1. 経済学科教育理念
(1)教育研究上の目的
経済学部経済学科は、論理的・批判的思考能力やコミュニケーション能力などの普遍的な能力を基礎に、経済学における専門的知識と、AI 時代において求められるデータサイエンス等の新たな技能を身につけ、幅広い視野で経済社会が直面する課題に取り組み貢献できる人材を養成する
(2)ディプロマポリシー(学位授与方針)
経済学部経済学科は、教学理念および学部・学科の教育研究上の目的に則り、経済社会のメカニズムや様々な社会制度の実態、およびその歴史的展開に関する理解の上に、地域や産業をはじめ現在の暮らしが直面する課題を経済学および社会学等の関連社会科学を含む多様なアプローチから分析することで、企画や政策の立案を行うことのできる人材や新たな仕組みを構想することのできる人材の養成をめざしている。そのために経済学科では、この教育目標に基づき、次のような知識、能力を身につけ、所定の単位を修得した者に学士(経済学)の学位を授与する。
A. 知識・理解
- ① グローバルなレベルから地域に密着したレベルまでの経済・社会・自然・文化に関する幅広い知識を身につけている。
- ② 専門性の高い各領域を学ぶうえで不可欠となる経済学および社会学等の関連社会科学の基礎的な知識を身につけている。
- ③ 現代経済社会の特定の領域において、経済学および社会学等の関連社会科学を含む多様なアプローチから専門的な知識を身につけている。
B. 思考・技能
- ④ 多様な情報ソースから情報を選択的に収集しつつ、自らの意見を論理的に展開し、分かりやすく説明することができる能力を身につけている。
- ⑤ AI時代において必須となるさまざまなデジタルツールを活用する能力を身につけている。
- ⑥ 周囲の人々と協力しつつ目的を達成するための、コミュニケーション能力やリーダーシップ、マネジメント力を身につけている。
- ⑦ 経済や社会に関する課題を分析し、その解決のための適切な方策を設計し提案することができる能力を身につけている。
C. 関心・意欲・態度
- ⑧ 経済や社会について関心を持ち、日常的に新しい知識や技能を身につけようとする意欲と態度を身につけている。
- ⑨ 多角的な視点から経済社会を分析し、多様な価値に配慮しながら解決策を導き出そうとする意欲と態度を身につけている。
(3)カリキュラムポリシー(教育課程の編成・実施方針)
学位授与に必要とされる能力を修得するために、経済学部 経済学科では、以下の方針で教育課程を編成・実施する
教育課程の編成
- ① 学科の学修を円滑に進め、また自立・共生・臨床の知を体現するための基礎的な素養を育むため、共通教育科目にたちばなSeeds、教養教育科目群、多文化交流科目群、キャリア形成科目群およびスポーツ・健康科目群を配置する。
- ② 自立した社会人として仕事に従事するうえで不可欠となる、論理的・批判的思考力や実践力、コミュニケーション能力、リーダーシップの養成および専門的知識・技能の深化のため、専門教育科目に演習科目群を配置し、1年次から4年次までの学びの段階に応じた必修の演習科目を体系的に編成する。
- ③ 経済学および社会学等の関連社会科学を含む多様なアプローチを学ぶ学生が、共通して身につけるべき知識や技能を養成するため、専門教育科目に学部基礎科目群を配置したうえで、専攻基礎科目群、専攻基幹科目群を配置する。
- ④ 経済学および社会学等の関連社会科学を体系的に学び、専門的な知識や技能を深めるため、専門教育科目に専攻展開科目群を配置し、経済学専攻では「金融・産業」「地域・国際」「公共経済・政策」「医療・社会保障」「観光・文化」の5つのコースを、現代社会専攻では「地域社会デザイン」「メディア文化デザイン」「ライフデザイン」の3つの領域を設定する。
- ⑤ 学部を越えた文理融合の学びを促すため、専門教育科目にクロスオーバー科目群を配置し、他領域の科目を厳選して配置する。
教育方法
学生が体系的に学びを進めるなかで、各科目の到達目標に達し、ディプロマポリシーに示す能力等を修得できるよう、次のように教育を行う。
- ① シラバスや履修の手引き等に、カリキュラムマップや科目の到達目標・授業計画等を明示し、学生に履修・学修の指導を行うことで、学生の体系的な学びを促進する。
- ② 多様な授業形態のなかから、各科目の到達目標・内容に適した形態で授業を行うことで、学生の理解を促進する。
学修成果の評価
ディプロマポリシーに示す能力等の修得度合としての学生の学修成果は次のように評価する。
- ① ディプロマポリシーに則した到達目標や成績評価方法を科目ごとに設定し、シラバス等で明示したうえで、成績段階を決定する。