと実社会の接点を肌で体感する。それにより、これまでの大学生活を振り返り、これからの大学生活で何が必要かを考える機会とする。
日本語日本文学コースは主に、日本語学・古典文学・近代文学の3つの領域をあつかっている。本コースでは、研究入門ゼミ Ⅰ・Ⅱおよび基礎演習 Ⅰ・Ⅱを通じて、これら3つの領域について、1回以上、ゼミ形式で学修活動に参加するよう組み立てられている。単に講義に参加するだけでなく、日本語学、古典文学、近代文学について、「自分でテーマを発見し、調べ、考え、論を組み立て、発表し、議論する」という一連の流れを体験することで、専門領域に関する理解をより深めていくというのが、研究入門ゼミ Ⅰ・Ⅱ、基礎演習 Ⅰ・Ⅱのねらいである。
1回の授業につき、2コマを当てているのがこの授業である。いわゆるクオーター制がこの授業には導入されている。2コマの授業時間を確保することによって、充分な時間的余裕を持って、ワークショップやグループワークを行うことができ、また学外での研修を実施することも容易になった。このような本講義の特長を最大限生かす形で各授業は組み立てられており、古典文学や歴史小説に関する講義を学内で実施した上で、舞台となった場所を実際にたずねる、あるいは、伝統的な日本文化を直接体験してみるなど、体験型の学修活動が、各講義で提供されている。
日本語日本文学コースは主に、日本語学・古典文学・近代文学の3つの領域をあつかっている。本コースでは、研究入門ゼミ Ⅰ・Ⅱおよび基礎演習 Ⅰ・Ⅱを通じて、これら3つの領域について、1回以上、ゼミ形式で学修活動に参加するよう組み立てられている。単に講義に参加するだけでなく、日本語学、古典文学、近代文学について、「自分でテーマを発見し、調べ、考え、論を組み立て、発表し、議論する」という一連の流れを体験することで、専門領域に関する理解をより深めていくというのが、研究入門ゼミ Ⅰ・Ⅱ、基礎演習 Ⅰ・Ⅱのねらいである。
3回生配当のこの授業では、4回生から本格的に始まる卒業研究の準備段階としての位置づけがなされている。ほとんどの受講生にとっては初めて本格的な論文を書くことになるわけだが、それを念頭に置きつつ、課題の発見、調査、分析、発表、論文作成という、学術論文作成のための一連の流れをスキルとして体得していくことを目標としている。
4回生配当のこの授業では、卒業研究の進捗状況の報告、あるいは、研究活動を実施していく上で必要とされる基本的な知識やスキルの修得が、授業の中心を占めている。各受講者は授業内において求められた報告を行い、担当教員による指導を受けることになる。質疑応答は高い水準の研究を実現する上で必ず必要となるものであり、受講生は積極的に議論に参加して欲しい。
自ら設定したテーマについて、自ら解決方法を見いだし、それを、説得力ある方法で他人に伝達するという、大学で学ぶべき最も重要な能力をつけるのが目標である。専門演習 Ⅰ~Ⅲと連携しつつ、卒業研究の完成を目指し、各自の執筆の手助けを行う。なお、学科卒業研究発表会において、成果を発表することが求められるので、そのための指導も行う。また、すぐれた卒業研究の成果は、学生学会誌に掲載される。
書に関わる様々な基礎知識や歴史、美学的観点を学び、また多様な書法やその技法などを理論と実技の双方からの修学の集大成として、漢字と仮名(調和体を含む)の卒業制作(論文も可)を行い発表する。本学で学んだ全てを反映し、古典古筆を基盤とした作品(論文)を完成させることにより、これから生涯続けられるであろう書の研究を学術的で確かなものにする礎となる研究を行う。
日本語学の基本的な概念や用語について理解する。特に、「音声・音韻」・「文字・表記」について、それぞれの研究内容や研究方法及び用語について理解し、今後、日本語研究を進めるための基礎的・基本的知識を習得する。
日本語学の基本的な概念や用語について理解する。特に、「語彙」・「文法」・「現代生活と日本語(待遇表現、位相語、文章と文体、他)」について、その研究内容や研究方法及び用語について理解し、今後、日本語研究を進めるための基礎的・基本的知識を習得する。
日本語による文化の豊かさを享受できるように、古典文学に対する幅広い教養を身につける。
明治時代に書かれた日本近代文学について、知識と理解を深めること、合わせて主な作品を読み味わうことを目標に授業を行う。また、近代文学の影響下に成立した現代小説についても、解説的に言及する。主として講義形式で進めるが、随時、グループでの意見交換とその発表の機会を設ける。
日本文化について国際的な視点から学ぶ科目である。日本人の日本文化に関するイメージと外国人の日本文化に関するイメージは、重複する部分もあるが、かといって、まったく重なっているわけでもない。近年の、インバウンドやコト消費に関する報道からも分かるように、外国人にとっては、アニメやマンガ、ゲーム、さらにはラーメンや餃子までも日本文化の範疇に入ってしまうことになる。サブカルチャーや大衆文化、生活文化も、海外から見れば、日本文化なのである。この講義では、国際的な視点から日本文化を考えていくことで、日本人が今まで気づくことができなかった日本文化の姿について、理解を深めていく。
日本文化について国際的な視点から学ぶ科目である。日本人の日本文化に関するイメージと外国人の日本文化に関するイメージは、重複する部分もあるが、かといって、まったく重なっているわけでもない。近年の、インバウンドやコト消費に関する報道からも分かるように、外国人にとっては、アニメやマンガ、ゲーム、さらにはラーメンや餃子までも日本文化の範疇に入ってしまうことになる。サブカルチャーや大衆文化、生活文化も、海外から見れば、日本文化なのである。この講義では、国際的な視点から日本文化を考えていくことで、日本人が今まで気づくことができなかった日本文化の姿について、理解を深めていく。
日本語の様々なルールについて概説し、日本語学という学問で考察の対象となっているトピックについて考えます。色々問題を出すので、授業中に参加者で相談しながら日本語の法則性を考えたり、例文を作ったりします。
「本当の日本語の姿」を知るためには、コーパスと呼ばれる電子的な言語資料を用いて、数的調査を行うという方法が考えられる。この授業ではコーパスを用いて、表記・語形・コロケーション・よく使われる形などについて研究を行い、それを発表する。
日本語の変化の中でもとりわけ、文法の変化について詳細に確認する。また、日本各地の諸方言の実態や分布要因についても確認する。
日本語史の総説と音韻史及び文字史、文法史について概説する。極めて専門性の高い内容であるため、日本語学の基本的な知識がない場合や、予習復習を行わないと、単位修得につながりにくい。
平安時代文学の代表作品である源氏物語を取り上げ、原文を丁寧に読み解きながら、舞台となった各所の意味を考える。京都にある大学の授業として、現地見学の案内もきめ細かく行いたい。必要に応じて学外授業を実施する。
平安時代の古典を中心に取り上げ、それぞれの必要な場所を十分読み解きながら、「文学とは何か」「女性の関わり」という問題を考えて行く。
中世以降の晴明伝承の中核にある『ホキ抄』に基づいた『安倍晴明物語』と、晴明伝説のバリエーションを読み、伝説の流布と人気の秘密について考える。時間が合えば、授業の一回分をゆかりの地で行う。
浄瑠璃と歌舞伎の特色を知り、日本を代表する伝統芸能について語れるようになる。
明治以降の代表的な文学作品を鑑賞し、日本の近代化が進行しつつある中で、文学がいかに成立し、展開したかあきらかにしていく。
明治以後の日本文学は、現代に生きる私たちにも多くの問題を投げかけている。さまざまな作品の読解を通じて、彼が現代文明のどこに矛盾を感じていたか確認するとともに、その矛盾を解決していく方法を考えていきたい。
大正から昭和前期にかけて発表された文学作品を教材として、現代の日本人の心性が形成されていくにいたる道筋を確認するという観点から文学作品を読解していく。
近現代の文学作品の読解と鑑賞を通じて、明治以降、殊に第二次世界大戦後の日本と日本人について考える。主として講義形式で進めるが、随時、グループ活動や個人での発表を導入していく。
アニメーション作品を鑑賞した上で、講義、グループワーク(プレゼンテーション・ディスカッション)を通して、映像表現・アニメーションの読解法を学ぶ。なお、授業内容は受講生数、進行等で変更することがある。
現代の小説作品を鑑賞し、その小説作法に学びつつ、創作実習を行う。グループでの実習作品批評とその発表も取り入れる。
社会で求められる表現力やコミュニケーション力を学ぶ。また、考える、書く、ディスカッション、発表を繰り返し行うので、表現することに慣れる。アナウンス技術((プレゼン力)の向上はもちろんのこと、就職活動の際にも意識すべき点がわかるようになる。印象・聴き方・話し方などの基礎を体得することを目的としている。
伝えるではなく、伝わる話にするために必要な要素を学ぶと共に、自分の意見を効果的に伝えることの重要性を体感する。また、他者の発表をフィードバックすることで、プレゼンに必要なポイントを客観的に学ぶことができる。さらに、語彙や表現力を豊かにするための様々なトレーニング方法を学ぶなど、アナウンス力(プレゼン力)を総合的に向上させる事を目的とする。
日本文化について、演習形式で、国際的な視点から学ぶ科目である。日本文化というと、一般的にはお茶やお花を思い浮かべるが、外国人にとって、日本文化とはアニメであり、マンガであり、ゲームである。日本のサブカルチャーは海外から見れば、立派な文化なのだ。このような観点から、留学生とのグループワーク、学外実習、海外研修などの機会を設けつつ、国際的な視点から日本文化を分析していきたい。
漢字の楷書や行書と、それらに調和した仮名の書き方を理解し、実技の習得を目的とする。特に中学校の教科書「中学書写」を用いることにより楷書・行書・仮名の基本と応用を学習する。
漢字と仮名の調和した書き方を理解し、その実技の習得を目的とする。授業研究によって現場における効果的な指導法を模索する。
漢文学は中国の古典文学だが、前近代にあっては日本でもこれを懸命に学んでおり、日本人にとっても古典だった。この漢文学 Ⅰでは、中国最古の詩集である『詩経』から唐の直前の六朝時代までを概説する。『詩経』に続いて、紀元前のあいだにすでに本格的な歴史書が書かれ、また諸子百家と呼ばれる人たちがさまざまな思想書を残した。紀元後に入ると、後漢ごろに五言詩が現れる。『詩経』が四言で構成されていたのにたいして、五言で組み立てられるこの詩は、そののち中国文学の本流のひとつとなる。三国時代を経てつぎの六朝時代には、小説らしいものがたくさん編集された。その内容の大きな特徴は、幽霊譚や不思議な話が多いことである。当時の人はそのようなものに興味を持ったのだった。もうひとつ流行したのが、仕事を辞めて田舎で暮らしたいと願う隠逸思想である。その田舎暮らしを文章や詩でみごとに表現したのが、六朝時代の陶淵明だった。漢文学 Ⅰはここまでで終了する。
漢文学 Ⅰを引き継いで、唐代から近代の入り口までを扱う。唐といえば唐詩であり、このとき中国の古典的な詩がひとまず完成した。ただし授業では、たんに唐詩を紹介するのではなく、詩人の多くが暮らした長安の町に焦点をあてつつ詩を見ていくことになる。つづく宋以降の時代には、新しい要素として庶民的なものがいよいよ登場する。たとえば町の繁華街には演芸場のようなものが現れ、劇や講談が上演されていた。元の時代になるとそのような劇が非常に発展し、脚本も多く残されている。さらに明になると、かつて人々が演芸場で楽しんだような物語が書物の形にまとめられた。たとえば『三国志演義』がそのような本のひとつである。明のあとの清を経て、中国では一九一一年の辛亥革命によって、皇帝のいた古い時代が終わる。ただし、文学が大きく変化するのはもう数年のちのこととなる。そのときどのような経緯をたどって新しい近代的な文学が生まれたのかを、授業の最後に解説する。
1回生から配当される講義科目です。日本史の基本的な問題を取りあげて通史的に概観します。あわせて社会科・地理歴史科教員免許のための概説的知識を提供します。前期 Ⅰは古代・中世を、後期 Ⅱは近世・近現代を主に扱います。
1回生から配当される講義科目です。日本史の基本的な問題を取りあげて通史的に概観します。あわせて社会科・地理歴史科教員免許のための概説的知識を提供します。前期 Ⅰは古代・中世を、後期 Ⅱは近世・近現代を主に扱います。
従来民俗学は農山漁村、伝統的な民俗事象を対象とすることが多かったが、ここでは今ある里山や水田、あるいは社や民家の構造・空間などから、日常、行事、儀礼、祭り、祈りなどのすがたを考えることで、これまで培われてきた日本の暮らしや文化、ひいては現代社会の根底にある意識の深層にせまる。
文化遺産の一部は文化財に指定され保護されてきたが、近年様々な文化の多様性のなかに文化遺産としてのモノが位置づけられるようになってきた。従来、一定の環境の中からは価値を見いだしにくかった歴史エピソード資料や文化的景観なども含めて、本来それらがもつ価値を可視化していく方法論を探る。
縄文時代から鎌倉時代までの絵画・彫刻・工芸・建築の作例から、古来日本人が中国や朝鮮半島から受容した技術や表現技法をいかに吸収し、自国の文化として昇華させていったのかについて理解を深める。
室町時代から現代までの美術に関する諸分野の作例から、日本人がどのような文化を形成してきたのかについて理解を深める。
美術、考古資料を概観することによって、東アジアにおける美術造形発展の流れを把握する。
異なる歴史世界の文化がどのように行き来したか、その実態を大きな視点から把握します。世界史的観点から諸問題を扱いますが、もちろん日本史も視野に含めます。
異なる歴史世界の文化がどのように行き来したか、その実態を大きな視点から把握します。世界史的観点から諸問題を扱いますが、もちろん日本史も視野に含めます。
各時代ごとの女性史研究では、論点が様々に分かれています。それぞれの論点がどのように研究されてきたのかをこの科目で詳しく学びます。
各時代ごとの女性史研究では、論点が様々に分かれています。それぞれの論点がどのように研究されてきたのかをこの科目で詳しく学びます。
日本古代都城の変遷と各都城の特質を考える。
平安京以前の京都、平安京の構造、民衆の生活、中世の京都、近世の京都など各時代の遺跡について、発掘調査の成果から考古学的方法により遺構・遺物の検討や実見することで古都の知見を掘り下げる。
日本の文化への理解を深めるため、まず授業で歴史的建造物、史跡、民俗行事、習慣、料理などに関する文章を読み合わせし、次にこれら建造物や行事を実際に見学したり、料理をつくってみたりする。
日本の文化への理解を深めるため、まず授業で歴史的建造物、史跡、民俗行事、習慣に関する文章(Ⅰよりやや高度な文献)を読み合わせし、次にこれら建造物や行事を実際に見学する。
京都には日本文化の神髄ともいえる伝統産業や伝統文化が多く息づいている。この授業では、各界の第一線で活躍する人や物、企業や技術にスポットを当て、ゲストスピーカーによるリレー形式で講義を行う。
京都は観光都市として世界観光都市ランキングでも常に上位に位置し、国内外から多くの観光客が訪れる。名所や旧跡、四季折々の風景、工芸品や美術品等、その魅力は多様である。この授業では、京都の観光に携わる業界のゲストスピーカーから、観光業界の最前線を学ぶ。
京都は先端的産業も非常に発達している。これは、伝統産業が長い歴史の中で紡ぎあげてきた高い技術や、”大学のまち”として栄えてきた研究開発基盤等を背景に、成長してきた成果である。この授業では、各界の第一線で活躍する企業や技術にスポットを当て、ゲストスピーカーによるリレー形式で講義を行う。
この科目では、京都が抱える現実的な問題をテーマとして、グループディスカッションを交えながら解決策を導き、プレゼンテーションを行う。本科目は京都に関する幅広い知識を必要とするため、原則「京都産業文化論 Ⅰ」「京都観光論」「京都産業文化論 Ⅱ」をすべて修得済であることが望ましい。
隋・唐代の楷書を中心に、その書美を習得する。隋代から中国初唐にかけて、美しく整った楷書が完成する。そのそれぞれが、個性豊かなものである。楷法の美を追求・表現した書人とその書かれた文字に触れ、書の美、書の奥深さ、書の個性を味わいながら楷書の本質的な魅力を探る。
初唐の三大家を中心に楷書の書美を習得する。初唐の三大家の個性豊かな書美、書の奥深さを味わいながら進めていく。特に北魏『張猛龍碑』と褚遂良『雁塔聖教序』を中心として半紙・半切に臨書、厳格な楷法のルールの中においても強い個性を発揮したその魅力に迫る。
高野切第三種を中心として、典型的な平安仮名の魅力に触れ、その技法を研究する。特に平明を爽やかな筆法を学ぶことで、基礎的な力の習得を目指す。
高野切第一種や寸松庵色紙を中心として、自由に展開していく仮名の多様性を学ぶ。特に様々な形式による魅力の変化を知り、その技法を手に入れる。
歴代の漢字古典の臨書を中心とする。あわせて作品と時代背景等に関して講述する。漢字古典研究 Ⅰでは文字の発生から書体の完成までを取り上げる。時代の区切りで課題提出をもとめ臨書につとめる。また古典の研究レポートや臨書に対するコメントなどを課しその書美の理解を深める。
書道史上、重要な書人の臨書を中心に授業を展開する。特に作品と書人、時代背景に関しても研究する。漢字古典研究 Ⅱでは、書風の変遷を中心として今日の書までを取り上げる。制作と共に古典の鑑賞録などを課し、その美の理解に努める。
歴代のかな古筆の臨書を中心とするかな古典研究Ⅰでは奈良時代から女手が完成する時代までの書美について理解を深めるために原寸臨書を中心に実習し、時代背景他に関して講述する。
数多くの華やかなかなの名筆の臨書を中心とする。かな古典研究Ⅱでは、多様な書美を競った院政時代から江戸時代までの書美について理解を深めるため原寸臨書を中心に実習し、時代背景他に関して講述する。
行・草書の基本と応用を古典から学び、自在で幅広い表現力の修得をめざす。特に王羲之は行草書における美の典型として後生の書の歴史の中心となった。その書の魅力を探り、深め、王羲之書法解析を目指す。
自在で幅広い表現技術の修得。特に王羲之は行草書における美の典型として後の書人たちに多大な影響を与えた。よってその書法を基礎として深め、王羲之書法解析を深め、王羲之の影響下で花咲いた多くの個性的な書人たちを研究していく。
臨書を中心とした日本のかな書法の研究。仮名書法の多様な技術を手に入れ、深く研究する。その研究対象の古筆を分析し、その魅力を明らかにしていく。
仮名書法の魅力を探り、その技法を発展的に表現できるための力を養う。特に主要な仮名臨書を通して普遍的な日本の書美の理解を目指す。
臨書作品、倣書作品の制作から、古典をもとにしての創作作品の制作。各自の持ちよった作品の互評を中心に展開する。特に自らの研究テーマに応じて、研究し、制作に発展させるための様々な技法を手に入れる。
卒業制作の作品制作。各自の持ち寄った作品の互評を中心に展開する。特に自らの研究によって手に入れた力を駆使し、アカデミックな書のアプローチで、本格的な自分の書を目指す。
各自の研究テーマに応じて研究対象古典等を定め、多様な表現技法を修得する。さらにこの研究成果を基に多様な作品制作に向かい、高度な表現能力を身につける。
各自の研究テーマに応じて研究対象古典に応じて、多様な表現技法で制作を進める。さらにこの研究成果を基に多様な作品制作に向かい、古典を碑とした制作力を身につける。
篆刻の歴史を通覧し、その後、印の種類・印式などを順を追って解説、篆刻に対する理解を深めるとともに、印のあり方を実作を通して習得する。
「篆刻 Ⅰ」で習得した印の理解の上に立ち、それらを実際に制作し、その技術の習得を目的とする。篆刻は当然のことながら、篆書の理解が前提にある。それ故、普段から篆書に慣れ親しんでおくことが、技術習得の上で重要になってくる。「篆刻 Ⅰ」を履修していることが望ましい。
中国書道の代表的な作品群の内容を訓読し、それに関して論じられている書論を読むための基礎的な力をつける。また、多くの書作品を鑑賞し、その力をつける。
中国・日本作品の内容と制作の背勢を研究する。また、それに関する書論を読み、作品を鑑賞し、鑑賞に関するメカニズムを考える。
中国における漢字各書体の生成を概観した後、王羲之とその時代、書法の特質、後代への影響について検討する。続いて隋唐における楷書の典型の確立や代表的能書から、民国期までの能書や作品について考察する。
漢字渡来から、日本人が中国書法を自身のものとする流れを確認するとともに、日本語の表記が成熟する過程、いわゆる上代様の仮名(女手)の成立について考察する。さらに寛永の三筆や唐様の書を例に取り、近世の京都における独自の書的展開にも言及する。
中国・日本の重要な書論を読み、また、書が時代によってどのように変化してきたかを考える。その作品等関連資料を紹介する。
中国・日本の代表的な書論の読解を通して、書の魅力に対する分析を深め、学術的立場から書を考える。
代表的な書論の中から、書を考える上で今日においても重要な問題であると考えられる部分を取り上げて講読する。漢文、古文に慣れるとともに、現代の我々にとって「書の本質」とはどのようなものかを考える力を養う。
代表的な書論の中から、書を考える上で今日においても重要な問題であると考えられる部分を取り上げて講読する。漢文、古文の内容を深く理解することによって、現代の我々にとって「書とはどういう芸術か」を考える力を養う。
近百年の日本の書を概観し、新傾向の書の成立の背景・根拠を探る。また「漢字仮名交じりの書」「少字数書」などの基礎的技法に習熟する。
調和体と漢字の書を取りあげ、鑑賞・分析・実技を通して作品制作を行う。又、多様で自由な制作にも取り組み、現代的な発想で書をとらえたい。
Ⅰ・Ⅱのいずれかが日本史・世界史であり、1回生では各クラスとも必ず日本史・世界史の双方を半期ごとに修めることになっています。最初の学年の間は、日本史・世界史のどちらかだけ、あるいは特定の分野のみに偏ることを避け、幅広く歴史を学んでおくことが望ましいからです。発表とそれに伴うレジュメの作成に習熟する、あるいは文献をしっかり読み込む姿勢を養う、といった歴史を学ぶ上で必要な基礎訓練を行う場として位置づけられています。
1回生から配当される講義科目です。共通テーマに沿って、歴史学科の教員がそれぞれの時代や地域からふさわしい内容を選び、講義を行います。歴史学のさまざまな分野や研究の動向などを紹介しつつ、幅広く歴史学への門戸を解説します。
日本史コース2回生で履修する基礎ゼミは、ⅠとⅡそれぞれにつき古代・中世・近世・近現代と時代別に4つ開講されています。前期でⅠ、後期でⅡを履修しますが、ⅠとⅡで同一時代の基礎ゼミを連続して履修することはできず、2つの時代にわたるように選択しなければなりません。2回生になり日本史コースに所属したからといって、ただちに特定の時代・分野に視野を限ってしまうのは望ましくないとの考えに基づく措置です。従ってⅠとⅡの関係は、Ⅰの学習を踏まえていなければⅡへは進めない、といった積み上げ式ではありません。いずれの基礎ゼミにおいても基本的な史料の読解が中心であり、そこから歴史学上の問題点を読みとっていくことに主眼を置いています。
日本史コース2回生で履修する基礎ゼミは、ⅠとⅡそれぞれにつき古代・中世・近世・近現代と時代別に4つ開講されています。前期でⅠ、後期でⅡを履修しますが、ⅠとⅡで同一時代の基礎ゼミを連続して履修することはできず、2つの時代にわたるように選択しなければなりません。2回生になり日本史コースに所属したからといって、ただちに特定の時代・分野に視野を限ってしまうのは望ましくないとの考えに基づく措置です。従ってⅠとⅡの関係は、Ⅰの学習を踏まえていなければⅡへは進めない、といった積み上げ式ではありません。いずれの基礎ゼミにおいても基本的な史料の読解が中心であり、そこから歴史学上の問題点を読みとっていくことに主眼を置いています。
時代ごとに古代、中世、近世、近現代のゼミに分属し、それぞれにおいて4回生時の卒業論文作成のための準備段階としてその基礎訓練を行います。テーマの設定、関連文献の探索、報告発表と討論が中心となります。
時代ごとに古代、中世、近世、近現代のゼミに分属し、それぞれにおいて4回生時の卒業論文作成のための準備段階としてその基礎訓練を行います。テーマの設定、関連文献の探索、報告発表と討論が中心となります。
講読は各時代いずれも、当該時代を研究する上で最も基本となる古文書・記録類の史料を精読します。正確な読解力と史料から歴史を考える力の養成を目標としています。理解を助けるため関連する研究論文・研究書を併用する場合もあります。
講読は各時代いずれも、当該時代を研究する上で最も基本となる古文書・記録類の史料を精読します。正確な読解力と史料から歴史を考える力の養成を目標としています。理解を助けるため関連する研究論文・研究書を併用する場合もあります。
日本史演習 Ⅲ・Ⅳは卒業研究科目です。
日本史演習 Ⅲ・Ⅳは卒業研究科目です。
自ら設定したテーマについて、自ら解決方法を見いだし、それを、説得力ある方法で他人に伝達するという、大学で学ぶべき最も重要な能力をつけるのが目標である。専門演習Ⅰ~Ⅲと連携しつつ、卒業研究の完成を目指し、各自の執筆の手助けを行う。なお、すぐれた卒業研究の成果は、学生学会誌に掲載される。
1回生から配当される講義科目です。東アジア世界、イスラム・西アジア世界など、主にヨーロッパ・アメリカを除く世界をとり上げ、歴史を概観します。 Ⅰは基本的な問題をとり上げて社会科・地理歴史科教員免許のための概説的知識の修得を図り、 Ⅱは各地域の歴史の大きな流れを概観するとともにその特質や研究動向などを掘り下げて、一段深い歴史の理解を図ります。
1回生から配当される講義科目です。東アジア世界、イスラム・西アジア世界など、主にヨーロッパ・アメリカを除く世界をとり上げ、歴史を概観します。 Ⅰは基本的な問題をとり上げて社会科・地理歴史科教員免許のための概説的知識の修得を図り、Ⅱは各地域の歴史の大きな流れを概観するとともにその特質や研究動向などを掘り下げて、一段深い歴史の理解を図ります。
1回生から配当される講義科目です。主にヨーロッパ・アメリカ世界を扱い、歴史を概観します。 Ⅰは基本的な問題をとり上げて社会科・地理歴史科教員免許のための概説的知識の修得を図り、 Ⅱはヨーロッパ・アメリカ世界の歴史の大きな流れを概観するとともに、その特質や研究動向などを掘り下げて、一段深い歴史の理解と認識を図ります。
1回生から配当される講義科目です。主にヨーロッパ・アメリカ世界を扱い、歴史を概観します。Ⅰは基本的な問題をとり上げて社会科・地理歴史科教員免許のための概説的知識の修得を図り、Ⅱはヨーロッパ・アメリカ世界の歴史の大きな流れを概観するとともに、その特質や研究動向などを掘り下げて、一段深い歴史の理解と認識を図ります。
考古学の方法と成果についての基本的な知識を解説します。前期Ⅰでは入門編として考古学とは何か、その方法論等を述べ、考古学調査と研究の現状を紹介します。後期Ⅱはその延長です。
考古学の方法と成果についての基本的な知識を解説します。前期Ⅰでは入門編として考古学とは何か、その方法論等を述べ、考古学調査と研究の現状を紹介します。後期Ⅱはその延長です。
古文書学の初級と位置づけられ、古代・中世と近世が用意されています。古文書の判読と内容の読解に主眼を置いています。また古文書の様式や歴史学における古文書の役割についても学ぶこととしています。
古文書学の初級と位置づけられ、古代・中世と近世が用意されています。古文書の判読と内容の読解に主眼を置いています。また古文書の様式や歴史学における古文書の役割についても学ぶこととしています。
古文書学の初級と位置づけられ、古代・中世と近世が用意されています。古文書の判読と内容の読解に主眼を置いています。また古文書の様式や歴史学における古文書の役割についても学ぶこととしています。
古文書学の初級と位置づけられ、古代・中世と近世が用意されています。古文書の判読と内容の読解に主眼を置いています。また古文書の様式や歴史学における古文書の役割についても学ぶこととしています。
発掘調査などにより新たに発見された遺跡および出土史料とはいかなるものであり、またそれらは歴史学を研究する上でどのような意義を有するのかを、遺跡・出土史料の具体例を挙げつつ考えていく科目です。したがって、文字史料の読解も当然含まれます。初級の古文書学AⅠ・AⅡ(中世)、BⅠ・BⅡ(近世)の古代部門と位置づけられる科目です。
古文書学の中級です。古文書学AⅠ・AⅡ・BⅠ・BⅡを履修した後に履修する科目であり、これまでで身につけた古文書学上の知識と能力をさらに深めることを目標にします。
古代( a、b )・中世( c、d )・近世( e、f )と時代別に3つの講義が開講されています。日本史上の特定のテーマや問題点につき専門的な講義を行います。各分野での専門知識の習得に役立ててほしい科目です。
古代( a、b )・中世( c、d )・近世( e、f )と時代別に3つの講義が開講されています。日本史上の特定のテーマや問題点につき専門的な講義を行います。各分野での専門知識の習得に役立ててほしい科目です。
古代( a、b )・中世( c、d )・近世( e、f )と時代別に3つの講義が開講されています。日本史上の特定のテーマや問題点につき専門的な講義を行います。各分野での専門知識の習得に役立ててほしい科目です。
古代( a、b )・中世( c、d )・近世( e、f )と時代別に3つの講義が開講されています。日本史上の特定のテーマや問題点につき専門的な講義を行います。各分野での専門知識の習得に役立ててほしい科目です。
古代( a、b )・中世( c、d )・近世( e、f )と時代別に3つの講義が開講されています。日本史上の特定のテーマや問題点につき専門的な講義を行います。各分野での専門知識の習得に役立ててほしい科目です。
古代( a、b )・中世( c、d )・近世( e、f )と時代別に3つの講義が開講されています。日本史上の特定のテーマや問題点につき専門的な講義を行います。各分野での専門知識の習得に役立ててほしい科目です。
近現代史における個別・専門的な問題につき講義をおこなう。aは主として19世紀を扱い、bは20世紀の問題を扱う。
近現代史における個別・専門的な問題につき講義をおこなう。aは主として19世紀を扱い、bは20世紀の問題を扱う。
欧米史を中心に世界史分野の近現代史について、特定のテーマや問題点について専門的な講義を行います。近現代史に関するより専門的な知識を習得することをめざします。
欧米史を中心に世界史分野の近現代史について、特定のテーマや問題点について専門的な講義を行います。近現代史に関するより専門的な知識を習得することをめざします。
歴史都市といわれる京都の発展の過程と、そのなかで育まれ継承されてきた史跡(遺跡)・庭園・建造物・歴史的町並み・美術工芸品・祭礼など、多様な歴史遺産の態様とその現状についての理解を深めます。複数の文化財を見学するとともに、文化財保護行政の現場に携わる技師の方々の話を通して、文化財保護の課題について考える視点と姿勢を学ぶことも目的の一つです。
20世紀の日本の歴史を「世界史としての日本近現代史」という観点から概説する。この授業では、第1次世界大戦から1990年の冷戦体制の終焉までの20世紀の日本の歩みを東アジアの国際関係の変容との相関関係の中であとづける。
歴史地理学は地理学の分野の一つで、歴史時代における地表面上の人文現象を研究対象としています。ここでは、過去の地表面(空間)を分析するための方法論や、日本・世界を研究地域とした事例研究などが概説される予定です。
日本史コース及び世界史コースで、より深く現代史を学びたい場合はこの科目を選択して下さい。授業はゼミ形式で行い、Ⅰは日本史分野、Ⅱは世界史分野の学習をします。
日本史コース及び世界史コースで、より深く現代史を学びたい場合はこの科目を選択して下さい。授業はゼミ形式で行い、Ⅰは日本史分野、Ⅱは世界史分野の学習をします。
国別や時代別に分かれるのではなく、女性という存在を、歴史的に研究したいと考える学生のための演習授業である。日本史、世界史両コースの学生が集うことで見い出す事が出来る新たな視点や話題を考えていく。
国別や時代別に分かれるのではなく、女性という存在を、歴史的に研究したいと考える学生のための演習授業である。日本史、世界史両コースの学生が集うことで見い出す事が出来る新たな視点や話題を考えていく。
日本史・世界史の専攻にかかわりなく異文化間の交流や文化伝播のダイナミクスに関心をもっている人は、この授業を選択してください。学習方法は日本史演習 Ⅰ~Ⅳ・世界史演習 Ⅰ~Ⅳと同様です。
日本史・世界史の専攻にかかわりなく異文化間の交流や文化伝播のダイナミクスに関心をもっている人は、この授業を選択してください。学習方法は日本史演習 Ⅰ~Ⅳ・世界史演習 Ⅰ~Ⅳと同様です。
東アジア( a、b、c、d )、中央西アジア( e、f、g、h )、ヨーロッパ・アメリカ( i、j、k、l )の各地域に関わる最大6つの講義が用意されています。それぞれ特定のテーマや問題点につき専門的な講義を行います。各分野での専門知識の習得に役立ててほしい科目です。
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東アジア( a、b、c、d )、中央西アジア( e、f、g、h )、ヨーロッパ・アメリカ( i、j、k、l )の各地域に関わる最大6つの講義が用意されています。それぞれ特定のテーマや問題点につき専門的な講義を行います。各分野での専門知識の習得に役立ててほしい科目です。
東アジア( a、b、c、d )、中央西アジア( e、f、g、h )、ヨーロッパ・アメリカ( i、j、k、l )の各地域に関わる最大6つの講義が用意されています。それぞれ特定のテーマや問題点につき専門的な講義を行います。各分野での専門知識の習得に役立ててほしい科目です。
隔年で開講する講義であり、専門的な知識の習得に役立てて欲しい科目です。
隔年で開講する講義であり、専門的な知識の習得に役立てて欲しい科目です。
法学概論Ⅰでは、国家の統治組織や作用、行政権の主体と個人との関係等について学ぶ。主に憲法を中心として進めていき、国民の権利・自由に関する基本的人権論や、権力分立・国家行政組織・地方自治といった統治機構の諸制度を範囲とするが、重要事項の理解を深めるために、関連のある諸法にも触れていく。本講義では、各講において具体的な事例を用いた設問を挙げ、そこで論点となるテーマに関する判例・学説を理解する。また、各制度のあり方について考察し、憲法の基本理念や一般理論を修得する。
法学概論Ⅱでは、私法全体の理解を目的としており、主に民法と商法を中心に進めていく。本講義では、契約、住まい、家族生活、事故の遭遇などのさまざまな場面において、私法との有機的な関連を可能な限り明らかにし、各制度の正確な位置づけを図る。各テーマの理解を深めるために、借地借家法、製造物責任法、民事訴訟法といった特別法も、適宜に範囲に含める。また、具体的な事例を提示して、その解決を念頭に置きながら重要な事項について説明することで、初歩的な応用力を身につける。
政治学への入口として、政治についての意識形成、政治についての基礎知識、政治学を学問としてとらえる力を身につけることを目的とする。授業では、権力、デモクラシー、政治システムと政治過程、地方自治、国際政治、宗教と政治、官僚制などを概観し、基礎的知識を獲得する。そのため、テキストを活用しつつ現代日本の政治現象を身近に感じられるように、時事問題を政治学的に考察するヒントを提示するとともに、テレビを中心とするマスコミ以外によって、政治に関する情報・言説を知るソーシャルメディア利用法などにも言及する。
具体的な政治家・政治現象の事例(例えば、「大平正芳」など)から、戦後の日本政治を政治過程論として概観し、さまざまな政治家が活躍する舞台を具象的に再現できるようにする。さらに、日本における政府の仕組み、とりわけ政党と官僚との関係を知り、政治家・政治過程の実際について自分で考え、論評できるようになることを目標とする。具体的には、新自由主義と社会民主主義、内政と外交、族議員と派閥、政権交代と派閥抗争、消費税と赤字国債などについて考察するとともに、映画で政治家はいかに描かれてきたかなどメディアと政治の関係にも言及する。
社会学概論Ⅰでは、自我、家族、コミュニティ、階級・階層、国民国家、グローバル化、情報化など社会学の基本概念の理解を通じて、現代の日常生活を社会学的に理解する方法の修得をめざす。社会学を学習する上での困難のひとつは、社会が空気のような当たり前の存在に思われがちな点にあるが、この授業では、社会の歴史的な形成を明らかにすると同時に、社会の自明性や秩序を守るために私たちには何が求められているのか、という問題意識を身につけることも目標になる。
社会学概論Ⅱでは、社会学概論Ⅰでの基本概念の理解を踏まえ、近年社会学の研究対象として定着した中・後期親子関係、教育システム、親密性、記憶、情報技術などのテーマについて、それぞれの研究分野の第一人者によるテキストの読解を通じて、社会学的想像力の定着をめざす。
現代日本経済における諸問題を学ぶことによって、経済学への導入を図る。具体的には、まずバブル経済とその崩壊による平成不況の深刻化の課程を「不良債権処理の10年」として概観する。次に、ケーススタディとして、日本長期信用銀行の破綻、山一証券の自主廃業について検討する。そして、女性労働として雇用機会均等法と育児支援を取り上げるとともに、労働問題として過労死・過労自殺、ホームレス、派遣労働、ネットカフェ難民、派遣村などを取り上げる。これらの諸問題を、映像資料を活用して、イメージ豊かに学ぶ。
戦後日本経済の歩みについて講義する。敗戦直後から、高度経済成長を経て、低成長経済に移行し、1980年代後半にバブル経済に突入するまでを、映像資料を活用してイメージ豊かに学ぶ。具体的には、特需景気、もはや戦後ではない、金の卵、エネルギ ー革命、所得倍増計画、公害、列島改造、ドルショックと石油シ ョック、日米経済摩擦、分割民営、バブル経済、プラザ合意、外国人労働者などを取り上げる。
哲学はさまざまな学問の基礎だと言われている。それは、例えば数学が数を扱い、生物学が生命現象を扱うのに対して、哲学の対象が思考そのものにあるからである。哲学は言わば、物事を根本的に突き詰めて考えようとする一つの態度・スタイルを意味している。本講義の目的は、問題に取り組む際の態度としての哲学的な思考のスタイルを身につけてもらうことにある。講義のなかでは、さまざまな哲学者の思考の道筋をだどることを通して、実際に哲学することの意義を学ぶ。
家族関係や市民社会、国家のそれぞれのレベルで人権の状況を確認しながら、あるべき家族関係や市民関係、国家像を考察すると同時に、生命倫理や環境倫理など新しい倫理を考える。
宗教を正しく理解するための必要な基礎知識を習得しながら、人間社会にとって宗教が果たす重要な役割とその意義について考える。具体的には、客観的で科学的な立場にたって、宗教の歴史を概観し、有神論と無神論、創唱宗教と自然宗教といった分類のしかたなどを考察する。
地理学は大きく地誌学と系統地理学に分類されるが、ここでは系統地理学を扱う。系統地理学は、地球表面における自然現象を地域的な観点から究明する「自然地理学」と、地表上の人文現象(人口・集落・産業・交通・文化など)を地域特性の構成要素として考察する「人文地理学」に大別されており、その両方について概観する。
自然地理学の立場から、気圏、地圏、水圏の環境に関する基本的な知識の習得し、それらと人間活動との関係を理解する。
日本を含め世界の古典的な「地誌(書)」を取り上げ、「人類はなぜ地誌を書くのか」「地域を描写する」ということの基本について考える。後半は、京都の地誌を中心に取り上げ、地域の文化・社会を読み取る力をつける。
地域、空間、地図といった地理学のキーコンセプトを具体的な素材をとおして学び、地理学を学ぶと何がわかるのか、どんなことの役に立つのかということを知る。
西洋の各時代、各様式の基礎的な特徴を把握し、その造形理念を理解する。また西洋美術史の軸となってきた代表的な作品に親しむとともに、こうした作品の現代における意味も考察する。
160の国と地域にまたがる世界の有名な世界遺産100件、日本の世界遺産19件、および世界遺産の基礎知識を理解する。
文化財保護の歴史から、社会情勢とともに変化する文化財やその保護のあり方を学び、その変化を導いてきた社会と文化財保護行政のあり方について考え、広く文化財とその保護の枠組みを理解する。
社会と考古学との関わりあいの中で根本的な考古学の方法論を探り、その一般法則性と概念的変化を理解する。そして、考古学を自己の創造的な活動へと応用するために備える。
社会と考古学との関わりあいの中で根本的な考古学の方法論を探り、その一般法則性と概念的変化を理解するとともに、先学の過去の解釈と現代社会と考古学の関わりも考える。そして、考古学を自己の創造的な活動へと応用するために備える。
文献史料と考古資料(遺物・遺構)の両面から歴史を考察する歴史考古学の方法を理解する。
古文書の翻刻史料を用いて、古文書に関する基礎的な知識を身につけ、古文書の読み方・解釈の仕方を学ぶ。
京都の寺院に安置されている仏像を通じて、そのかたちの理解はもとより従来の研究方法や研究史を知ることにより、歴史遺産を観察する客観的な視点を養う。
日本絵画史を古代中世、近世、近代に分け、各時代の作品についてテーマ性をもって史料、映像、画像を使用しながら読み解いていく。
最新の都市・建築事情も紹介しつつ、履修者の身近な現代から過去へと時代をさかのぼる。独自に作成した画像・図版・レジュメ等の資料を用いて、西洋の都市・建築史の基本事項を理解できる。
日本列島においてどのような建造物・都市がつくられ、時代とともに如何なる空間的・機能的展開を遂げたのかを辿っていく。それとともに、その背景となる各時代の社会・文化や建築技術のあり方についても考える。
日本での世界遺産のあり方など、さまざまな歴史遺産にそくしてその実態を知る。
私たちの日常生活に深く浸透している染織文化は長い歴史の過程でどのように変遷してきたか、その大きな流れを歴史的な背景と共に理解する。
地域文化とは何か。幅広い文献の読解と調査を通して、地域文化に対する多面的・総合的な視点を学ぶ。
歴史を考える上で欠くことのできない重要な位置を占めるようになった木簡をはじめとする出土文字資料の特質を理解した上で、実際に木簡を読み解きながら、資料としての木簡の役割について理解を深め、新しい日本史像を探求する。
世界史コース2回生で履修する基礎ゼミは、大きく東アジア地域、中央・西アジア地域、欧米地域の3つに分かれ、前期 Ⅰ、後期Ⅱのそれぞれにこれら3つが用意されますが、研究の対象となる地域が広大な世界史コースでは関心の散漫化を避けるためにも、同系列の Ⅰ・Ⅱを続けて選択することが望ましいとしています。いずれの基礎ゼミにおいても基本的な史料や研究書に基づきつつ、受講者による報告発表と討論が中心となります。それにより歴史学上の問題点を考える姿勢を習得していきます。
世界史コース2回生で履修する基礎ゼミは、大きく東アジア地域、中央・西アジア地域、欧米地域の3つに分かれ、前期 Ⅰ、後期Ⅱのそれぞれにこれら3つが用意されますが、研究の対象となる地域が広大な世界史コースでは関心の散漫化を避けるためにも、同系列の Ⅰ・Ⅱを続けて選択することが望ましいとしています。いずれの基礎ゼミにおいても基本的な史料や研究書に基づきつつ、受講者による報告発表と討論が中心となります。それにより歴史学上の問題点を考える姿勢を習得していきます。
地域ごとに東アジア、中央・西アジア、欧米のゼミに分属し、それぞれにおいて4回生時の卒業論文作成のための準備段階としてその基礎訓練を行います。テーマの設定、関連文献の探索、報告発表と討論が中心となります。
地域ごとに東アジア、中央・西アジア、欧米のゼミに分属し、それぞれにおいて4回生時の卒業論文作成のための準備段階としてその基礎訓練を行います。テーマの設定、関連文献の探索、報告発表と討論が中心となります。
世界史コースでは、対象とする地域や時代によっては言語上の問題から、一次史料を原語で読むことがかなわない場合があります。そこで世界史の講読では、史料を翻訳された形で読むか、あるいは当該分野の基本的かつ重要な研究書をテキストとして読むことにしています。史料にせよ研究書にせよ書かれたものを正確に読みとることに重点を置き、その上で歴史上の問題点を考えます。前期 Ⅰ、後期 Ⅱは同系列の講読を続けて履修することが望ましい科目です。
世界史コースでは、対象とする地域や時代によっては言語上の問題から、一次史料を原語で読むことがかなわない場合があります。そこで世界史の講読では、史料を翻訳された形で読むか、あるいは当該分野の基本的かつ重要な研究書をテキストとして読むことにしています。史料にせよ研究書にせよ書かれたものを正確に読みとることに重点を置き、その上で歴史上の問題点を考えます。前期 Ⅰ、後期 Ⅱは同系列の講読を続けて履修することが望ましい科目です。
4回生配当世界史演習 Ⅲ・Ⅳは卒業論文演習です。
4回生配当世界史演習 Ⅲ・Ⅳは卒業論文演習です。
世界史コースでは、史料はもちろん研究論文・研究書も外国語で書かれたものに取り組まねばなりません。この授業においては、歴史関連の中国語、または英語の文献を講読し、それぞれの読解力を養い外国語文献への習熟を図ります。
世界史コースでは、史料はもちろん研究論文・研究書も外国語で書かれたものに取り組まねばなりません。この授業においては、歴史関連の中国語、または英語の文献を講読し、それぞれの読解力を養い外国語文献への習熟を図ります。
世界史コースでは、史料はもちろん研究論文・研究書も外国語で書かれたものに取り組まねばなりません。この授業においては、歴史関連の中国語、または英語の文献を講読し、それぞれの読解力を養い外国語文献への習熟を図ります。
世界史コースでは、史料はもちろん研究論文・研究書も外国語で書かれたものに取り組まねばなりません。この授業においては、歴史関連の中国語、または英語の文献を講読し、それぞれの読解力を養い外国語文献への習熟を図ります。
歴史遺産に関わる幅広い理解を得るために、考古学・美術工芸・古文書・建造物など各領域の基礎的な研究手法を学ぶ。観察・鑑賞の仕方、分析や調査方法などが各領域によって異なることを知るとともに、研究対象を定め、調べたことをレジメにまとめ、発表する力をつけることを目指す。
歴史遺産学各分野にかかわる実物の資史料が、どのようにして生み出され、保存されてきたのかを体験的に学びとる。研究対象への多様なアプローチを通じて、文化遺産に対すべき姿勢を習得する。
それまでの学修をふまえて、各自で研究テーマを定め、専門研究を進めていく。研究発表を基本とし、研究史の検討や資料の分析、立論方法などを実践的に学ぶ。
専門研究を深化させて、卒業論文を作成する。
歴史遺産各領域における資料の取り扱い方、分析の仕方などの基礎を実践的に学ぶ。
各領域の特徴にしたがったモノの取り扱い方を実践的に学ぶ。学内だけでなく、博物館・美術館・資料館・遺跡など多岐にわたるフィールドワークもおこなう。
歴史遺産に関わる各領域クラスのうち、前期・後期にひとつずつを選択し、3回生からの専門的な研究に必要な基礎的技術・研究方法論を学ぶ。調査・資料収集の方法やそれらの分析手法について、より専門性を高めて学んでいく。
自ら設定したテーマについて、自ら解決方法を見いだし、それを、説得力ある方法で他人に伝達するという、大学で学ぶべき最も重要な能力をつけるのが目標である。専門演習 Ⅰ~Ⅲと連携しつつ、卒業研究の完成を目指し、各自の執筆の手助けを行う。なお、学科卒業研究発表会において、成果を発表することが求められるので、そのための指導も行う。また、すぐれた卒業研究の成果は、学生学会誌に掲載される。
情報が大量に蓄積し、氾濫する文化遺産にかかわる情報について、収集、図化、模型表現する基礎を身につけるとともに、データ集積、分類、解釈の方法を合わせ体得する。
いろいろな役割を測量や発掘調査が含むことを体で感じ、その中でまず自身が進んで行動できるもの見つけ、そこから発掘技術の修得へと向かう。
歴史学で扱う材料は文献史料だけではない。現代の歴史学では、考古学の遺跡・遺構・遺物、古地図、絵図など、さまざまな歴史遺産的な史料を組み合わせることによって歴史像を復元しようとしている。
文化財資料を対象とした保存科学の歴史、文化財資料の保存を考える上で必要な様々な調査・分析の目的と方法、文化財資料のおかれている現状を把握・長く後世に残し、活用するための保管環境についての知識を習得する。また、材質ごとにどのような劣化が生じているかを理解し、その上で適切な保存処理・修復の方法を学ぶ。
考古遺跡や歴史遺産を復元し保存活用するための情報について、これらが埋もれていた地下の状況を把握する。遺跡における人為性の把握と遺構面認定と総合的な環境復元の方法を、野外や発掘現場での観察と記録を交えて実践的に行い、遺跡・遺産の環境復元を正確で詳細に把握するための基礎を学び、遺跡の地層の体系(考古地層学)にまとめて古環境の復元保存に供することを修得する。
学生のみなさんに対する連絡は、ポータルサイトへの配信によって行います。
配信されたものについては各自確認されたものとして取り扱いますので、毎日の習慣として必ず内容を確認するようにしてください。