今年もありがとうございました!
本年も残すところあと少しとなりました。
皆様にとって今年はどんな年でしたでしょうか?
橘大学吹奏楽部は今年もコロナウィルス拡大による緊急事態宣言の影響で休部をせざるを得ない状況に何度もなりました。
その中でも 2年振りにスプリングコンサートやオータムコンサートを開催し、お客様に演奏をお届けすることができましたのも山本先生を始めとした学校関係者の皆様や東部文化会館のスタッフの皆様、部員の保護者の皆様、そして会場にご来場してくださった皆様のおかげだと思っております。本当にありがとうございました。
また、2年振りに吹奏楽コンクールが開催され、「課題曲5番」と「コッツウォルドシンフォニー」を演奏しました。京都府代表を頂き、関西大会にも出場することが出来ました。
沢山のご声援ありがとうございました。
今年は私達にとって大きな出来事がございました。
それは当部の特別顧問でありました平松久司先生が3月に他界されたことです。
平松久司先生は京都橘高校の吹奏楽部を創立され、その後 吹奏楽連盟の理事長をされるなど日本の吹奏楽の発展にご尽力されました。当部には特別顧問としてご指導を頂いていました。
私達は平松先生から様々なこと教えていただきました。練習の仕方、楽曲の捉え方、音楽への姿勢、何よりも仲間とともに一生懸命努力することの大切さ。
平松先生はいつも私たちに「温かいサウンド」の大切さを教えてくださいました。
先生が仰っていた温かいサウンドや音色の変化や全員で響きをつくるということは、これからも研究しなければならない私たちにとって大きな課題です。
今年の7月には京都橘高校と合同で平松先生追悼演奏会を行いました。平松先生が生前、その出来栄えを絶賛してくださった思い出の曲である「華麗なる舞曲」を部員全員で演奏しました。
私達は平松先生の音楽にかける思いや夢をしっかりと受け継ぎ、新たな歴史を創りながら確実に前に進んで行きたいと思っております。
平松先生、今まで本当にありがとうございました。
最後になりますが、今年3月に当部の特別顧問であった平松久司先生が他界されたため、年始のご挨拶を控えさせていただきます。
来年も変わらぬご厚情を賜りますようお願い申しあげます。
京都橘大学吹奏楽部一同